78年の時を隔てた2枚の写真。いずれも行幸橋の上から坪井川長塀前を眺めた写真である。上の1枚は桜見物で賑わう一昨日の写真。下の1枚は昭和14年、当時も桜の名所であった長塀前を写した絵はがき。今日の長塀前とは違う桜の木の群生が目につく。時は、戦争が迫り、軍靴の音高くなっていた頃。その頃も熊本の人々はここで桜見物を楽しんでいたのだろう。つい先日、ある先輩と話していたら、その先輩がたまたま昭和14年生まれで、「あの『風と共に去りぬ』が作られた年ですよ。そんな国と戦争するなんて・・・」と言われたのが印象的だった。
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熊本もやっと桜が満開ですね。健軍の親からも自衛隊どおりの桜の写真がメールされてきました。
ところで、この写真の比較興味深いです。特に戦前のものでちょうど消失点にあたる建物は何でしょう?三角屋根のようにも見えます。熊本市役所の場所だと思いますが。昔の市庁舎でしょうか?
古写真の前方に見えるのは市役所の旧庁舎です。
坪井川は度重なる洪水と河川改修で、だいぶ姿が変わっていますが・・・