こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

スイス優勝。

2014年11月24日 | テニス雑感

 常々、フェデラーには敬意を感じている。
 あれほどのレジェンドなのに、まだ進化しようとしているし、
 怪我がホントに少ない。

 今年、バブリンカの躍進もあって、フェデラーがデビスカップに登場していた。
 で、決勝戦は観たかった。
 何故、バブリンカがお気に入りなのか、自分で分析出来ない。
 顔がいい訳じゃないし、負けず嫌いだろというのは、アスリートの最低条件だし、
 時々、イライラするのは見て取れる。
 多分だけど、ジョコビッチと5セットマッチを2度続けて観てからファンになったと思う。

 デビスカップの決勝戦は、2連覇してきたチェコを破ったフランスだ。
 ツォンガ、モンフィス、ガスケがいる。
 シングルでバブリンカがツォンガを3対1で破った。
 フェデラーは、ATPのツァーファイナルのジョコビッチとの決勝戦を背中の負傷?で棄権した。
 その影響があったのか、モンフィスが矢鱈強かったのか、フェデラーはモンフィス戦で
 3、0で負けてしまった。
 そうなると、スイスは次のダブルスどうしても勝たなければならない。
 で、急遽、バブリンカとフェデラーのダブルス、ということになった。
 フランスはガスケとダブルス世界ランク5位の、、、、だ。

 フェデラーがコールされたとき、場内はどよめいたらしい。
 なんでも、デビスカップ歴代一位の観客動員だったとか。

 ダブルスが始まった。
 ちょっと笑える。
 口を隠して、こちょこちょと何やら話、プレーが済むごとに、うまく行こうがまずかろうが
 フェデラーとバブリンカがハイタッチするんだよ。楽しい。この映像は永久保存版だ、と思った。

 フランスは予定のメンバーと変わって、スイスがはっきり勝ちに来てる訳で、びびったかも。
 ガスケの表情が冴えなかった。
 フェデラーとバブリンカはホントに細かく戦略を確認した。
 やっぱり、世界ランク5位までに入る選手は、細かい戦略家なんだよね、きっと。

 フェデラーはポーカーフェイスだ。表情が分からない。
 バブリンカは、誰が見ても分かるタイプかも。
 気合いが入っていた。軽やかに走るし、飛ぶし。

 フランスに最初のポイントをとられたり、ブレイクされそうになっても
 スイスは一度もサービスゲームをとられなかった。
 結局3、0でダブルスを勝ち、
 フェデラーとツォンガ戦で優勝を手に出来るだろうか、と言う事になった。

 ダブルスの時、アナウンサーがATPツァーファイナルでフェデラーとバブリンカが対戦しフェデラーが勝つんだけど、
 観ていないので、どんな状況か分からないけど、フェデラーの奥さんのミルカさんが
 バブリンカに対してヤジを飛ばし、それが原因でフェデラーとバブリンカが口論になったとか。
 しかし、ダブルスを観る限り、後を引いているような感じはなかった。
 フェデラーは時々、バブリンカのお尻を叩いていたし、後輩に対する好意の表現にみえた。

 最終日、ツォンガは怪我なのか、ガスケが出て来た。
 そして、フェデラーはガスケに3、0で勝ち、コートにうつ伏せに倒れ込み、スイスが優勝した。
 あんなに嬉しそうなフェデラーも珍しい。
 フェデラーはよく、勝って済みませんなんて顔もする。
 控えめでシャイな感じに見えるフェデラーって人は凄い人物であるよ。
 
 テニスって個人的なスポーツだけど、
 スイスの選手たちが肩を組んで輪になり、飛び跳ねている光景は何とも微笑ましかった。

 うーん、錦織とラオニッチがコンビのダブルスが観たいな。
 相手は、ナダルとジョコビッチだね。
 どこまでも豪華な対戦だ。
 イヤー、ダブルス面白かった。
コメント
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