リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

とんど焼き

2008-01-15 22:37:07 | Weblog
去年、入院していた身内の話だが、時々、食事の世話やら散歩に付き合っている。今日も一緒に近くにある神社近くを歩き始めた。何やらたき火をしている。
何やろうと近くに行くと、とんど焼き。しめ縄やら戎さんの笹などをドンドン燃やしていた。「寒いでしょう、あたっていって」と言われたのであたらしてもらう。暖かい!
お餅もそばに置いてある。とんど焼きで燃やして食べると1年中、厄除けのまじないになると聞いた事がある。
「お餅も焼いてくれるんですか?」
「ああ、これか、これはパックだけ、餅は入ってない」
(どういう事や、みせかけか、ケチ、焼いて、みんなに振る舞え)と言いたかったけれど、気の弱いリリオー「そうですか」と言っただけ。
そして思い出す。昔を。
何年か前の、とんど焼き。毎年、戎さんに行き、前の年の笹を返して新しいのと取り替える。でもその年は急に戎さんに行こうと言われ前年の笹を持って行かず詣った。
後日、戎さんが終わってから、この笹は詣った神社に返さなければと、急いで行った。
丁度、燃やしていた時間だった。「ああ、間に合って良かった」と胸をなで下ろし、遅れて済みません。持ってきました」と頭を下げて言ったら、「あ、入れて」「入れって、このたき火をしている、ここに入れるの?」「ああ、入れ」(あの、お祓いをして下さるとか、何か・・・)と言いたかったけれど声にならなかった。結局、集まった笹はお祓いをし清めて燃やすのではなく、ただ、たき火にして燃やすだけなんだ。急いで持って行くことない。家で燃やしても同じじゃないか、いや、家で手を合わして燃やす方が御利益があるんじゃないか。
ガックリ!した昔を思い出した。まあ、今日と同じくらいのガックリか。
そんなもんなんだな。解っちゃいるけど・・・風習というか何というか毎年、お世話になりましたと返しに行く。不思議だね。
REちゃんから、贈り物が届いた。リリオーの好きな純米酒。
福島県二本松市の純米酒。創業宝暦2年と書いてある。宝暦?調べてみると、日本の元号のひとつ、明和の前、1751年~1763年とある。凄い歴史のある酒屋さんなんだ。
早速、新鮮な魚を求めて飲む。旨い!幸せ!今日も飲み過ぎた。