田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(Expend4bles)

2024年01月30日 17時13分09秒 | 日記

Expend4bles' poster introduces Megan Fox, 50 Cent, more - UPI.com

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 シルベスター・スタローンを筆頭にアクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾。

自らを「消耗品」と名乗り、CIAから依頼される数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスは、CIAからの新たな依頼にこたえるため、かつての相棒であるリー・クリスマスを訪ねる。バーニーと再び組むことを決意したリーがエクスペンダブルズのアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間たちに加え、新たなメンバーも顔をそろえていた。新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものだった。

スタローン、ステイサムのほか、シリーズレギュラーキャストではドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアも出演。カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアらが新たに参戦した。メガホンをとったのは、「ネイビーシールズ」「ニード・フォー・スピード」のスコット・ ウォー。(映画.comより)

 

 

<2024年1月8日 劇場鑑賞>

 早々に見たのに、いまごろ感想書いていることに自己嫌悪。ちゃんとしないとなぁ。

 しかし、シリーズ最初の頃ほど見てて燃えなかったな。話は平坦で先が読める感じだし、存在感あるアンディ・ガルシアも引っ張り出したけど、最初からうさんくさいし。若い人たちが活躍しているのは見てて楽しいけれど、だからといって、ラルフが老眼で的をはずして責められる、とか、そういうシーンはできれば見たくない。若いファンは抵抗ないかもしれないけれど、往年のファンは、アクションスターはやっぱりアクションスターであって欲しいのです。個人的には、最後はセルフパロディーばっか出てたヴァン・ダムなんかは少し悲しかった。もちろん体力は衰えるから、無理して見栄張る必要はないけれども、ことさら笑いのネタにされることもないかなぁ、と思います。

 ミーガン・フォックスが決めてましたね。若い頃より美しくしなやかになって、魅力的でした。ステイサムは、トランスフォーマー・ガールがお好き? 

 アジアのアクションスターが揃っているのにも興奮しました。トニー・ジャーとイコ・ウワイスが揃って出てるのは初めてでは?ここにやっぱりリー・リンチェイがいて欲しかったです。彼は今、どうしているのかな。好きだったのに。もう少し若い頃に、夢の中でデートしたことも(笑)。

 世界が滅びるかもしれない”大変なもの”を危険な目に遭いながら取り返す(あるいは奪還する)というのは、「ミッション・インポッシブル」や「マーベルズ」(ちょっと違うかもだけど)など、よく聞く話のようにも思います。まぁエクスペンタブルズは元来そういうミッションを請け負うものなんでしょうけれど。ちょっとここらで、ガラッと趣をかえてほしいところですね。

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コンクリート・ユートピア(콘크리트 유토피아)

2024年01月25日 18時11分24秒 | 日記

콘크리트 유토피아 - 나무위키

노컷 리뷰]인간에 관한 세련된 풍자와 질문 '콘크리트 유토피아' - 노컷뉴스

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 大災害により荒廃した韓国・ソウルを舞台に、崩落を免れたマンションに集まった生存者たちの争いを描いたパニックスリラー。

世界を未曾有の大災害が襲い、韓国の首都ソウルも一瞬にして廃墟と化した。唯一崩落しなかったファングンアパートには生存者が押し寄せ、不法侵入や殺傷、放火が続発する。危機感を抱いた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放して住民のためのルールを作り“ユートピア”を築くことに。住民代表となったのは902号室に住む職業不明の冴えない男ヨンタクで、彼は権力者として君臨するうちに次第に狂気をあらわにしていく。そんなヨンタクに傾倒していくミンソンと、不信感を抱く妻ミョンファ。やがてヨンタクの支配が頂点に達した時、思いもよらない争いが幕を開ける。

「非常宣言」のイ・ビョンホンが支配者ヨンタク、「マーベルズ」のパク・ソジュンがミンソン、「君の結婚式」のパク・ボヨンがミョンファを演じた。監督・脚本は「隠された時間」のオム・テファ。(映画.comより)

 

 

<2024年1月7日 劇場鑑賞>

 この作品を鑑賞したのは能登の大震災の記憶も冷めやらぬ1月7日。しかし冒頭から、ニュースで連日目にしている景色とほとんど違わぬ壊滅状態の街並み。恐ろしかったのと当時に”これは・・・公開がもう少し先だったら、公開中止になっていた映画だな”と思いました。

