もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「トニー滝谷」

2005-03-20 23:14:28 | 映画
孤独を孤独と感じないで生きていた
トニー滝谷。
初めて愛する女性ができて、
それまでの自分が孤独だったことを知る。

そして、その女性との幸福な結婚生活。
でもそれは長くは続かなかった・・・。

イッセー尾形さん、いいです。
若い頃には無理がありましたが・・・。
でも、いいです。

宮沢りえの美しいこと!
透き通るような美しさ、というのは
こういうことでしょう。
純粋で、少しバランスの悪さゆえの
美しさを持った妻。

二役を演じ分けていて、
後半に出てくる時は、
かわいらしくなっていた。
なんなんでしょう、彼女のこの魅力。

美しくリリカルな映像と、
観ている側の想像にゆだねる部分が多いのは
まさしく文学でした。

でも、実は村上春樹の小説は苦手なワタシ。
エッセイは読みますけどね。

西島秀俊のナレーションのフラットなトーンと
坂本龍一の音楽も、
物語の静謐さに欠かせないものだった。
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「金髪の草原」

2005-03-19 19:59:23 | 映画・旧作
2000年11月24日

犬童一心監督作品、大島弓子原作。

心臓病を患って、
心臓が止まらないようにとずうっと生きてきた80歳の日暮里は、
ある朝、
まだ元気だった頃の20歳の青年として目を覚ます。
20歳なのに身体は思うように動かず、
周りの様子もすっかり変わっている現実を、
彼は夢だと思い込む。

そこに現れたホームヘルパーは、
彼がひそかに思いを抱いていたマドンナにそっくりの、
なりすだった。
日暮里は彼女に想いをよせていく。
もちろん、なりすには日暮里の姿は80歳の老人として見えているだが。

こうして一軒の古い屋敷の中で、
現実を夢だと思い込む老人と、
現実を生きている少女の奇妙な生活が始まった。

伊勢谷友介が日暮里を演じているのだが、
現実感がない役によくあっていた。
そして、現実をバリバリに生きているなりすを
池脇千鶴が上手に演じている。
この作品から、私は
池脇千鶴が好きになったのだ。
(「大阪物語」未見なので)

ラストもだが、
日暮里の日記をなりすが読んでしまう場面が
切なく、印象深い。

原作も大好きだが、
映画はファンタジーとリアルの混じり具合が
私の好みだった。

大島弓子原作としては
「毎日が夏休み」もいい作品だったなぁ。
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まじで疲れが溜まっていたらしい

2005-03-19 19:30:07 | Weblog
今日は夕方までほとんど横になっていた。
けっこう眠っていたし、
いや、予想よりも疲れていたんざんすね。
精神の疲労があなどれないのは
身をもって知っているので、
休んでおかなくちゃ。

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映画が観たい・・・

2005-03-18 21:45:23 | Weblog
今週は観てないよう。

なぜなら疲れているのであった。
体調も不良である。
ちょっと出かける機会が増えたら、
これだもんなぁ。
世間にはばい菌があふれていることであるよのぉ。

「カナリア」「いぬのえいが」「トニー滝谷」
そしてまだ観ていない
「Ray」
観たい~!

ううむ。
映画館は身体が弱っているといけないのよね。
やられちゃうからね。
いろんなものに。

ようし、今日は早寝だ。
って、もうすでに早くもない気がする・・・。
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百円のマグカップ

2005-03-16 23:46:57 | Weblog
おおぶりのマグカップが急遽必要で
百円ショップに行ってみた。
ガンガン使う用なので、
特別のお気に入りじゃなくてもいいや
と思ったので。

沢山あるんだけど、
シンプルで、
大きいけどあまり重くなくて、
なーんて床にしゃがみこんで
重さを比べつつ10分以上物色の後、購入。

テキトーに物を選べない性分なんだよなー、
とつくづく。
たかが百円。されど百円。

本当にお気に入りを探し出そうとすると、
イメージに合うものに出会うまで探し続ける
それはそれは執念深い性格なんだよね。
自分でも時々あきれる。
「なんでこれで妥協できんのか?!」
でも、できねーんだな。

実は大好きなキャラ付きマグはあるのだが、
秘蔵してあるのであった。
好きすぎて使えない。
意味無しである。
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kyon2が!

