鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

師走に想うこと

2022年12月30日 17時14分19秒 | いろいろ
 2022年12月末、今年が過ぎ去ろうとしています。新しい2023年のスケジュールに新しい予定、最初の予定には1月1日1時祝祷祝禱(しゅくとうふぎん、菩提寺・曹洞宗での年初行事)と書きこまれて、その後もぽつりぽつりと新しい予定が書きこまれて、追加されていきます。
 今年9月に満75歳誕生日、11月にボランティア75歳退任、・・・人生の終いはどうなるのかと考えざるを得ない状況になりました。 日本人の平均健康・寿命年齢統計は統計平均健康76歳と信じていたのですが、改めて調べてみた厚生省2021年度版は健康・寿命年齢統計を地域毎に細かく分析しており、神奈川県民は女90.3・74.97歳、男87.4・73.15歳、で統計平均健康73歳となっていました。数値が3歳減少しますが、これからは出席予定スケジュールに欠席しても、あの人は高齢だからね・・・死んだのかねと言われる歳になりました。

 28日の10時過ぎに、変わった雲が川崎町の家辺りから南方地平線の少し上に望めました。冬型の気圧配置になると、朝のうちに関東南部や静岡県で波を打つように現れる不思議な形状の小さな波状雲?だと私は思いました。写真は全天で地平線上に1ヶ所、一本一本が細く、隙間からは青空も見え、今まで見た波状雲とちょっと違っているので間違えているかも知れませんが。やはり気候温暖化の複雑な現象の一つですかね。
 
 川崎岡上の家庭菜園では、梅の花が咲き始めました。桜の花も既に少し狂い咲きしています。
 
 
 
 川崎町の家でも、さざんかが咲き始めました。秋に雨が多かったのか、例年に比べて大きな花が咲いています。
 
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荒神山温泉へ急遽湯治

2022年12月12日 16時00分03秒 | 散策遊行
 全国旅行支援信州割が利用できるとの情報が入り、かみさんが急ぎ予約をして9日から、信州荒神山温泉(こうじんやま)へ急遽湯治にいってきました。紅葉シーズンは終わり土曜夜からは雪が降るとの情報もあり冬支度をして出かけましたが、快晴が続きました。湯の泉質はナトリウム・炭酸水素塩(約1000mg弱/L)泉で、美肌と疲労回復効果が高い伊那路の名湯とのことです。川崎山手の町の家から196Kmの距離です。今回は、全国旅行支援信州割SPECIALクーポン 長野県観光クーポン 長野県ETCドラプラ信州クーポン(乗り放題)ほかの割引がありお得感が大きかったです。お土産の名産のかんてんぱぱのいろんな寒天・羽広かぶ・ぎんなん・ながいも・・の購入はクーポンで自己負担少でした。

 私は車の運転は家族に川崎の町の家近隣範囲に限定されており、信州荒神山温泉行はかみさんの運転です。中央高速道路の府中スマートインターから伊北インターまで179Kmは山岳ハイウエイーで、アップダウン・カーブが多く最高度地点は1015mであり、助手席から60~70Km毎にパーキングで休もう・運転が荒い・速度が速過ぎる・・・と声をかけるので、うるさい・だまってて・・・と言わながらの旅行です。
 最初の休憩は、山梨の初狩PA(標高497m)です。次は八ヶ岳PA(標高798m)で下PAからだけ南に甲斐駒ヶ岳の険しいことで有名な黒戸尾根が正面に、左に積雪した北岳の山頂がちょっとだけ・・・南アルプス北嶺の高山が望めます。
 
 北に八ヶ岳連峰全山が望めます。ストレッチをし、ゆったりと体を伸ばせます。
 
 出発すると長野に入り、最高度地点(標高1015m)を通過して、諏訪湖に下ります。積雪・凍結時は難所です。
 
 伊北インターを出て箕輪町に、出発して2時間半で到着しました。東部の広大な扇状地の畑の東奥に南アルプス北嶺の高山群、中央の前山の向こうが高遠町・奥に木曽駒ヶ岳と対になる甲斐駒ヶ岳が望めます。
 南アルプス北嶺の高山群(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 西部は中央アルプスが迫った扇状地で畑の先が中央アルプス北嶺の高山群、左に甲斐駒ヶ岳と対になる木曽駒ヶ岳が望めます。
 
 昼過ぎに辰野町のかめや食堂でかみさんはひれソースかつどん、私はロースソースカツどんを食べ、荒神山公園の山頂にある信州荒神山温泉(たつのパークホテル、標高760m)にチェックインして、おやつに売店で名産のりんごを買い、後は温泉三昧です。評判どうりのまったりとした炭酸泉でとても良かったです。満月の翌日でしたが、露天風呂から公園の池、南アルプスの山並みの上に快晴の満月が映えて、ゆたりと休養できました。
 露天風呂に映える満月(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 荒神山公園を散策しました。美術館・世界昆虫館・・・ウオーキングコースほか・・・一日楽しめる環境です。北海道夕張線で昭和51年1月24日まで使用されていたと説明書きされているD51 59号(27128116Km走行)蒸気機関車が置かれていました。天竜川が西側に流れていますが上流であり、川幅は狭いです。辰野ほたる童謡公園・箕輪天竜公園の桜・日本の地理的中心ゼロポイント・・・もあり、暖かい時期に来ると良さそうです。
 
 
 
 D51 59号蒸気機関車(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 私が渓流釣りをしていることもあり、駒ヶ根高原公園を流れる大田切川周りを散策しました。渓流釣りは禁漁期間なので見るだけでした。川原の石は白くほとんどが花崗岩類で、黒っぽい石もあり変成岩類とのことです。水の透明度も高く、とても綺麗な川でした。扇状地であり、地殻変動露頭も残っており、厳しい日本列島成り立ちの歴史の痕跡が残っており観察できます。下流に遠く甲斐駒ヶ岳を、上流には宝剣岳とその千畳敷カール・三沢岳を望めました。
 大田切川1・2・3・4(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 
 
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