鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

No14神保原に行った

2024年04月13日 23時36分40秒 | 遠地ウオーキング
 4月もはや3分の1過ぎました。孫達の小学校・中学校、息子・娘家族達の事業決算計画・確定申告・・・、かみさんと私の確定申告・・・など年度末~初めが落ちつきました。天候は菜種梅雨もようが続いています。最低気温が氷点下になることは無くなり、最高気温が20℃近くまで上がるようになりました。寒くもなく熱くもなく、トレッキング・・・ウオーキングに良い季節になりました。遠地ウオーキングは関東の北部が良いのでは・・・大河の広い中流域に行ったことが無い(渓流釣りが趣味であり源流域だけに行っていた)・・・日本一長い川は信濃川・流域面積の大きい川は利根川・・・信濃川は未だ寒そうだし・・・地図・2週間天気予報とにらめっこしながら、11日に利根川中流域の坂東大橋(阪東大橋とも綴られているが現橋銘板表示:ばんどうおおはし、橋長936m)周辺を歩くことを計画して実行ました。
 現在、私が守っている遠地ウオーキングの個人ルールは、一人で計画して家族に知らせ実行する。家を出る時間は6時以降、戻る時間は16時以前、移動・歩行時間を合わせて10時間内とする。国土地理院地図電子国土Web地図にルートトレース、区間距離、標高差、補助情報をメモする。初めて訪れる場所なのでチェックポイントのできるだけの最新画像確認をWeb情報・Googleストリ-トビュ-写真・画像で計画時・当日に目視照合確認する。実行結果を実績データ数値化蓄積し、次回計画で利用する5つです。
 私が計画・実施した今回のコースは埼玉県北部上里町のJRE高崎線の神保原駅を起点終点とする往復12.2Km+気ままな時間内寄り道です。
矢野口06:42→06:50府中本町06:55→07:31南浦和07:36→07:38浦和07:42→08:55神保原
  JRE移動:2時間13分 乗換:3回 距離:102.4km
  滞在9:00~13:10 4時間10分 歩行往復9.9Km+周辺2.3km
  神保原駅9:00→10:30橋北東→折返11:00→橋北東11:40→13:10神保原駅
神保原13:29→14:33浦和14:38→14:41南浦和14:50→15:23府中本町15:31→15:38矢野口
  JRE移動:2時間9分 乗換:3回 距離:102.4km

