鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

No5高麗川に行った

2023年08月28日 11時25分26秒 | 遠地ウオーキング
 8月24日、川崎山手は地球温暖化の影響を大きく受けた台風6号(9日)・7号(14日)と続いて、しばらくは遠地ウオーキングどころではない状態でした。我が家に被害は無かったのですが、報道では日本全国で暴風雨・大雨で大きな災害を受けました。立秋を過ぎて2週間経ち、晴れの日が続き、朝夕は過しい易くなったのが実感でき、遠地ウオーキング(今回は近場)は埼玉日高の高麗川(こまがわ)に行ってきました。
 四国生まれ、就職を機に関東の川崎に来たのですが、家も仕事も川崎で職住大接近状態でした。今まで関東一円は、仕事以外で訪れた地はほとんどありません。・・・浅草・武蔵野・奥多摩・・・桐生・足利・・・益子・久慈・・・は未知の地です。そこで、関東平野を一望できる所に行こう、条件はJRのみ利用で降車駅から徒歩で巡るという条件です。物見山と名のついた山々をしらみつぶしに調べました。信仰の山・地質は岩山、関東平野の西端から全体17,000㎢を眺望できる、埼玉日高の日和田山(ひわださん:305m)が良さそうとの結論に至りました。高麗川(こまがわ)が 埼玉で有数のきれいな水質・蛇行する川ということもありました。魚沼・・・長野小谷・・・に釣行・旅行で利用していた国道16号線・圏央道・関越道の周辺ということもありました。

 朝5時20分に川崎山手の自宅を出て、JR矢野口で南武線下り6時35分に乗り・立川から青梅線・八高線に乗り継ぎ高麗川に7時50分に着き(乗車距離41.2Km・時間1時間5分)、高麗川・日和田山周遊ウオーキング(下の地図:往路緑色・復路青色・内遊歩道紫色累計10.5Km)をゆったりと5時間)して、13時40分に高麗川駅戻ってきました。経路累計距離は寺院・河原・展望台・・・と経路を外れ正確ではありません。自然が残された所で周遊途中に車は数十台、人とはほとんど会いませんでした。高麗川駅で八高線上りに14:00に乗り、来る時と逆経路で矢野口駅に15時16分に着き、川崎山手の自宅に戻ってきました。
 高麗川駅は川越線(大宮・新宿・・・に繋がる)に接続されている交通の要所です。駅前は人はまばらで整然としていました。
 
 地図(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 高麗川駅を出発して真っすぐ西に向かうと県道に出て、正面に左から日和田山・高指山・物見山と奥武蔵自然道(ハイキングコース)でも知られているようです。最初の通過点とした高麗川の出世橋に向かいました。直ぐにのどかな田園風景になります。進んでいくと右側に小林牧場が見えてきます。良く整理・管理されていて、横を通っただけですが、いいなあと気持ちが落ち着きました。
 
 
 小林牧場を通過すると下りになり高麗川出世橋に着きます。橋の上から流れを見ると水量は少なめのようです。河原は草が生え揃い、流れは澄んで穏やかです。台風の影響は少なかったようですね。
 
 
 橋を渡ると正面に高麗神社が見えてきます。かわせみ街道を横切り、訪れる予定は無かったのですが、地域の歴史(高句麗からの渡来人高麗王若光を主祭神として祀る社、朝鮮との関係など)を確認したくて参拝しました。
 
 
 
 かわせみ街道を歩いて上り日和田山登山口に向かうのが距離が短いのですが、高麗川を良く見たくて高麗川右岸(上流から見て右側)をできるだけ流れに沿い日和田山登山口に向かました、遊歩道・小路が新しくできており、計画とは違う路・河原を通りました。渓流釣りの装備(渓流靴・親水ソックス・親水ズボンなど)をしていないので、小路から河原に降りて遡行していて、蛇行流れを横切る必要のある場所になると、川にじゃぶじゃぶと入って横切れないので、引き返して小路に上がり進みました。
 獅子岩橋から河原を見ると、以前の水害で獅子岩は草などに覆われていますし、遊歩道は利用禁止になっていました。近道の新井橋も水害で壊れて通行不可となっていました。
 
 河原は人が歩いた後が残っています。心地良い風が吹いています。
 
 
 上流の方ではフライロッドを振っている人がいます。良く見ると瀬の流れには、鯉・虹鱒?・・・はやが餌を追っている様子です。
 釣り人(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 水は綺麗で小魚(はや)が泳いでいるのが見えます。
 
