京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の占い」

2020-01-07 09:12:51 | 時計修理

1月7日火曜日雨。七草、明日は十日えびす、初薬師。今日庵の初釜の開催中。
全国からお弟子さんが上京に集まる日なのですがこの無粋の雨が残念です。

毎年、年始めに占いをやっています。これが年々辛くなってきました。
四柱推命占いは統計学のようなもので都合の悪い結果が出ます。
スマホの普及などで不要不急のアイテムの時計が商売の私です。

最近特に工房のお客さんの中に危ない人が増えたことを実感しています。
年末の不気味なクレーム。
「アナログの目覚まし時計がセットした時間に鳴らない、7時にセットしたら7時00分00秒になるのが当たり前だろ!不良品だ」
「ラドーの腕時計の針が時針、分針、秒針が微妙にずれる。不良品だ」
(修理工房に来て怒ることではないでしょう。メーカーに言え!)心の中でいう。
年始一番のダンヒルの電池交換の客。
「所詮代替えで使うダンヒルだ。電池交換料金1000円はわかるが消費税100円をまけろ!」
(リシュモングループのダンヒル。電池交換の市場価格を調べてから文句を言え!それなら大丸さんに行ってくれろ~)

こんなわけが分からないクレーム続きに追い打ちをかけるようにうんざりするような占いがでた。
私は1955年生まれの「九紫火星」なので時計の仕事星のめぐりあわせはよくない。
この星は芸術家が向いているそうですが日本メーカーが造る時計は実用品アイテム。
生まれた場所が悪かった?
カルティエ、ブルガリなどの芸術品とは程遠いのだ。

「お金はそこそこ入るが、そのお金を溶かす星も一緒のめぐりあわせの年」
要するに四苦八苦の年だという。
「働けど 働けど わが暮らし楽にならず じ~っと手を見る」手を見つめてため息が出るような啄木気分の一年を覚悟しました。

春と秋のお彼岸二回、盆暮れ、三回忌と長﨑まで行く。その葬式仏教費用に50万円は確実に飛んでいく。
先月何とか一周忌を済ませたばかりなのに今年3回忌とは早すぎるよ~!

健康運では昨年は眼科で白内障の手術。今年は口腔外科とドンピシャの占い結果。
明日水曜日に歯医者さんの予約を入れているが今年は歯の修理に長くかかりそうです。

現役時代の私は死んだアサリと言われていました。煮ても焼いても無駄。死んでも口を開かない。
ただし何とか口を開いたとして泥を吐くだけ~!ほっといてくだされ~。

明日水曜日は定休日。ブログはお休み。
工房は16時までの営業予定です。
京都の行事に地方からのお客様対応で待機しています。ご利用くだされ~!





コメント
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