股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

愛唄-約束のナクヒト-

2019年07月07日 15時14分22秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2019年1月25日
監督:川村泰祐
出演:横浜流星,清原果耶,飯島寛騎,成海璃子,中山美穂,富田靖子,財前直見
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誰かを好きになることもなく、毎日をやり過ごしてきたトオル(横浜流星)はある日、余命宣告を受ける。失意の中で、旧友の元バンドマン・龍也(飯島寛騎)との再会と一編の詩によって、トオルは人生を全うし、恋をしようと決意する。自分を変えてくれた詩の作者を探す彼は、凪(清原果耶)という少女と出会うが、彼女はある秘密を抱えていた。
「キセキ」「扉」「遥か」などのヒット曲で知られるグループ「GReeeeN」が、「愛唄」を題材にして作り上げた脚本を映画化したドラマ。彼らが曲に込めた思いを背景に、さまざまな愛の物語が展開する。メガホンを取るのは『海月姫』『ガールズ・ステップ』などの川村泰祐。主演は、「キセキ」の誕生秘話を描いた『キセキ -あの日のソビト-』でメンバーの一人を演じた『兄友』などの横浜流星。

GReeeeNのヒット曲「愛唄」を題材にして作り上げた脚本を映画化した作品。観終わってから振り返ると「愛唄」の歌詞ってこんな話なのか??と疑問に感じるくらいの不自然さを感じました。内容はよくある余命僅か系のお話です。横浜流星と清原果耶のフレッシュな演技がとても光っていましたが、内容がツッコミどころが多くて感動できませんでした。元女優と偶然出会ったり、同級生と偶然出会ったり、好きな詩人と偶然出会ったり…と詰め込み過ぎ。成海璃子演じる元女優がヒロインなのかと思いきや、途中で急にフェードアウトしててしまった…。主人公のトオルも詩人の凪も深刻な状態なのに平気で外出して朝方まで海岸で過ごすなんて何を考えているのだろうか。凪の両親がいくら言ってもトオルは凪を無理に外出させる…おいおい、ダメだろうが(笑)難病のわりには皆元気な方だよね…!?「毎日に夢中だから息してることさえ忘れるんだ」という繰り返し出てくる言葉がちょっとしつこく感じてしまった…。キャストが良いだけに脚本の酷くて勿体ないと思いました。
泣ける=病気モノっていう安易な考えで脚本を書いたGReeeeNのメンバーたちは反省していただきたい!ていうか、せめてエンディングではGReeeeNの愛唄を聴きたかったよ(笑)

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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