Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

焼きナスの味

2017-08-16 21:11:52 | Weblog

 ナスの苗を植えた時期が遅かったのか、ちょうど今、庭の畑ではナスの収穫の最盛期を迎えている。購入した5本の苗から既に20本以上のナスが取れたし、今も大小20ほどの実を付けている。妻は毎日家で取れたナス、トマト、キュウリなどを使って料理を作ってくれるが、最近は同じようなものになって、少々飽きた。昨日は希望して焼きナスを作ってもらった。それは、電子レンジで温め、皮を剥いたものに鰹節がかけ、しょうがをすったところに醤油を入れ食べたが、どうも以前の様な焼きナスと云った感じはしなかった。そこで「明日は私が焼きナスを作るから任せて」と宣言した。

 昔は、焦げ目が入った焼きナスを作ってくれたが、最近は面倒なので簡単な方法で作ったようだ。宣言したものの、つくり方は知らないので昼間料理の本を読んで覚えた。読むと焼きナスでも作り方はいろいろあり、茹でる方法や、レンジでやる方法もあったが、網で焦げ目がついた焼きナスは一番好きだ。また焼きナスの食べ方もトッピングによって中華風にもなるしイタリアン風にもなる。とりあえずスタンダートの方法で作ることにした。扱うナスは4本で、洗って蔕の部分を取り、縦に4~5本の切り目を縦に付けてから、ガスコンロの上に鉄網を敷き火をつけた。

 弱火でナスを焼き、それを焦げ目が少し出来たころあいを見て、ひっくり返しこれを2回ほど繰り返した。するとナスは柔らかになった。本ではそれをレンジにかけるとなっていたが、ナスの状況からそれは必要ないようであった。焼けたナスを水道の水に浸し、やけどをしないぐらいの熱さになったものから取り出し、皮を剥いていった。少し焼きすぎたのか、中々皮だけを取ることが出来ず実も付いてきたり、途中で切れてしまったりした。このため焼けた皮も少し残った。これを縦に4~5/個ぐらいに割き半分に切って皿に乗せた。ナス2個分を一皿に盛り、カツオ節を掛けた。別の付け皿にショウガをすったものにしょうゆを入れ完成した。

 私が作った最初の焼きナスであったが、形は悪いし見栄えはしなかった。妻は上手そうに食べていたが、私はまだ工夫が足りないと思った。しかしナスの煮つけや、みそ汁の具材として食べるより美味しいと思った。焼きナスは、簡単な料理であるが20分近い時間、他の料理も作れず集中しなければならない。料理を作る妻にとっては大変だったと思った。次回は、もう一工夫して見栄えのする焼きナスを作ろうと思う。