 映画では、具体的に何がどう起きて街が壊滅したのか、詳しいことは語られません。とにかく、主人公たちは朝起きて窓の外を見ると、すべて崩壊していたのです。なぜかポツンと立っているマンション。何らかの理由で1件だけ倒壊しなかったのですね。当たり前ですが、助かった人々はこのマンションに避難してきます。そのうち人でいっぱいに。

 しかし、どうやらこのマンションは、高価ではない類のマンションだったようで、近くにある高価なマンションに住む人々は、普段から彼らをバカにしていた模様。そういう人たちは、避難させてもらっていても大口をたたいたりもします。それに対する反感もあり、やがて住民たちは限りある資源を守るために団結。よその人を排除します。この時、成り行きでリーダーになったのがイ・ビョンホン。人々をまとめていたのは女性局長だったのですが、やはり彼女は細かい事務担当ということで、男性リーダーを立てたのです。

 一致団結してしまうと、狭い世界でもそれなりに楽しめ、みんなわりと仲良くやれます。しかし、食べるものなどは尽きて来ますから、連日若くて体力のある男たちが何人か連れだって捜索に出ます。自販機を見つけたり、雑貨を見つけたり。しかし、所々に生き残っている人たちもいて、争いになったりもします。当然ですが、物資は尽きて来るので、どんどん遠征距離は長くなります。

 そうこうしているうちに、長く留守をしていた住民の若い女性が帰って来ました。しかし、ビョンホンの住んでいる部屋の女性なのに、叔父だと言うビョンホンを知らないと言います。皆は「長く会ってないから忘れたのよ」と軽くいなしますが、常に「他の住民とも仲良くやるべき」と主張していた女性だけが疑いの目を向けます。この女性は看護師なのですが、こんな緊急事態でも理想論者で、「みんなで生き残れる道があるはず」とか言って数人をこっそり匿ったり(これこそ逆に差をつけてると思うが)と「自分は正しい」正義面タイプ。こんな非常事態では、きれいに収まるのであれば、私はビョンホンみたいな人も必要悪だと思うのですが。まぁしかし彼女のおかげでビョンホンの化けの皮がはがれたのも事実なわけです。そんな必要なかったかもだけど。

 それにしても、なんでこんなに救助が来ないのかと不思議に思いました。待てど暮らせど誰も来ません。国ごと壊滅したのか、そんなことがあり得るのか。わからないけど。お話自体は、怖い集団心理が働いたりと、まぁよくある話の範疇でさほど斬新な話ではないと思いました。個人的には終盤にビョンホンが放った「雌鶏騒げば家庭が壊れる、だな」という台詞がウケました。言い回しは多少違うかもしれません。でも、韓国にはこういう言葉があるのか、と妙に印象に残りました。

 「マーベルズ」でイケメン王子を演じていたパク・ソジュンが、それとわからないほど普通の人になりきってました。あと、女性局長を演じた女性、絶対見たと思ったら「三姉妹」で長女を演じていた女性です。キム・ソニョンですね。

 ま、映画は個人的にはDVDでもいいかと思います。

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ラ・メゾン 小説家と娼婦(La maison)

2024年01月23日 17時33分19秒 | 日記

La maison 映画 動画配信 ネット 視聴

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 身分を隠して、2年間、娼婦として 活動した気鋭の女性作家エマ・ベッケルの自伝小説『La Maison』。大胆すぎる取材方法にフェミニストから激しく批判も浴びるが、同時にアンダーグラウンドで生きる女性たちのリアルな姿が大きな共感を呼び、世界 16ヵ国で大ベストセラーに。完全映画化に向けて、主人公に抜擢されたのは小栗康平監督作『FOUJITA』(15) のユキ役や、セドリック・クラピッシュ監督『パリのどこかで、あなたと』(19)等で日本でも知られ、ファッションモデ ルとしても人気急上昇中のアナ・ジラルド。パリの老舗キャバレー「クレイジーホース」で2ヶ月間トレーニングを行い 本作に体当たりで挑んた。監督には原作者からの強い希望で『ワンダーボーイ』(19)で熱い注目を浴びる気鋭の女性監督 アニッサ・ボンヌフォンが起用され、圧倒的なリアリティを持って衝撃の実話を映画化することに成功した。

