こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

歯牙にも掛けない。

2021年02月23日 | NBA雑感
実はウォリアーズのクレイトンプソンはわたし的には顔が好みじゃ無いので
素晴らしい選手にも関わらず、歯牙にも掛けない、という雰囲気だった。
しかし、我ながらよく言うよね。
トンプソン側から見れば、歯牙にも掛けないどこかのおばさんであるわたしである。

それはともかく、先日、ユーチューブで、
トンプソンの飼い犬ロッコを見てすっかりファンになった。
しかも、トンプソンはスマホが好きではないらしく、
ガールフレンドから勧められた本を読んでいると言う。
いつ頃の動画かわからないけど、
海で泳ぐときに使うフィンにブルドックのロッコは燃えるらしく、
特にゴム製品が好きだとは言っていたけれど、
トンプソンに飛びついてフィンをとろうとしていた。
メチャメチャ可愛かった。
以前から、我が家ではブルドックを飼いたいと言う話が出るけれど
ブルドックはあの顔からは想像できない繊細な犬と聞いている。
羨ましいけど無理かもね。

トンプソンは釣りが好きらしく、それもいい感じだった。
我らの周りでは釣り好きが多く、新鮮な魚を食べさせてくれる
釣りの趣味は大いに歓迎である。
魚を捌いてくれれば、最高だけどね。
釣り好きが言うには、魚がルアーにかかった時の生の実感がすごいらしい。
わたしは食べた時の生の実感でいいです。

これからはトンプソンを応援するつもりです。
ちょっと近しい感じがしたのです。
今シーズンは確か全休と聞いている。
ロッコの写真探してみようかな。
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「象は静かに座っている」

2021年02月20日 | お山の映画館
毎月、 WOWOWの番組表が来ると映画をチェックをするのはわたしの役目である。
しかし、わたしのチェックから漏れた映画を旦那が録画していた。
「4時間の映画だけど、ちょっとみてみろ」としつこく勧めるので
今朝、床の拭き掃除をモップで簡単に済ませて7時から映画を見始めた。

フーボーとかいう監督で、この一作を作って直後に自殺したらしい。
初め、暗いし、映像は悪いし、ブツブツ文句を言いながら見ていた。
エンタメとかけ離れているし、観客に本当に優しく無い。
だけど、だけど目が離せない。登場人物のそれぞれの生きている場に緊張感がある。
こちら、年寄りだし、目が悪くなっているし、
近頃の映画は画面が暗くて叶わないなんて思っている。
しかし、全く他のことを考える余裕を与えない。
画面に釘付けなのだ。善悪とかじゃなく生々しく
人々が生きていて、ちょっと愛おしい。
しかし、甘く無い。様々な状況で登場人物たちは追い詰められ
観客も登場人物も象に希望を抱いていく。
4時間があっという間だった。途中二回もトイレに行った。
参った。本当に参った。体にきた感じだった。ドーンと重いのだ。
本当に凄いと思った。
見終わって、涙が出てきた。


後で、ネットで調べたところによると、
なんとあの「ニーチェの馬」という映画を作ったハンガリーの監督サルベール氏のところで
フーボー氏はトレーニングキャンプに参加したとか。旦那からの情報によると、
サルベール氏がフーボー氏を気に入っていたらしい。
なんか頷ける気がした。「ニーチェの馬」と通ずるものがある。
撮影の方法なのかサルベール氏とフーボー氏の人間性なのかよく分からない。

右のほうでメガネを掛けているのがフーボー監督とか。もういないなんて残念だ。

「ニーチェの馬」もWOWOWで放送され、録画したもののダビングしなかった。
人に話をするので、ダビングしておけばよかった、と後悔している。
「象は静かに座っている」はすぐにダビングした。
人に見せたい。アメリカ映画の「グリーンブック」は誰彼となく見て見て、と勧めたけれど
この映画は人を選びそう。さて誰に勧めようかな。
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勉強会。

2021年02月13日 | 日記
今年の佐野明弘さんの勉強会が10日、11日とあった。
佐野明弘さんは浄土真宗のお坊さんである。
毎年来て頂いて、お話が聞けるのは幸せかもしれない。
内容は理解できたのか、と言われれば、甚だ怪しい。
なぜ道元禅師の正法眼蔵にしても、嘆異抄にしても難し過ぎるのか。
ただ、私などは漢字が面白い、というようなレベルで聴いているかもしれない。

今回は門徒さんのお一人の 専業農家のNさんが佐野さんたちと一緒にやってきて、
勉強会のはじめにお話をしてくれた。 N氏は腕時計を机の上に置いて「30分ですね」
と言って語り出した。
もう90歳を超えられているらしく、ご自分の生きてこられた奇跡を
淡々と然も力強く語られた。
戦後生まれの我らと違って、映画で見たような厳しい環境での田んぼ作りを中学3年
から始めたとのことだった、聴いてるだけで胸に迫ってくる。
どういう意図で彼に語らせたか、よく分からないけれど初めてのことだった。

今回は田中みつさん、上野千鶴子さんなどウーマンリブの話から始まった。
石牟礼道子の「もだえ神」という言葉にも惹かれた。

初めてうちの和尚さんに引っ張られて正法眼蔵を読んだ時
私はとても日本語と思えなかった。仏道、という言葉に違和感さえ感じた。
親鸞さんの真宗聖典の中から次々と出てくる聞きなれない日本語。
ある意味美しい、と感じることもあるけれど
現代の漢和辞典に載ってるかどーか、調べてないけれど
異次元だった。

