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京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の餃子時間」

2018-06-11 09:14:19 | 時計修理

6月11日月曜日。「入梅」
時の記念日のイベントも新幹線事故、トランプと車の暴走の話題にさらわれてひっそりと終りました。
そのうち「時の記念日」は太秦広隆寺の丑祭りと同じように忘れ去られることでしょう。

昨日は餃子宴会でした。京都人の餃子好きは有名です。
長崎から進学してきたころ同級生は王将の餃子(さめこ)と読んでいたくらいなのでずいぶん成長したものfだと感心する。
大学一回生の京都間違いは多い。
「太秦」をなぜか(だいだい)と読む。蚕ノ社、帷子ノ辻など理数系学生のボンクラ頭ではとてもこなせないものです。

今日は入梅。
時計と雨傘は昭和時代から平成には価値観が急降下したアイテムです。
時計は3000円くらいから売っている使い捨て消えモノ商品です。
雨傘はコンビニ・ビニール傘に替わり同じく使い捨てアイテムになりました。

小学校に入学すると貴重品の雨傘の折りたたみ方を学習させられた想い出がある。
大き目の雨靴と傘をびくびくと使う一年生でした。ちょっと遅いと先生のびんたが飛ぶ。
傘を見るたびに複雑な思い出が湧いてくる。

昭和時代から同じように急降下したアイテムが韓国か?
朝鮮戦争の悲劇から驚異の復興スピードでで立ち上がった国。一時は世界中から尊敬された国です。
今の若い人たちはオヤジ世代のリスペクト感にピンとこないようです。
今やアベノお坊ちゃまから慰安婦詐欺で10億だまし取った嘘つきの国。
財閥系の富裕層がコントロールする賄賂社会の行く末に大統領が変わるたびに裁判が起きる。
この感覚の差が明日の米朝会談の行く末に無関心な若者世代でしょう。
いつまでも従軍慰安婦のレッテルをはられて写真まで露出され生活する苦痛は想像に絶する。
同じ人間ならそっとしといてほしいと思うのではないかと思う。

写真は佐藤青南著このミス大賞「ある少女にまつわる殺人の告白」
読了まで時間がかかった!読んでは閉じ、読んでは閉じの繰り返し。
テーマが「虐待」だけに子供の頃のつらい擦り傷に触れるような思い出がよみがえります。
物語りは私が育った長崎の言葉でストーリーが進むので50年前小学生時代の映像でよみがえる。これはつらいものです。
繁華街の浜町をハマノマチと読む。浜屋、大丸百貨店は浜屋、岡政だったね~。

父親が警察官で異動の度に学校で教員からいじめに遭う時代。いじめという優しい言葉よりひどい暴行を受けて育った。
親の職業がそのまま子供の位置づけになる時代だったとしか思えない。

転校直後にクラスに馴染めないでいるとビンタが飛ぶ。
転校当日、体操服を用意していないのに雨あがりの砂場で側転、前方転回をやらされる。それを教員は黙って見ている。
その後の授業は四月の寒い中濡れたズボンが情けなかった。
教員からのいじめOK!のサインなのだからスズメバチの巣に入ってしまったミツバチ状態でした。
よく死ななかったと自分を褒めたい。京都で育った人にはわかない卑劣な教育文化があるのです。

この本では虐待は連鎖するという。それで今でも長崎へ転校するお子様がいるなら教員の暴力に気を付けたい。
最近お墓掃除でどうしても現地入りをすることになったが浦上駅から長崎駅に近づくとびっしり汗が噴き出してきた。
お土産屋さんの文明堂カステラのお姉さんから変な汗かきオヤジが気持ち悪そうだ。眼を合わせてくれない。
いじめの問題は50年過ぎても光景がフラッシュバックすることでしょう。
大人になって解かる。あれは大人が無力な子供たちへの暴行でしかない。

京都へ進学してよかったと思えるのが問題を暴力で解決することを嫌う文化がある。
いわゆる声の大きさで問題解決の優先順位がきまることはない。
先ず入学するとオリエンテーリングの直後「問題」「差別の歴史」を学部関係なく教えられました。
そのおかげで暴力の連鎖が止められた。
ただし高齢化する程危ない!今までおとなしかった人が暴力、暴言が突然出てくる恐怖が40年以上も付きまとうのが虐待の悲惨さです。
「三つ目の国に入ったら眼をもう一つつけろ!ただし自分が二つ目だったことを忘れるな!」
日大問題の奥深さが見えてきます。

「あの~サメコを二人前ください!」「コォーテルリャンガー!」でなぜか期待のサメコでなくて出てきたのが王将の餃子だった。
京都の餃子の価値は時計と違って40年たっても変わらないもんだと感心した。

今日は市バスに乗り遅れないように18時55分で閉店します。
お早めにお越しくだされ~。




















コメント
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