ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

今井町発・平野郷を着物で歩こう! Vol.2

2015-02-22 | 平野を着物で歩こう!
今井町発・平野郷を着物で歩こう! Vol.2

              

 町あるき・午前の部を終えた、今井町と平野の参加者一行は、サンアレイ商店街の和食処「六ヶヶ屋(ろくろくやや)」で昼食。
 変わった名前のお店だが、由来は「食事というものは、五感を全て使って味わうもの。その五感もさる事ながら、その次の第六感を目指したい」ということから。
 この日は人数が多く、全員入り切れないので、向いの姉妹店「カフェ・ラック」と分散した。もちろん、メニューは一緒。

              

              

              

              

 お腹を満たした一行は全興寺に向かう。

              

              

 全興寺・おも路地2Fにて、「交流会」をもった。
 「今井町町並み保存会」若林会長と全興寺ご住職で、「平野の町づくりを考える会」の川口事務局長。
              

 平野映像資料館館長の松村さんの映像とお話から始まった。

              

              

              

              

 今井町は国から「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、約500軒に及ぶ江戸時代の町家が残る全国的に有名な地域。
 中世には「海の堺か、陸の今井か」と云われ、平野と共に環濠自治都市として、栄えた。
 その見事に保存された町並みは、外から見ると、完成された町並みにみえる。
 その今井町から、何故、平野に研修に来られたのかと殆どの人が疑問に思っていた。
 若林会長は今井町をクラシックカーに例えて、維持管理する難しさを説く。
 「完成型の町は、放っておいたら、衰退していく。
 規模の大小に拘わらず、今現在、活発に活動している地域が先駆的な地域だと思う。
 平野のまちづくりのエネルギーを感じ取りたい。」とおっしゃった。

 昔の町並みを保存してきた点では似通っている両町であるが、人通りの少ない静かな雰囲気の今井町と生活臭いっぱいの平野とでは対照的な町といえるのかもしれない。
 ただ、自治都市の歴史、DNAがそうさせるのか、「行政には組みしない」という、独特の気概には共通点も多い。

 ディスカッションの中では相違点もあったが、「観光地化を望まない。あくまで、そこに住む住民が楽しく快適に暮らすことが第一。」という点では一致したように思う。
 
              

              

 全興寺・おも路地一階スペースでは土曜・日曜に「遊びの空間」がオープンしている。 子育て支援ボランティアグループと近所の子どもたちのたまり場で、「あそび縁日」と称して、 街頭紙芝居、手作りおもちゃ、どろだんご、あそび唄、バイゴマなどいろんな遊びが週ごとにやってくる。
 「今井町にはない企画だ」と、今井町の方も感心されていた。


              

              


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-02-26 00:04:36
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