股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ザ・キラー

2023年11月11日 13時40分05秒 | 映画評論サ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年11月10日
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:マイケル・ファスベンダー,ティルダ・スウィントン,アーリス・ハワード

暗殺を生業とする男(マイケル・ファスベンダー)は、いかなるときも完璧に任務を遂行してきた。しかし、あるミスによって窮地に立たされ、命を狙われる身となってしまう。彼は雇い主ばかりか、自分自身にさえあらがいながら、国境を越えて追跡劇を繰り広げていく。
『セブン』『ゴーン・ガール』などのデヴィッド・フィンチャーが監督を務めたサスペンススリラー。あるミスにより窮地に立たされた暗殺者が、世界各地で追跡劇を繰り広げる。主人公の暗殺者を『X-MEN』シリーズなどのマイケル・ファスベンダーが演じ、オスカー俳優ティルダ・スウィントン、フィンチャー監督作『Mank/マンク』などのアーリス・ハワードのほか、チャールズ・パーネル、ソフィー・シャーロット、ケリー・オマリーらが共演。

監督デヴィッド・フィンチャー、主演マイケル・ファスベンダーなら観ないわけない。完璧な殺し屋の男が、あるミスによって命を狙われ、復讐に燃える物語。デヴィッド・フィンチャー監督作品らしさが伝わる、暗くジメジメした空気感にゾクゾクさせられました。殺し屋の男の復讐劇なのですが、何かの映画で観たことがあるような話でした。展開としては淡々としていて、やっていることは同じことの繰り返し。この映画の見せ場はどこなのだろうかと思うくらい淡々とし過ぎていましたし。登場人物の背景や、組織の全貌も見えてこず…。そもそも2回目の殺しからは完璧な殺し屋が、最初にあんな単純ミスを犯すだろうか。ただ、主人公の言動を見ていると、どんな完璧な人間でもミスや弱い面を持ち合わせているということを感じました。ストーリーよりも、スタイリッシュな映像や音楽を楽しむ作品かもしれません。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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