ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

平野郷夏祭り 2015 Vol. 1 ~神輿足洗いから宮入

2015-07-13 | 平野の伝統行事
平野郷夏祭り 2015 Vol. 1 ~神輿から宮入

862年この地域を荘園として有していた坂上当道(征夷大将軍・坂上田村麻呂の孫)は氏神として京都祇園八坂神社より“素盞嗚尊”(スサノオ)を勧請し社殿を創建、これが杭全神社の始まりとされている。
 祇園祭がそうであるように“流行る疫病を鎮め、健康祈願の為に夏祭りが始められた”と考えられている。

               

 7月11日、「神輿川行神事(みこしかわゆきしんじ)」()として早朝からその年の宮入一番町が布団太鼓を担ぎ、大きな音を出してお神輿の道を清めたあと、午後にはその年の宮入二番町(今年は流町)が飾り付けをしていない“裸神輿”を平野川の樋尻口まで巡行する。
 ここで、午後3時より、(お清めのこと)を行った。
 平野郷夏祭りでは、だんじりばかりがクローズアップされるが、祭りの魂の部分として、この神事は見ておきたかった。
 かつては本当に平野川まで担いで降りて、をしていたのだろう。

               

 神事を終えた、お神輿はふたたび、杭全神社にお戻りになった。これが神輿宮入である。

               

               

               

               

               

               

 宮入動画

  

 神社へお戻りになられたお神輿は飾り付けられ、夜、暗闇の中で「神遷(かみうつし)」が執り行われた。
 「神遷」とは氏神(素盞嗚尊)さまがお神輿へ移られること。


               

               

               

               

               

               

               


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