花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ハラハラ、ドキドキ、「パース」滞在記④

2005年09月23日 | パース滞在記
フリーマントルからパースに戻るには、スワン川の北側を通る5号線と、南側を
通る6号線がありますが、私たちは5号線を行って、途中「キングス・パーク」
に寄る事にしました。
綺麗な海は堪能しましたが、ワイルド・フラワーを見るのを楽しみに、パースに
やってきた山派の私には、ちょっと物足りません。

もう5年以上もパースに通い詰めているT夫妻から「この時期、キングス・パー
クの野生のフリージアが見ごろ」と聞いていたし---

〔キングス・パーク〕
キングス・パークはスワン川に面したイライザ山にある広大な自然公園です。
山と言うより丘と言う感じですが、4平方キロメートルの敷地内にあるメーンの
展望台からは、目の前に、高層ビルが林立するパースの街が一望できます。

9月16日の「一人で帰国」でUPした写真が、この時、ここから写したもの
です。
パースの代表的な風景と言われていますが、繁華街は2kmしかありませんから、
高層ビルはあの一枚の写真で全部です。

公園内には遊歩道や戦争記念館などがあり、エリザベス女王お手植えのユーカリ
の木が、見上げるばかりの大木になっています。
パース駅から車で5分と近く、明るいユーカリ並木が迎えてくれるので、すぐに
分かります.
又、市内の主な観光スポットをまわるレトロな木製のパーストラム(上記写真)
も運行、これを利用して訪れる事もできます。
パースの本当の魅力は、高層ビルの周りに広がるこのような自然なんでしょうね。

野生のフリージアは薄暗い、
木漏れ日の中に咲いていました。
白と言うか?クリーム色と言う
か---
毎年3月に我が家の庭に咲く
フリージアよりも、ズングリ
していて逞しい感じ。
この街ができる前から、土に
しっかりと根を張って、生き
続けてきたのでしょうね~~


公園には多くの展望台と
遊歩道があり、その中で
見られるお花は、ほとんど
人の手は加えられていま
せん。
「毒蜘蛛と蛇もいるよ」と
聞かされていますが、それ
も自然が残っている証拠で
しょう。

スワン川が望める小さな展望台近くに車を停めました。
川はなぜか?河口とは逆の方向に流れています。満ち潮かなぁ~

前にここに来たとき、ガイドさんが「スワン川は上流の砂漠に向かって流れて
います。日本は山から海へと川は流れますが、こちらでは海から砂漠に流れて
消えていきます」と言った様に覚えています。
大家さんに確かめたら「そんな話聞いたことがない」と言うのですが、北と
南が逆なんだから、それもありかな~と思えてしまうような川の流れでした。


展望台の周りにはナント
カンガルー・ポーがたくさん
咲いていました
西オーストラリア州の州花で
す。カンガルーの足先に良く
似た形をしているから、この
名前が付いたらしい。
本当に珍しいお花ですね


尚、先日紹介したお花は
キャット・ポーでした。
カンガルーではなく猫の
足でした。訂正致します。

主人をうながして、少し
歩いてみる事にしました。



カンガルー・ポーの群生も
ありました
こんな風に、ヒョロンと
咲いています。
他にも珍しいお花がいっ
ぱいあって、いつまでも
歩いていたかったのです
が、夕方には大家さんが、
買い物に案内をしてくれ
る手はずになっていたの
で、仕方なくあきらめま
した。




コメント (4)
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