田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ザ・クリエイター 創造者(The Creator)

2023年11月07日 15時25分38秒 | 日記

The Creator (2023) - IMDb

The Creator review – vast and exhilarating sci-fi actioner rages against the  AI machine | Movies | The Guardian

The Creator: Exclusive Featurette Showcases the Making of Gareth Edwards'  Sci-Fi Movie - IGN

 「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・脚本を手がけた近未来SFアクション。

2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが……。

「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが主人公ジョシュアを演じ、「インセプション」の渡辺謙、「エターナルズ」のジェンマ・チャン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイが共演。(映画.comより)

 

 

<2023年10月22日 劇場鑑賞>

 「ゴジラ」は海外で何度も映画が作られているけれど、その中でも2014年に作られた「ゴジラ」(アーロン・テーラー・ジョンソンが出てるやつね)の監督が、今回のギャレス・エドワーズ。今は細かい事情があってそう呼ばれることも減ってるようだけど、とにかく「ギャレゴジ」の起源となった監督。そんな彼が、今回AIをテーマに近未来の映画を作りました。主演はジョン・ディビット・ワシントン。元来は愛嬌溢れる青年だと思うのですが、今回は終始真面目顔で演じています。

 AIと人類が共存している近未来。それは上手くいはずだったのでしょう。しかし、力の均衡が少しでも偏ると、信頼関係は揺らぎます。基本的に、相手に対して恐怖心を抱く側面があると、負けるのが怖い側が、先に攻撃を仕掛けたりして均衡が崩れやすいですよね。「猿の惑星」新バージョンしかり、「X‐MEN」しかり。「スーパーマン」でも、基本はそうでした。ヒトはいつも”恐れる”ほうです。しかし、今回謀反を起こしたのはAIの方でした。監視しているつもりだった人類は大慌て。全面戦争へとなだれ込みます。

 と、設定こそ近未来ですが、基本は「愛」だったように思います。AIも感情を持ってしまえば、ヒトと同じ。目に見える部分で、ヒトより優れている能力があるように見えるだけで、結局思考回路が一緒になってしまいます。AI自体を子供にするなど、斬新な設定ではあるのですが、話としてはありがちなものになってしまったのではないかなぁ、というのが正直なところです。もちろん、Mr.ワシントンは熱演でしたし、その妻を演じたジェンマ・チャンも美しかった。女の子もかわいい上に本当に熱演でした。見てよかった映画ではありました。

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