 フランスからベルリンに移り住んだ27才の小説家エマは、作家としての好奇心と野心から娼婦たちの裏側に惹かれてゆく。そして、大胆にも彼女たちの実情を理解するために、有名な高級娼館“ラ・メゾン”に娼婦として潜入する。危険と隣り合わせの女性たちの日常、そして孤独や恋愛の尽きない悩み…。そこでの日々は、エマにとって新たな発見に溢れていた。そして2週間のつもりが、いつしか2年もの月日が流れてゆく。
果たして、エマがその先に見るものとはー。(映画公式ウェブサイトより)

 

 

<2024年1月7日 劇場鑑賞>

 親の敷いたレールに乗ってお堅い仕事をしている私は、実はこういう世界に早くから興味がありました。若い頃はチビデブ(今でもチビだが)だったのと、常に親に批判されて育っていたこともあり自分にまったく自信がなかったことで、行動に移す勇気が持てなかったのですが、自分が生きてる”虚偽の世界”よりも、ずっと女性たちが魅力的で、きっと人間的に深い人ばかりなんだろうな、とか考えていました。映画を見るようになってからは、それが確信に変わるほど、映画では常に女性たちが魅力的でした。いろいろな事情でその業界にいる女性たちは、人のことを詮索せず、しかし互助精神に満ちていて、前向きで、思いやりに溢れているのでした。私はすっかりおばあになりましたが、実はまだちょっと憧れています。需要はないでしょうが(笑)。

 で、この映画です。映画ですから、娼館に潜入した女性作家は若くて色っぽい美人です。これだけの女性、人生なんだってできるでしょうね。きれいだから男性もいいなり(?)というか警戒しないだろうし。娼館は予想に漏れず、同僚の女性たちは味のあるいい人ばかりで、昔人気があっただろうけれど今は引退している中年女性が、お料理など皆の世話をしていました。年輩女性もいて、彼女はぶしつけな客に帰るよう強く言ったりしてました。衣類にアイロンかけたりしていたかな。彼女がオーナーかもしれません。作家先生が、2週間のつもりが2年になった、というのもわかる気がしました。全然違う世界ですものね。

 女性客もいました。なるほど、そうですよね。私もチャレンジできるかな、と思いました。でも、高価なんでしょうね(当たり前だ)。主人公は、フランス女性だったので、余計に重宝されたみたいです。日本だけじゃなくてヨーロッパでも、フランス人って箔が付くのですね。

 やっぱり、きれいな女性が出て来る映画って、見ていて楽しいです。神秘的だし、大人だし。ちょっとリラックスしたい人にお勧めです。

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枯れ葉(Kuolleet lehdet)

2024年01月19日 14時13分17秒 | 日記

KUOLLEET LEHDET / FALLEN LEAVES / 枯れ葉 | 映画 ポスター, 新作映画, 映画

枯れ葉』日本版予告編&ポスターが解禁! | Fan's Voice | ファンズボイス

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 2017年、『希望のかなた』のプロモーション中に監督引退宣言をし、世界中のファンを悲嘆に暮れさせたアキ・カウリスマキ。それから6年、監督カウリスマキはあっけらかんと私たちの前に帰ってきた。可笑しみと切実さに満ちた、最高のラブストーリーを連れて。
新作『枯れ葉』の主人公は、孤独さを抱えながら生きる女と男。ヘルシンキの街で、アンサは理不尽な理由から仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらもどうにか工事現場で働いている。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も知らないまま惹かれ合う。だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。果たしてふたりは、無事に再会を果たし想いを通じ合わせることができるのか? いくつもの回り道を経て、物語はカウリスマキ流の最高のハッピーエンドにたどりつく。(映画公式ウェブサイトより)

 

 

<2023年1月3日 劇場鑑賞>

 カウリスマキ監督が引退宣言していたなんてちっとも知らなかったし(聞いたけど忘れてるだけなのかもしれない)、今回あっけらかんと再登場したんだと言うことも、この作品の紹介で知りました。なんか来ないな、とは思っていたけれど、もう若い頃ほど働く必要もないだろうし、のんびりやっているのだろうと思ってました。

 しかしこの度、過疎県和歌山にもミニシアターができたと聞き、早速調べたところ、1月はカウリスマキ監督月間!12月の「アアルト」などは見逃してしまったけれど、若い頃よく見たカウリスマキ監督は逃すまいと、お正月休みに行って来ました。スタッフの皆さん、年頭からお疲れ様です。

