ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

ランドセル is ヤマヨシ ~“6年間の革いい友だち” (平野の元気もんシリーズ)

2016-07-04 | 平野の元気もん
   ランドセル is ヤマヨシ ~“6年間の革いい友だち” 
                       (平野の元気もんシリーズ)

              

 大阪市平野区モノづくりの町、加美鞍作にランドセルを製造・販売している会社がある。
 山佳隆祥さんが代表を務める有限会社ヤマヨシさんである。
 職人である、お父様が1961年に創業し、ランドセルの製造を始められたという。
 加美鞍作には古代、馬具を作っていた鞍作氏がいた。
 この匠集団の「モノづくり」のDNAは、今、ランドセルにも受け継がれている。

               

 大手メーカーの大量生産では対応しきれない、「すべて、手作り、手作業での製造」。
 小さな会社だからこそできる、きめ細かい、丁寧なモノづくりにこだわっている。
 そんなヤマヨシさんの最大のこだわりは「クレームの来ないモノづくり」にあるという。
 「お買い上げ後、故意による破損以外はすべて、無料で修理します。」とされているのも、その表れなのかもしれない。
大手メーカーにできない、きめ細かいサービスも魅力だ。

 革(牛革)へのこだわりも半端ではない。
 人工素材で、機械縫いが主流の業界にあって、キズあり、目ありとロスが多くとも品質の良い革が中心である。
 宣伝は口コミとネットが主。CM料が原価に上乗せにならない分、廉価で提供できている。

 普段は温厚でシャイな、お人柄の山佳さんだが、「手にとって触ってみると、良さがわかります。」、「本物のランドセルは6年間、使ったら、わかります。」と力説されるあたり、自信の程を垣間見る。

 また、「思い出工房」と銘打って、6年間、使用したランドセルをミニチュアランドセルにリメイクするサービス(10,000円)もされている。
 これは嬉しい。
 私だって、「あのランドセルはいったい、どこへ行ってしまったのだろうか?」と今にして思うからである。

               

               

               

 「今年のトレンディカラ―ですっ!」と山佳さんが“キャメル色”のランドセルを持ってこられた。
 確かに、お洒落なカラ―。男女兼用でいけそうである。

               

 「ここも、こだわりです。」とプラスティックから、ステンレスに素材変更した「ナスカン」を示された。
 6年間使用に耐えられるように細部への配慮が覗えた。

               

 また、山佳さんは社会貢献活動にも積極的だ。
 毎年、児童養護施設や社会福祉事業団にランドセルを寄贈されている。
 昨年は大阪はもとより、福島に至るまで、160個のランドセルを寄贈された。
 恵まれない新一年生に何よりのプレゼントになっただろう。

 オーダーメイドの本革使用で39,000円からと市価より、かなり格安で値引きもされるとか。
 

 下記の加美鞍作の会社まで御来店いただけいて、実際、お手に取ってご覧くだされば、本当の良さがわかりますとのこと。
(金曜日定休、土日OK)tel.06-6792-6514
 

 詳細地図はこちら

 

 

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