田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

パリより愛をこめて

2010年05月30日 14時53分16秒 | 日記
確かにスキンヘッドのジョン・トラボルタは迫力ありすぎ。絵にかいたようなワルで別に新鮮さもない。だから、批評家の意見も厳しかったんでしょうね。

でも、私は楽しめました。これぞ娯楽作!

銃はあくまで大きく、ガンガンぶっぱなす。マフィアは悪い奴なんだから撃たれてどんどん死んでゆく。political effectもなにもあったもんじゃない。
もちろん、「そんなアホな」の連続なんだけど、そもそも映画は娯楽。たまにはこんな痛快娯楽作もいいんだろうと納得した次第。

ジョナサン・リース・マイヤーズもイメージを裏切らない演技。自分のイメージが固まるのをいやがる俳優さんもいるけれど、今回のジョナサンはきちっとイメージにはまっていてうまい!せつない愛も盛り込んで、こうでなくっちゃのジョナサン。好きだなぁ。

ちょっとやりすぎの感はあるけれど、とことん楽しむべし(笑)。
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月に囚われた男

2010年05月22日 23時18分04秒 | 日記
これって結構話題になってましたね、某映画祭で絶賛されたとか、監督はデヴィット・ボウイの息子で初監督作品だとか。
でも、デヴィット・ボウイをあんまり知らない私は(映画でちょっと見たことがある程度。「ベント」だったかな・・・。「地球に落ちてきた男」も、ちらっと聞いただけで実際は見てなかったりする)、「それがどうしたんよ」くらいに思ってました。

でも!実際、お話はよくできてました!なるほど~~、そういう展開か!とうなりました。
脱帽です。

最初はちょっぴり退屈で「ちょい眠いなぁ」な~んて思ってました。
でも、主人公のサム・ロックウェルが幻覚を見始めたあたりから、グググッと魅せる、魅せる。
「そりゃ、3年も一人だったら”シャイニング現象”も起きるわな」と軽い気持ちで見ていた私の負けでした(笑)。

でも、このルナなんとかっていう会社、それって犯罪よ。ダメでしょ、そんなことしちゃ。
人間性も尊厳もあったもんじゃない。絶対ダメだと思うなぁ・・・、いくら利益優先でも。


しかし、余計なお世話だけど、この「月の資源」も枯渇したら、次はどうするんだろ。
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2010年05月18日 09時10分47秒 | 日記
ネタバレあり


上映してる映画館も少ないし、かえって「どんな映画かなぁ」と興味をそそられてしまった映画。ティム・バートンもかかわったようなことも聞いたし。

一見、「ウォーリー」みたいかな、とも思ったんだけど、ちょっぴり「シザーハンズ」の風味も。話はどこかで聞いたような感じだけれど、「絵」はよくできてましたね。最近の3Dとはまた違った味で。
1~9の番号をつけた生き物(人形のような、そうでないような)が出てくるんだけれど、それぞれがわかりやすい格好をしている。狂人っぽくてよくわからない絵ばかり描いている「6」が縞々の服だったり(囚人服のよう)、大きな「3」(だったかな?)は力持ちだけれど、電気コードを頭にあててトリップしてたり。

それにしても声優陣の豪華なこと!驚きのひとことです。

最後は若い男女ペアと子供たち(?)が残るのはお約束。なんとなく安心できますものね。
そうならなかった「1」や「2」など、他のみんなが天国へ上がっていく様子は「フランダースの犬」でした。

美しい映画です。
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その土曜日、7時58分

2010年05月10日 09時03分55秒 | 日記
ネタバレあり

なんだかすごそうなタイトル。それにフィリップ・シーモア・ホフマンだし・・・ってことで、録画しておいてありました。期待してました。

で、結論から言うと、すんごいドキドキしました。怖かった~~。後半、うますぎる!
前半はね、「な~んだ、こいつら。犯罪を試みるには甘すぎる。バカじゃないの」な~んて思いながら見てました。金額こそ欲張ってないけど、ツメが甘いし、うまくいくわけないじゃん、なんて思ってました。
押しの強い兄と気弱な弟ということで、ちょっと「ウディ・アレンの夢と犯罪」を想起しながら鑑賞(実際はこちらのほうが先なのにね)。

しかし、後半、見せる見せる!どこの家庭にもある親子の確執から始まって、頭が切れたはずの兄の追い詰められよう、果ては父親が実は昔相当のワルだった・・・というオチまで。

ラスト近くの父親の行動は理解はできる、でも意外だった。でも気持ちはわからんでもないなぁ・・・。弟はどこへ行ったのかな。でも、ああいう意気地なしだからどっかで捕まるんだろうな。いや、案外ああいう奴ほどスルっと生きていけるものなのかな。
わかんないね。これも、この映画の持つ味のひとつか?

映画が終わる頃は、「監督、誰?」って肩で息をしながら思ってました。そしたらシドニー・ルメットじゃないですか!!あぁぁぁやられた~~。
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ウルフマン

2010年05月03日 17時48分40秒 | 日記
可もなく不可もない映画でした。いたって普通~~。

人狼に変身するところや変身後の姿はさすがの技術でしたが、最近は目を見張るような技術はしょっちゅうですからね、べつだん感動もしないわけです。

それにしても、アンソニー・ホプキンスはさすがの名演技、地味だと思っていたエミリー・ブラントも思いのほか美しい。そしてベネチオ・デル・トロ!
彼の渋さはどうでしょう。さすがは「目で妊娠させる男」という異名を取るだけのことはありますね。なんとも言えない視線。あれじゃエミリーじゃなくても耐えられないでしょう(笑)。

一度見つめられてみたい、な~~んて思ったのでした。
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