 当日は川崎山手の町の家を6時30分に出て、矢野口駅5時42分に乗車し、新座駅で「お客様が体調異変で救助活動を行っているので発車を見合わせいます」と車内案内があり遅れ、乗換の南浦和駅は大混雑で遅れ、神保原駅到着8時55分が9時35分になり、40分遅れとなりました。でも、私がサラリーマン(死語)だった頃なら大騒動となる状況でしたが、今は出勤・通学中・・・ほか皆さん整然としていて、時代も世代も変わったなあと感心し合点しました。私も +気ままな時間内寄り道 を40分(利根川右側堤防を1.5Km遡り利根川と鳥川・神流川の分流域を見たかったぶん)を減らして遅れ解決しました。神保原駅から地図に紫色線付けした舗装道路を往復12.3Km 1.9万歩 ハートポイント(強運動)32 3.4時間のインターバルウオーキングをしました。途中、幹線道路・生活道路を通ったので車は多く走っていました。サイクリングしている人とそこそこ会いました。人とは全く会いませんでした。天気予報は晴れ時々曇りで気象庁予報的中でした。途中に利用できる公園などの公衆トイレはありませんでした。地理的には群馬県南部伊勢崎市と埼玉県北部上里町・本庄市の境界を歩きました。予定どおり神保原駅発13時29のJRE電車に乗り、矢野口駅着15時38分、15時50分に家に無事戻りました。歩く時間に余裕が無く、寄り道もできず、せわしい遠地ウオーキングでしたが、楽しい一日でした。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 神保原周辺ウオーキング経路地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 神保原駅ホームと駅前(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 神保原駅(標高61.5m)を出発して駅前通りを真っすぐ(北東)に進み、最初の交差点を右に曲がると裏路に入り直ぐに左側に桜の花が満開の安盛寺・東稲荷神社があります。裏道を進み歩道のある広い道路(県道r22)出て左に曲がり、直ぐに信号がある交差点を右に曲がると旧中山道R17(中仙道:標高57.5m)で、歩道が少し途切れる所もありますが整備された路です。昔の街道(中仙道)の面影は残っていません。途中に浅間山古墳があり、古くから栄えていた地域であることがわかります。
 裏路・安盛寺・東稲荷神社(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 旧R17中山道:中仙道・浅間山古墳(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 道なりに歩くと、左側にKS電気の大きなビルがあり、左折して信号・歩道橋のある中山道R17(標高54m)を渡り、真っすぐにr351昭和田杉山線を進みます。
 R17中仙道・r351昭和田杉山線交差点(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 今回は滞在予定時間を4時間10分から3時間30分にJR交通事情で短縮してので、寄り道をせずにやや速足歩きで進みました。道の廻りは広大な関東平野です。近くで新R17中仙道工事(表示あり)が始められていました。北西に赤城山が良く見えます。広大な整地された田園の中を道路の左側用水路の上が歩道となっており歩きやすいです。
 r351昭和田杉山線道路・赤城山(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 r462坂東大橋道路高架が見え、高架上に出る階段を上りました。道路は片道2車線と歩道で各分離帯があり横断できないので、右側歩道にでました。南西は本庄市街方面で、北東は利根川・伊勢崎市街方面です。西に浅間山がかすんで見えていました。
 r462坂東大橋道路高架(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 利根川右側堤防(標高55.1m)に出ると広い川幅の河川敷(標高40.0m)・長く大きい橋(橋長936.0m)・・・に、日本一の流域面積の川だと実際に目で見て驚きを新たにしました。堤防は菜の花・からすのえんどう・・・が咲き乱れていました。上里町・新庄市辺りは神保原駅と利根川河川敷の標高差からも扇状地であることが分ります。
 利根川の堤防・橋梁・河川敷・からすのえんどうの花(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 坂東大橋中央に進むと左側に利根川上流域を広く展望できます。水流域・中州も広く巨大です。車で通る人達が停車して見物渋滞するのだろうと想像できますが、見物渋滞を防ぐ目的で橋欄干を高くして景色が見えずらいようになっていました。仕方ないですね。写真は隙間から撮れます。空に雲がかかってきて遠くの山々が見えずらくなってきました。
 坂東大橋中央・利根川上流域展望・伊勢崎市へ入る(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 坂東大橋を渡り、利根川右側堤防を少し歩きました。r462坂東大橋道に戻り、道路脇に設けられている旧坂東大橋モニュメントを見学しました。水場が設置されており顔を洗い喉をすすぎうるおして一休みしました。
 利根川の右側堤防・旧坂東大橋モニュメント(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
 
 復路の時間を気にして歩いているので、せわしくr462坂東大橋道路の信号のある交差点を反対側に横切り、橋の下流部側(左側)を歩き、往路と同じ道を寄り道せずに歩き、神保原駅乗車予定の上り13時29分発電車に間に合い、乗ることができました。
 坂東大橋左側・本庄市へ入る・利根川下流域展望・坂東大橋銘板(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
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No13青堀に行った

2024年03月23日 23時36分33秒 | 遠地ウオーキング
 川崎山手から房総半島君津の交通要所の木更津まで、車だと渋滞が無ければ東京湾アクアライン経由だと55.4km・1時間ちょっと、湾岸経由だと123Km・1.5時間ちょっと、JR電車では106Km・2.5時間で行けます。かみさんと安房・夷隅の観光温泉三昧に車で通過して目的地に行っていました。仕事では君津に電車で通うこともありました。三浦半島横須賀から東京湾対岸の房総半島富津に、遠地ウオーキング No11衣笠に行った ので、対岸に望んだ富津青堀を歩くことを計画し実行ました。
 川崎山手の町の家からJRE青堀駅まで横須賀線直通快速・内房線各停で乗車距離116.7kmです。今回のウオーキングルート設定も国土地理院地図電子国土Webに加え、車道をウオーキングするのでGoogleストリ-トビュ-を使いました。

