佐々木瑞枝『外国語としての日本語』(講談社現代新書、1994年)
仕事を辞めたら何をするか、最近いろいろ書き出している。もちろん固い決意でやろうと考えているものばかりではなくて、やれたらいいな、やってみたいな程度のものも書き留めている。
その中の一つに日本語教育の資格を取るというものがある。最近は日本に来る外国人が非常に多いので、仕事にするとかでなくて、ボランティアで教えるということでも、機会があるのではないかと思う。
じつは私が住んでいる街の最寄り駅の文化センターみたいなところに、日本語教室というのもあって、ボランティアで教える人を募集していたこともあったのだが、やってみる勇気もないうちに、教室自体がなくなってしまった。あまり生徒がいなかったのだろう。だが、この辺のスーパーでも外人さんがパートをしている姿を見るし、けっこう外人さんもいるようだ。
およその外観を、と思って、この本を開いてみたのだが、けっこう大変。この人も何度も書いているが、日本語文法というのは、私たちネイティブはまったく意識しないから、これは…なのに、こちらは○○なのはどうして?と聞かれても答えられないことが多い。そもそも形容詞の使い方だって、これこれの規則がある、というように、人に教えられるような知識を持っていない。
やっぱり難物は動詞だ。これはどの言語でも同じことだと思う。フランス語だって、過去分詞はer動詞は簡単だが、不規則動詞は一つづつ覚えるほかない。
この本は、実際に外国人学生に教えてきた経験をもとに書かれており、いろんなケースがエピソード的に挙げられているので、よけいに大変だなと思ったのかもしれない。
日本語教師の資格は、教員養成の大学を終了するか、文部科学省かなんかの試験を受けて合格する、かのどちらかである。試験を受けるのに、多くの人が民間の養成機関(専門学校みたいなところ)に通っているのだろう。合格するまでに100万円近くいるのだろうか。そんなお金はないから、独学でやるか…
仕事を辞めたら何をするか、最近いろいろ書き出している。もちろん固い決意でやろうと考えているものばかりではなくて、やれたらいいな、やってみたいな程度のものも書き留めている。
その中の一つに日本語教育の資格を取るというものがある。最近は日本に来る外国人が非常に多いので、仕事にするとかでなくて、ボランティアで教えるということでも、機会があるのではないかと思う。
じつは私が住んでいる街の最寄り駅の文化センターみたいなところに、日本語教室というのもあって、ボランティアで教える人を募集していたこともあったのだが、やってみる勇気もないうちに、教室自体がなくなってしまった。あまり生徒がいなかったのだろう。だが、この辺のスーパーでも外人さんがパートをしている姿を見るし、けっこう外人さんもいるようだ。
およその外観を、と思って、この本を開いてみたのだが、けっこう大変。この人も何度も書いているが、日本語文法というのは、私たちネイティブはまったく意識しないから、これは…なのに、こちらは○○なのはどうして?と聞かれても答えられないことが多い。そもそも形容詞の使い方だって、これこれの規則がある、というように、人に教えられるような知識を持っていない。
やっぱり難物は動詞だ。これはどの言語でも同じことだと思う。フランス語だって、過去分詞はer動詞は簡単だが、不規則動詞は一つづつ覚えるほかない。
この本は、実際に外国人学生に教えてきた経験をもとに書かれており、いろんなケースがエピソード的に挙げられているので、よけいに大変だなと思ったのかもしれない。
日本語教師の資格は、教員養成の大学を終了するか、文部科学省かなんかの試験を受けて合格する、かのどちらかである。試験を受けるのに、多くの人が民間の養成機関(専門学校みたいなところ)に通っているのだろう。合格するまでに100万円近くいるのだろうか。そんなお金はないから、独学でやるか…