京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の迷惑、大阪の無駄使い」

2020-11-02 09:19:02 | 時計修理

11月2日月曜日。朝日新聞社の涙雨、雨。ざまあみろ!と思う。第二次大戦後に戦争をあおった罪で消えているはずの新聞社。

公明党山口代表の大阪入りをスクープした?ABC朝日放送。まず情報を朝日新聞社に渡してあおったのでしょう。維新と朝日新聞の密約があったという証明のような報道でした。新聞の記事では前回から維新ファンの「たむけん」を登場させるなどで早くから都構想をあおる。無関係な京都人は無駄な記事をしつこく読まされることになりました。

大阪朝日新聞の「銭もうけ」のはずが10億円と一緒に消えてしまった。その悔しさが記事の一面「僅差で大阪市存続」2面では「維新の夢 またも惜敗」これを日本語に訳すと「朝日新聞の夢 またも惜敗」と読む。悔しそうな記事でした。

がっかり感いっぱいです。「都構想」の記事が続いたことで京都に住む私たちの新聞離れが進みました。京都には京都新聞、毎日新聞だけでよい。

それにしても選挙費用の一日で消えた10億円。逆に暴政で大阪市民の負担がこれだけで済んだと思うか?

市民税を無駄に使われて悔し涙でいる市民が哀れです。この日、大阪のコロナ感染者123名。大切なことに眼をそらす維新と大阪公明党の悪政というのはこんなものなのだと思う。公明党はどうしても国政選挙で勝ちたかったのでしょう。まるでミニオンズ、強い者や極悪に魅かれるのだ。京都と大阪の公明党は同じようでも違うものだとわかった。

10億円で何ができるか?大阪人にとって金は命の次に大事。意外と他人の金には無関心なのに驚いた。

京都人は勇気、正義、三番目に命。そんな歴史がある。銭はその次の次でしょう。その順位でないとすばらしい伝統工芸品ができるわけがない。

とにかく今年はコロナ禍で年末のベートーベン第九演奏会も各地で中止。期待していた250年記念演奏会が消えました。

年末の第九演奏会は演奏者のサラリーマンのボーナスにあたります。おトラじーさん、おトラば~さんの稼ぎ時です。今年は年末年越しができるかね~?また、ホスピスやグループホームへの年末出張演奏会もすべてキャンセル。自分のお葬式で「おいらが死んだらバッハを演奏しておくれ~!」という。そんな患者さんにはコロナのワクチンができるまで頑張って!と励まししかない。

今年は時計の針が遅いね~!こんな一年は初めての経験です。

災難は続きました、昨日の選挙で文楽関係者の皆さんやら大フィル関係者、また音大の学生さん生活の不安を抱えている人たちはひと安心したところでしょう。それでもあの「10億円!あったらなぁ~!」と後々悔やむ大阪の年末になりそうです。

明日は「文化の日」文化ってなに?と聞きたくなるようなくだらない選挙でしたね~。今日も6時まで営業!ことしの時計はゆっくり進みます。ご理解くだされ~。

 

コメント
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