 当日は川崎山手の町の家を5時30分に出発し、矢野口駅5時52分に乗車し、千葉駅出発後に車内案内で内房線が強風の影響でダイヤが乱れていることが知らされており、青堀駅にちょっと遅れて8時50分に着きました。天候は天気予報どうり晴れ、気温は3~10℃、3日前から強風注意報が出ており現実に帽子が吹き飛ばされる冷たい強い西風9mが吹き荒れていました。裏起毛のズボンを履き、ウインドブレーカを着て、帽子を深くかぶり、手袋をつけ、厚手のマスクを鼻口につけて駅を出発ました。現実に駅前は北西の風が強く吹あがっており、計画していた、案1 海岸を歩く富津岬往復15Km往復 は海風海水でべちょべちょになりそうなので止めて、案2 内陸を歩く富津内裏塚古墳群10Km周遊をしました。コースは青堀駅から地図に紫色線付けした舗装道路を周遊10.6Km 1.8万歩 ハートポイント(強運動)19 4.6時間のインターバルウオーキングをしました。途中、幹線道路・生活道路を通ったので車は多くはありませんが走っていましたが、人とは全く会いませんでした。途中に利用できるトイレはありませんでした。北西の店が冷たい強い風の吹いていた影響なのか商店街では 本日は休みますの表示をしている店がポツンポツンとありました。帰りは朝と逆経路の乗車予定電車はかなり遅れていましたが、とにかく青堀駅に遅れてはいるが来た電車に乗り、結果はほぼ予定どうりの15時50分に家に無事戻りました。楽しい一日でした。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 青堀駅周辺経路地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 青堀駅ホームと駅舎を繋ぐ線路跨線橋(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 青堀駅駅改札を出てロータリーを右に進み、南東を望むと駅舎、駅舎の右側にホームと駅舎を繋ぐ構内線路跨線橋、駅舎の左側に内房線歩道橋が見えます。北西を見ると小さな丘が見えます。丘は上野塚古墳です。駅舎前に戻り歩道橋を渡ると南西にこれから歩く富津内裏塚古墳群、北東に商店街が見えます。空は快晴です。強風注意報が発令されいなければ富津岬の往復に向かったのですが、強風中なので内裏塚古墳群と商店街の周遊に、帽子が飛ばされないようにうつむき加減で歩き始めました。
 駅前ロータリー(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ロータリーの上野塚古墳(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 富津内裏塚古墳と奥に稲荷山を遠望(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 内房線歩道橋を越えて右に折れ県道157号線に出て南東に進み、道なりに左に曲がり北東に住宅・田園・雑木林の傍を進むと小糸川に着きます。
 県道157号線(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 小糸川(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 県道157号線を南西に引き返し、二間塚の東側を巻くように西側に出て進み大里塚に向かいました。
 二間塚を巻く道路(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 二間塚の東側に戻り左に折れて進むと内裏塚古墳の入り口案内板があります。内裏塚古墳群でここは内部を見学できるように整備されていました。木々が生い茂り風も弱くなっているので整備された塚内をゆっくりと歩きました。
 内裏塚古墳(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 内裏塚古墳の現地案内説明(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 帰る時間が迫り、内房線のダイヤも乱れているので、内裏塚古墳を出て、遠地ウオーキング土産の 地域の和菓子 を買いに青堀商店街に向かいました。商店街は旧い造りが残されていて、懐かしい雰囲気でした。強風注意報が出ていたので、入り口に 本日休みます と表示されている店もありました。目当ての和菓子屋さんは残念ながら休みになっていました。
 内房線踏切・越えると国道16号線旧道(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 国道16号線旧道周りの商店街(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
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No12函南に行った