2005-03-15 19:57:55 | 好きな人
さっき
録画しておいた先週の「優しい時間」を見たら
あら、kyon2!
ちょっとはすっぱな看護婦さん役。
てことは、
富良野に来たのね。
来道してたんですね。

同じ空の下だったなんて・・・。
撮影いつだったんだろうなぁ。

旭山動物園とか寄ってないのかしら~、
ぺんぎんの散歩見たりしてないのかしら~、
キュートでおすすめなんだけど。
と、妄想したりする。

でも、本当に彼女も”お姉さん”キャラですなぁ。
もう”なんてったってアイドル”じゃないのねぇ。
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おひとりさま

2005-03-14 21:27:02 | 考え事好き
私は結構前から”おひとりさま”だ。

映画館なんて年に一本くらいしか、
人と一緒にはいかないし、
地方のLIVEも地元のLIVEも
一人が断然多い。
旅も一人だしなぁ。

お店に到っては
カフェ・立ち食いそば・牛丼屋
回転寿司・回ってない寿司(高くないとこ)
焼き鳥屋・飲み屋(行きつけ)・洋食屋
ラーメン屋
もう、なんでもござれだよ。

買い物も一人が気楽だしね。

もちろん、友達とわいわいも大好きで、
飲みにもカラオケにも、ご飯にも
デパートにも、遊びにも行くけど。
”ひとりじゃ行けないのぉ、うふ”
というのがないんですね。
他人を自分の行動につき合わせるのが
あまり好きじゃないので
類友ってことで、友人も
マイペースが多いしなぁ。

これって女子っぽくないのね。
それで、モテないのね。
モテる”おひとりさま”というのは
なんか違う気がするもん。

どこで方向を間違えたのか、うーむ。
まぁ、これからも
モテないほうの”おひとりさま”街道驀進かなぁ・・・。
いいの、かなぁ。
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黄色いガーベラ

2005-03-13 22:13:23 | Weblog
結局、ガーベラを買ってきた。
黄色がみょーに部屋になじむのは何故だ?
知らない葉っぱがセットになっていたのを、
ガーベラの葉なのかと思ってしまった。
実は植物にあまり詳しくないかも、自分。

話変わって、とあるブログで
キムタク・妻について書いてあるのを読んで
「そうそうそう!」
と膝を打ちそうになった。
彼女がキムタク・妻だから嫌なのかしら~
嫉妬かしら~、
いや違うわ。
というところまで同じでね。
私が嫌なのは
・男が変わると服装が変わる
・こうみえても家庭的なのよアピール
・マルチな才能がありますアピール
の三点が最大。
冷蔵庫5台あるらしいっすよ、木村宅。
何入れてんでしょうね。
お歳暮に生ものが山盛り届くとか、ふふふ。
(古いか・・・)

普通の人でも、
こういう人とは仲良くなれないんだなー、私。
(冷蔵庫じゃなくてね)
心が狭いと言われても仕方あるまい。
友達百人できんでもよかよ。
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「故郷の香り」

2005-03-12 20:45:04 | 映画
「山の郵便配達」の監督の作品。

10年ぶりに故郷の村に戻った男は、
偶然に初恋の女性に出会う。
もう村には居ないと思っていた、
忘れていた女性。

片足をひきずりながら
大きな柴の束を背負った彼女の後を、
男は追いかけた。
結婚して子供もいるので、
家を訪ねてくれと言い、去って行った女。

訪ねてみると、
彼女の夫は幼馴染の一人で、
耳が不自由で口もきけない男だった。
かわいい子供はいるものの、
裕福そうではない暮らしに男は・・・。

故郷と恋人を捨ててしまった不実な男、
かと思っていたが女もそれなりのことがあった。
それは誰にでもある青春で、
素朴な初恋の初々しさ、切なさ、
若さゆえの愚かさ。
そして変わらず美しくのどかな故郷の風景。
全てが遠くに思えてしまうのは、
今がめまぐるしいからだけなのか・・・。

夫役の香川照之がいい。
台詞がないのにもかかわらず、
感情をちゃんと伝えている。
熱演型ではないのだが、
確実に役を演じきれる素晴らしい役者だ。
ラストシーンは秀逸。

結局、それぞれの形で愛は存在する。
ということだろう。
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咲かない桃の花

2005-03-11 23:28:03 | Weblog
あのねー、前に書いた桃の花が
咲かないまま枯れましたの。
女の子としては(笑)縁起悪すぎ~。
単に部屋が寒いのか、
当たりが悪かったのか・・・。

だって去年はばっちり咲いてるのを買ったら
ひな祭りの前に散ってしまったのさー。

ん、どっちにしても
桃の花にとってはいい環境じゃないのか?
まぁ、北海道の3月なんて桃にすりゃ
「まだ冬じゃんか!!」
なのかもしれないな。

明日また違うお花を買ってこようかな。
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