 作風はちっとも変ってませんでした。相変わらず、ギリギリの生活の市井の人たち。美人や美男が出て来るわけでもなく、舞台は場末の酒飲み場か安アパート。不器用な男女がすれ違いながらもどうにかこうにか、愛を確かめ合う。そんな感じの映画です。でも人生って、そんなものですものね。お金持ちなんて、ほんの一握り。美男美女だって、そう。若い頃、日本酒好きの監督が日本に来た折、夜に帰らなくてスタッフが必死に探し回ったら、一升瓶を抱かえて電柱にもたれて寝ていた、そんな話も聞いたことがあります。大男なのに、電柱って(笑)。(この逸話、アキではなくてミカだったらごめんなさい。)成功しても庶民。こういう人、好きです。友人にこういう人がいると、私自身は振り回されるタイプなのですが、でもその才能に惚れそう。

 ミニシアターでは、監督の他の作品も随時上映していました。見た作品もあるのですが、もう一度行きたいと思っている間に1月が終わりそうです。2月は「カール・テオドア・ドライヤーセレクション」が始まります。無声映画って、見たことない。必ずもう一度行こうと思っています。

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PERFECT DAYS

2024年01月18日 18時10分30秒 | 日記

Perfect Days (2023) - IMDb

ヴィム・ヴェンダース監督『Perfect Days』ティザービジュアル&メインキャスト解禁! | Fan's Voice | ファンズボイス

「PERFECT DAYS」より。 - 石川さゆり、ヴィム・ヴェンダース監督×役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」で居酒屋のママに ...

 

 「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。

東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみであり、人生は風に揺れる木のようでもあった。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていく。

東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。共演に新人・中野有紗のほか、田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら。カンヌ国際映画祭では男優賞とあわせ、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。(映画.comより)

 

 

<2024年1月1日 劇場鑑賞>

 役所さんは、うまい。この映画はほとんどそれだけで見せてゆく。「どんなに単調に見えても、充実している人生ってあるんだよ」と。

 しかし、個人的には、それはあなたにそれだけの裏打ちがあるから、と私は思いました。父親との確執はあるようでしたが(きちんと描かれない)、かなり裕福なおうちに生まれ、相応の教育を受けて来たようです。だからこそ、何気ないものを写真に撮る趣味を持ち、洋楽を聞いて育ち、当時高かったはずの洋楽のカセットテープをいくつも持っているのです。何があったのかは描かれませんが、今そうやって余裕を持って質素な生活に満足できるのは、充分すぎる過去を持っているから。

 それより、ちょい貧乏な若者を演じた柄本時生に共感しました。女の子に冷たくされても必死に付き合おうとしている悲しい姿や、デート代にも事欠く生活、役所さんが持っているテープは高く売れても、自分は何も持っていない現実。そんなもんです。なにか売れるものでもあればお金に換えるのに、と思うような貧乏人は、そもそもそんなもの持ってないんです。わかるわ~。で、結局女の子も、若いのに「カセットの音って、好きかも」なんて言っちゃって、やっぱり育ちのいい物静かなおじさんに惹かれるんですね。結局そこか~って感じでした。そんなものよね。

 役所さんを訪ねて姪っ子がやってくるのだけれど、窮屈な家から逃げて来たらしい彼女はしかし、突然来ておいて「遅い!こんな時間までどこ行ってたの」とスナックでほろ酔いだった役所さんに、アパートの外でいきなり怒鳴ります。口の利き方に驚きました。彼は気楽だから一人暮らしをしているのです。勝手に来ておいて、年長のおじさんになんて口のききかたですか。でも、役所さんはなにも責めません。いいことなのかなぁ、と思いました。貧乏なんて知らないこのお嬢は、一時おじさんとトイレ掃除なんかして自由を味わい(味わった気になって)、やがて迎えに来た母親(役所さんの妹)と帰って行きます。運転手付きの車でやって来るんだもんねぇ、驚きです。そこでお父さんの具合が悪いと聞いても、役所さんは行きません。まぁいろいろあったのでしょうね。

 ヒネた感想ですみません。不快だった人、本当にすみません。

 それにしても、東京っていろんなトイレがあるんですね。さすがにおしゃれだと思いました。そして、役所さんのように、常に丹念にお掃除してくれる人がいたら、最強ですね。東京へ行くことがあれば、公衆トイレを使わないとですね。

 

 

コメント (4)
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