2024年03月18日 12時02分29秒 | 遠地ウオーキング
 私は、函南(かんなみ)は駿河湾沿いの駿豆・南伊豆・富士・静清地域に車で行く時に、速い(高い)だけの東名高速を使わずに、気軽に農魚産物買い物・温泉入浴・海水浴・海釣りができる小田原・湯河原・熱海を通って箱根新道・熱函道を経由して訪れていました。比較的安価でゆっくり入浴できる函南畑毛温泉・伊豆の国長岡温泉に行く時も横を通過するだけで、時間に余裕ありかみさんが かんなみの里美術館・丹那断層公園・・・ に寄りたい時だけピンポイントで寄っていました。
函南(かんなみ)の名前のは、 静岡県伊豆半島の基部の田方郡(たがたぐん)にある町、町名は函嶺(はこね)・箱根山の南に位置することに由来するとのことです。
 旧東海道(石畳)・旧禁伐林(保全林・水源涵養)・来光川・・・に興味があり、どんな所か知りたくて、3月14日に函南原生の森に遠地ウオーキングに行ってきました。
 川崎山手の町の家からJR函南駅までJRE東海道線乗車距離118.7kmです。
 今回のウオーキングルート設定は国土地理院地図(電子国土Web)に加え、車道をウオーキングするのでGoogleストリ-トビュ-を使ってみましたました。ストリ-トビュ-でパソコン画面上で自身が進む道の前後左右また鳥瞰を実態に近いカラー写真のように見ることができます。特に分岐路の実態確認に有効でした。危なさそうな個所はスクリーンショットして、作成したルート地図などと一緒にGoogleドライブに格納(オフライン使用設定)し、ウオ-キング時に困った時に携帯したスマホで確認るようにしました。GARMINetrex(高精度測位GPSみちびき対応)も携帯していますが、ルートトレースログに使い、経路を実際に間違えた時に元に戻るのには便利ですが、調査・確認ツ-ルとしてはほとんど使えていません。

 当日は川崎山手の町の家を5時20分に出発して、函南駅に7時51分に着きました。天気は晴れ気温4~17℃で、昼頃から冷たい西風が吹きました。函南駅(標高69m)を出発して原生の森(標高580m)迄全て舗装道路でした。ウインドブレ-カを着けずに、22.9km(内 函南駅から原生の森入口迄の地図に紫色線付けした舗装道路は往復15.6Km) を3.5万歩 ハートポイント(強運動)176 7.1時間のインターバルウオーキングをしました。てくてく歩くだけではつまらないので、勝手気ままにうろうろと寄り道しながら 函南駅に14時40分に戻りました。函南駅から原生の森入口迄は寄り道しなければ往復15.6Kmなので、寄り道を+7.3Km したようです。往路はほとんど登り坂道で歩行速度低下で後ろのめりに、復路はほとんど降り坂道で歩行速度上昇で前のめりになって歩くような姿勢なり疲れました。広大なゴルフ場の傍を通り、交差・分岐する舗装私道が多いので間違えて迷い込まないように注意していました。途中、車道では車に度々追い越されましたが、人とは全く会わず、展望台で1人会い挨拶しただけです。家には朝と逆経路で17時20分に戻りました。途中に利用できるトイレはありませんでした。年齢76歳になり、体力も低下しており結構疲れましたが、楽しい一日でした。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南原生の森周辺経路地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南駅下りホーム(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南駅下りホームから丹那トンネル(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南駅前(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南駅前のロータリーを左折し進み、右側に東海道線・東海道新幹線のガードが見えるので、ガード下をくぐり抜け、道なりに北東に登り坂道を進むと左側にヒューマンヒルズ住宅街、こじんまりとしたふれあい中央広場公園があります。朝食をかみさんが用意して持たせてくれたのですが、東海道線の電車は通勤通学時間帯で混雑しており食べれなかったので、公園のベンチでゆっくりと食べ、水道で顔を洗わせて貰いました。食跡は、汚さないように全てごみ袋に入れザックに収めての持ち帰りました。
 ふれあい中央広場公園(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 公園を出て登り坂道を進むと最初のチェックポイント 神原七観音 を右側に見つけます。
 神原七観音(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 函南原生の森・かんなみ歴史ロマン街道(歴史の道)は町をあげて整備しているようで、行の道標が設置されています。でも、函南駅へ戻る道標がほとんど無くて不安でした。
 道端の道標・道路案内標識(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 道端のたんぽぽ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 登り坂道をどんどん進むと次ののチェックポイント 月光天文台 を左側に見つけます。駅から3.3Km歩きました。
 月光天文台(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 ゴルフ場横の登り坂道をどんどん進むと最後の チェックポイント 原生の森と火雷神社の分岐点標識 を正面に見つけます。
 原生の森と火雷神社の分岐点標識(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 何とか登り坂道が平らな道になり、原生の森に着きました。予定より30分遅れです。
 原生の森到着(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 まず、展望台に向かいました。広場には誰もいませんでした。一人ゆったりと昼食を食べました。
 原生の森展望台(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 