 傍に動物観察用の定点カメラが設置されています。
 
 高麗川を清水橋で渡りかわせみ街道に出る前まで来ると、正面に日和田山が大きく見えてきます。
 
 登山口に着き最新の登山ルートを確認しました。登山口の標高は115m、山頂は305mで直線距離635m・男坂経由距離840m・女坂経由距離970m・登り30分で、なだらかな道を進むと直ぐに女坂(右)・男坂(左)分岐点に着きます。
 
 
 左の男坂を進むと道幅が狭くなり水飲み場に着きます。綺麗な水で手・顔を洗い手拭いで拭いて一休みします。
 
 左のさらに狭い登山道を進むと見晴台です。真っすぐ上がると男坂です、見晴らし台は木と枝を刈っていないので、見通しは良くありませんでした。見晴らし台から左に折れて進むと男坂に出れました。
 
 
 狭い急な男坂を進むと露出した岩場道になります。横道があるし、岩場は登路を示す明確なマーカーやロープが無いのでルートを失わないよう注意することも必要です。
 
 
 登る距離と斜度はそうきつくない数メートルと短い崖が所々に出現しており、用心して3点支持して超えないと危険ですね。岩場なので木々が無くて見晴らしが良いので写真を撮りますが、体の重心が思いもよらない位置になりふらつかない(転倒しない)よう手足を置く場所には注意しなければなりません。関東平野の写真は左から連続5枚、埼玉副都心・東京スカイツリー・新宿副都心・西部ドーム・飯能市街・大山・丹沢山塊・富士山が見えるそうです。
 岩場より(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 
 
 
 岩場を登りきると、女坂・男坂が合流し、山頂の手前にある金刀比羅神社に着きます。
 金刀比羅神社(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 女坂はどうなっているのか近くだけを見に行くと、露出した岩場道で、危険そうな所にはステンレス製の手すりが付けてありました。
 
 山頂まではもう少しですが、露出した岩場道が続きます。
 
 
 山頂も露出した岩場で東側が開けています。
 山頂より(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 予定外の寄り道が多くて予定スケジュール時刻より遅くなり、高麗川駅上り14:00に乗るつもりなので、急いで山頂から清流側に降りて、高麗川を清流橋で渡り、予定の復路を通って高麗川駅に戻りました。楽しかったですが、久しぶりに疲れ、筋肉痛になりました。
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季節は秋になったが

2023年08月21日 08時55分52秒 | いろいろ
 8月8日は立秋、夏至と秋分の中間、秋の風が吹き始める気配を感じる季節の移り目で、年間で最も暑い残暑の日々がまだしばらく続きます。
 近年は、想像を超え深刻化する地球社会環境の悪化・地球温暖化災害顕在化、台風6・7・8号災害広域化・・・生活必需品の値上げ広域化・・・人の生活環境の悪化が顕在化にています。これからどうなっていくのか待ったなしで、我が家だけでは危機感が大きくなっても、何もできないお手上げ状態です。

 11日は、岡上の家庭菜園に、台風6号の後始末に行きました。被害はほとんど無くて、とまと・おくら・ぴーまん・なす・さやいんげんを収穫して、雑草取りをしました。
 
 
 
 
 今年は沢山花をつけた やまゆり は、一番遅くにさいた咲いた花がそろそろ終わりです。
 
 富有柿(ふゆうがき)の実がだいぶ膨らんできました。今年は食べれると期待しています。
 

 12日は年中行事の迎え盆に一日前倒して菩提寺に行きました。お寺の住職さんとの連絡はスマホのSMSが活躍しています。
 
 

 13日から、台風7号が西方に向かう天気予報で降雨が少なそうとの情報で、富士山北麓の山の家(富士山北麓。標高1128m)に行きました。近くの温泉に夕方毎日通いました。
 富士山が激しく変わる雲の間から見えています。東高西低(シベリア高気圧と台風7号)の気圧配置で雲が東から西に流れています。
  富士山(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 駐車場横のかつらが大木になりました。雨の日に車に乗る時に雨除けとなって活躍しています。
 
 毎朝にウオーキングをしている庭・散策路の山野草が初秋の花・実に変わりはじめました。ロータリーの どうだんつつじ の葉がうっすらと赤く紅葉し始めました。
 
 
  どうだんつつじ(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 山野草の仲間で真赤な花を咲かせる ふしぐろせんのう の花そろそろ終りです。
 
 れんげしょうま・そばな・げんのしょうこ・・・の花が可憐に咲いています。
 
 
 
 山ぶどう・へびいちご・・・ が美味しそうな実をつけています。
  やまぶどう・へびいちご(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 空を見上げると白い太陽が見えています。雲が何層にうにも重なって天候が悪そうです。
 
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