 THE 函南遺産参照引用です;原生林 植物遺産
「函南町は、箱根火山・湯河原火山・多賀火山が造りだした丘陵と狩野川からの堆積物でできた田方平野からなり、その土壌に、多様な植物が育っています。人々の生活のために、古来から開拓・開発されて都市化が進んで街並みが広がっていますが、反面、緑が減ってきているのは残念です。 それでも、箱根の南斜面に広がる豊かな緑や鎮守の森、神社の境内などに緑が大事に守られています。 緑の大切さを思い、次代の人々に素晴らしい環境を残したいですね。」
「函南の原生林は、地元では禁伐林とも呼ばれ、箱根外輪山のひとつである鞍掛山の南西斜面に位置します。原生林は強い樹が勝ち残って大木となるので、大樹立とも呼ばれています。標高860m付近から来光川上流の550m付近に広がっている総面積223haの自然林で、下流の函南町や三島市の水田をうるおす水源涵養林として、昔から手厚く保護されてきた森林です。この森は、地域の農民が自主的に禁伐の掟を作り、資金と労力を拠出し先祖代々保護してきたので禁伐林と呼ばれています。過去を振り返ると伐採の危機は何度となくありました。記録に残るものとして、江戸時代に徳川幕府は、御用炭の供出を命じました。地元関係者の粘り強い中止願いを受けた江川坦庵の仲介もあり、幕政の一環として江戸を守る自然のとりでとしての機能もあって存続できたのでした。また、昭和初期の水騒動では、残念ながら現在の原生林から観音滝に至る禁伐林の一部25haが伐採されました。しかし、地元での保護努力の結果、今日のように自然の森林を残すことができました。私たち函南町の誇りとして、これからもずっと伝えて守っていきたいものです。」

 未だ3月中頃なので広葉樹は落葉して裸状態、針葉樹は濃緑色です。深く深呼吸しました。正面南西方向に木々間からちょっぴり伊豆長岡辺りが、後ろ北東方向に箱根山辺りが見えていました。
 展望台から原生の森を満喫(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 舗装道路に戻り、きままに現生の森の小路に入ってさまよい歩いて豊かな初春?の鎮守の森を満喫しました。道路から豊かな緑や鎮守の森を流れる小川と溜池が見えます。残雪がほんのわずかですが残っていました。
 原生の森をさまよい満喫(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 函南駅15時5分発の東海道線上り電車に乗り家に戻る予定なので、勝手気ままにうろうろ寄り道を終えて舗装道路に戻って降りはじめますが、結構急な下り坂道で足をとられながら前のめりで早歩きになりました。なかなか函南駅に戻れず、焦りましたが前方に東海道新幹線・東海道線のガードが見えてほっとしました。予定の電車に乗り、朝と逆経路で17時20分に家に戻りました。
 函南駅に下る急な坂道(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 朝は見えなかった富士山がなんとなく見えた(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 前方に東海道新幹線・東海道線のガードが見えた(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
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No11衣笠に行った

2024年02月19日 20時55分16秒 | 遠地ウオーキング
(長文です) 三浦半島は舟釣に金沢八景・走水・剣崎に、観光に観音崎・三崎、仕事でYRP(横須賀サイエンスパーク久里浜)には行ったことがあるのですが、横須賀に行ったことがありませんでした。関東周辺の伊豆半島・相模湾・三浦半島・東京湾・房総半島のそれぞれの半島丘陵地がどんな所か知りたくて、2月15日に三浦半島の横須賀の衣笠に遠地ウオーキングに行ってきました。川崎山手の町の家からは、JR衣笠駅まで横須賀線で、2時間弱・距離67kmです。横須賀線は東京-川崎(武蔵小杉)-横浜-横須賀(終点は久里浜)久里浜を結ぶ幹線で、直通運転が東京以遠の君津・上総一宮・成東・成田空港・鹿島神宮まであります。
 当日は川崎山手の町の家を6時10分に出発して、横須賀の衣笠駅に8時8分に着き、衣笠駅から衣笠山公園~衣笠城址~大畑陸橋~エコミルごみ焼却場~万葉公園~大光寺を遊歩道を寄り道しながら11.9km・5.6時間・1.9万歩周遊して衣笠駅に13時50分に戻り、駅前商店街でお土産を買い16時に家に帰着しました。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 衣笠周辺地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 乗車した電車は15両編成で、途中の逗子駅で前後4両と11両に切り離されて、朝夕は前11両で、昼間は後4両で終点の久里浜まで運行されています。軌道は逗子駅から単線になります。田浦駅は前後がトンネルで、電車のトンネル内にかかる前後車両の一部ドアが開きません。
 衣笠駅ホーム(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 衣笠駅前はロータリーでバス・タクシー乗り場があります。線路に沿った商店アーケイドの人通りも多く活気のある街並みです。和菓子屋さんですすめられて買った黒かりんとうはとても美味しかったです。
 衣笠駅前と商店街(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 駅からの経路は、商店アーケイド八百屋さんの手前を右折し、線路のガード下をくぐり、西に道なりに進み、住宅街を進むとこじんまりとした衣笠山公園の入り口があり、遊歩道になります。
 衣笠山公園の入り口(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 公園内は広くて遊歩道・設備などが良く整備されています。家族で友人仲間達で1日過ごせる場所として活用されているのですね。早朝に通ったので、ウオーキング中の私と同年配の男性住民(後期高齢者)の方達と路上での寄道挨拶雑談の印象では、丘陵は上り下り曲がりくねった細い道ばかりでたいへんだ、とは言いながらもにこにこ顔で自慢している様子に、住みやすい町なんだとの印象を受けました。
 公園の上の広場・展望台(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 公園の下の広場・展望台と東側:東京湾(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 公園の南側:猿島・観音崎・久里浜・三崎側(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 公園の西:相模湾側(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 衣笠山展望塔(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
衣笠山から大楠山にう向かう遊歩道は下り道が急坂で道に設置されている木の階段周りが雨水で流出してくぼんでおり、歩く足を置く落差が大きく狭くなており下るのがたいへんでした。なんとか広い県道まで下りて、衣笠城址に向かいました。
 衣笠城址入口まで5枚(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 衣笠城址を横を見ながら通過して、大楠山登山道を横浜横須賀道路にかかる大畑陸橋に向かいました。大楠山登山道は木漏れ日の中を快適に気持ち良く歩けました。目を閉じると渓流釣りで良く入渓した南アルプス早川の雨畑谷奥沢谷の笊ケ岳登山道の雰囲気が浮かびました。上流に向かう路の右側を渓流の流れは見えませんがざーざーと水音が聞こえていました。大楠山に向かう路の右側を道路は見えませんがごーごーと音を立てて車が通過する通過音が聞こえます。似ているような似ていないような不思議な感覚でした。自身の加齢が進んだのが原因と自問自答しています。
 大畑陸橋まで5枚(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
 
 大畑陸橋を渡ってエコミルごみ焼却場に向かいました。横須賀市の広報によると、横須賀ごみ処理施設エコミルは、三浦市とのごみ処理広域化にともない建設した最新の施設とのことです。焼却施設でごみの焼却を、燃ごみ等選別施設で不燃ごみ、粗大ごみの破砕・選別処理をしていて、焼却能力360t/日、発電能力6,600kW、炉数120t/24h×3炉、炉形式:ストーカ炉/全連続燃焼式、不燃ごみ等選別施設処理能力30t/5h(破砕選別)とのことです。出入り口はひっきりなしにごみ処理車などが出入りしていました。出入り口横に誰でも使える大楠山へのハイキング遊歩道入口とトイレ・水道施設が設置されています。住民の方が大切に利用していこうとの意識が伝わってきます。
 ごみ処理施設エコミルまで4枚(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
 エコミルトンネルを通り、しょうぶ園横・万葉園横・住宅街の上り下り曲がりくねった細い道を通り、大光寺に向かいました。参拝を済ませた後も上り下り曲がりくねった細い道を通り衣笠駅に戻りました。
 大光寺まで4枚(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
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No10伊豆高原に行った

2024年02月04日 23時27分12秒 | 遠地ウオーキング
 例年、かみさんと二人で毎年末に保養旅行に行っているのですが、なかなか日程を組めずにいました。1月末になり、二人でとにかく行こうと、どこか安くて二泊三日で行こうと急ぎ安価な温泉三昧計画立案していると、伊豆高原の保養所を利用できるとの情報があり、急遽宿泊予約して、かみさんの車の運転で行ってきました。私は後期高齢者扱いで、車の運転は近距離のみとの家族内取り決めがあり、交通などの混雑を避けて、木曜昼前出発・土曜昼過帰着で、天気にも恵まれて、気楽な保養旅行です。
 伊豆高原の保養所迄の伊豆方面への往復は、よく利用している一般国道と西湘バイパス利用で片道約120Km4時間の、途中休憩と地域固有食材購入などをしながらの気ままな移動です。
 遠地ウオーキングエリア(クリックで拡大 ×/拡大画面終了で元へ)
 
 伊豆高原保養所周辺地図(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 小田原から下田までの国道135号線に入り真鶴岬と先端に小さく三ツ石が見えると都会を脱出した気持ちになります。湯河原・熱海を過ぎ、網代を過ぎると伊東で保養所がある伊豆高原に着きます。
 真鶴岬・網代湾(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 今回の保養旅行は、かみさんは象牙と石の彫刻博物館に寄りたい(私は興味がない)、私は伊豆高原でウオーキングしたい(かみさんは歩かない)との嗜好相異がありました。まず博物館は平日午後だったので、私達二人だけの入場者でゆっくりと時間をとって観覧し、職員の方にお土産のアクセサリーを紹介してもらい購入してにこにこ顔でした。。
 象牙と石の彫刻博物館・撮影可(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 保養所(標高172m)にチェックインして、まず温泉に入り、夕食後も入り、寝る前にも入りました。平日なので広い湯舟・ジェット湯舟・サウナはほぼ独り占めでゆったりと体を温泉で温めました。これから三日間の温泉三昧・間食食べ放題の始まりです。

 2日目は.私は朝湯を急いで済ませて、6時30分に日の出を見に行き、7時の朝食後に、10時までに戻ってくるようにと言われて、気ままに大室山北西麓のさくらの里公園(標高364m)までウオーキング(往復10km弱)することができました。
 ウオーキングコースからの大島の日の出(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 相模湾・天城連山・大室山・溶岩穴(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 
 
 時間に余裕があれば山頂に登り火口を一周して景色を望みたかったのですがかないませんでした。北の方角に真っ白な富士山がちょっぴり望めます。
 大室山・さくらの里公園(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ)
 
 
 伊豆高原の国道135号線周りには大型スーパー・ドラッグストア・ホームセンター・・・が沢山あり、生活必需品に加えて地元食材の購入が安価にできるので、かみさんは開店の10時過ぎに寄って町の家廻りでも安価に買える食材を安い安いと買い込みました。
 買い物を一段落した後、河津の桜がどうなっているのか見に行こうと、通行量が空いている国道135号線を下りました。
 熱川の海岸が綺麗で海も荒れていなかったので、浜に下りるともう春の気配で、春の花が咲いています。石拾いの人がいて、かみさんも波に洗われて丸くなった色の綺麗な石を見つけては拾っていました。
 熱川浜・石拾い・まつよいぐさ(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 
 
 河津桜は咲き始めの状態で、駐車場や売店の準備が進められている最中で、私達を含めて観光客はまばらですが皆さんゆっくりと可憐な花を楽しんでいました。めじろがあちらこちらで花の蜜を吸い、花から花へと忙しく飛び交っていました。川沿いの桜並木の廻りでは春の花が咲き始めていました。春の気配です。
 河津桜・めじろの吸蜜・すいせん(クリックで拡大 ×:拡大画面終了で元へ) 
 
 
 

 三日目はもう戻る日です。土曜日で車が込みそうなので、9時に保養所をチェックアウトして町の家に戻りました。熱海では国道の廻りに派手な紅色のあたみ桜があっちこっに咲いていました。土産はいつも買う湯河原のゑふや本店(えふや)で温泉まんじゅう・きなこもち、幕山近くのみかん直売店でショーナンゴールド・三ケ日みかん・・・を選んで買い込みました。
 小田原手前まで戻ると、丹沢山塊が良く見えます。中央右のピラミッド形の山が大山(標高1252m)です。大山の向こう側に戻ります。大山は町の家の近くの勝坂から何時見ても良く見える「ほっとする」山です。かみさんと二人だけのつかの間の楽しい温泉三昧保養旅行が終わりました。
 
 
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