至盛、至奧なんて言葉が出てきた。大悲、大非、回向、回心。
一応お話は聞いている。頭の中で反乱を起こして雑念が過るけれど、
真面目に聞こうとしている。
慚愧とは切り刻まれる大変な思いをし、
懺悔を通して命に触れていく、という話もあった。

勉強会でたまたま隣に座っていたM氏に休憩時間に「どうですか」と振った。
すると彼は夏目漱石の「こころ」が苦しく苦しくて読めない、
といきなり言ってきた。
わたしは「はあ?」と思った。
読んだような気がするけれど、全く覚えていなかった。

勉強会が終わった日の夕方、いつものように庫裏のお風呂に入ろうと家を出た。
たまたま、まだお湯が緩かったので二階の図書館で「こころ」を探してみた。
あったあった。見覚えのある表紙の文庫本を見つけてお風呂の前で読み始めた。
いいなあ、日本文学。言葉がいいよねなんて思ってた。
お風呂から上がって、夕飯の仕度もそっちのけで本に没頭した。
なんとなく、読んだことがあるような気がした。

わたしは苦しくて苦しくて、というM氏の思いに興味があったのだ。
わたしは確かに以前読んだと思った。それはゴシップ雑誌を読むように
さらっと読んだみたいだった。
読んだはずなのに初めて読むみたいだった。
有名な小説なのでストーリーは言うまでも無いでしょう。

しかし、ある種の男性方の心のひだが酷く、克明に描かれていた。
自分の過ちから友達を死に追いやった先生が自殺という方法を選ぶまで
追い詰められるなど、別世界の話のように思っていたかも知れない。

慚愧(ざんき)、懺悔(さんげ)という言葉が生きたものとして入ってきた。
一連の出来事が勉強会だったと思えた。

未だよくわからないのが命、という言葉だ。

それでも、今日もご飯を食べ、朝ラジオ体操をし、薪を運ぶ。
勉強しても何も変わらない気がするんだけど。
どう思う?
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凄いなあ、ボーリンウィズバンバさんの動画

2021年02月08日 | NBA雑感
ちょっと前に気が付いて、このところ楽しませてもらっている。
ボーリンウィズバンバさんのユーチューブのNBA選手の動画。
NBAの選手の幼少時の写真がまたいい。
見だすと、次から次へと見たくなる。
NBA愛に溢れているし、選手それぞれの歴史がバンバさんの作品として
描かれているけれど、 NBAがさらに楽しくなる。
少しは知ってた気がするけれど、
映像で示されると、しかもよく出来ているのだこれが。
登録者が12万を超えている。
そうしてみると、NBAに興味のある人はどの位いるんだろう、と思った。
楽天で休止されたところを見ると、NBA好きが少なくて
儲からないんだろうと思ってしまった。
NBA井戸端会議はじめ(お気に入りなので)ユーチューブには
NBA関連の動画が一気に増えた気がする。
しばらくは楽しませて貰おう。
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寒冷前線何とかして。

2021年02月07日 | 日記
ストーブの前に座って、コーヒーを飲む。
ラジオでは丁度「音楽の泉」が始まった。
今日はメンデルスゾーンだ。
CDを持ってないししっかり聞いてみたい、と思っていた。
そう思っていたら、いきなりズドーンと雷がどこかに落ちた。
イタリアングレーハウンドのカンちゃんがソワソワしだす。
ラジオも、何度も電波がジジジと乱れる。
参った。メンデルスゾーンがワヤである。
カンちゃんと一緒に一階のコタツでデベデベするしかないのか。
とコタツをつけて入った。しかしカンちゃんはしばらくしてコタツから出て行った。
二階の旦那の所に行ったみたいだ。
毎日一回はカンちゃんを抱っこする旦那である、安心感があるのか。

これで何でもできるじゃんと、床をモップで拭いた。
しかし、しばらくするとまた階下に降りてきた。体が小刻みに震えている。
おいで、と言っても動かない。仕方なく抱っこしてソファに座らせる。
やれやれ、今日は読書だね、と覚悟を決めた。

私がトイレに行くとついてくる。

そして出ようとしない。
子供達が小さかった頃、具合が悪いと愚図るので一日中オンブとかしてたなあ
と思い出した。カンちゃんをおんぶするのは難しいなあ。
中々トイレから出てこなかった。
メンデルスゾーンは電波の雑音が多く、諦めた。
放送中に、能登地方に竜巻注意報が出た。やばい。
しばらく、南の方で雷がドンドン鳴っていたけど、ちょっと静かになった。
すでに「音楽の泉」は終わって「日曜討論」が始まっていた。
カンちゃんは毛布にくるまったまま。

日曜討論は聞いていたらイライラしそうなので、雑音があっても良かったのに。
政府の行政って、血栓ができた血管みたいに流れが悪いもの。
それで、ラジオを切ってレディガガの CDに切り替えた。
足を踏み鳴らしたり、手を叩いたり、手でカンちゃんの身体にリズムを刻む。
む?北の方で雷鳴ってるのか。
今日はマイケルジャクソンじゃなくてレディガガにした。
結構必死でカンちゃんの体を優しくポンポン叩いた。
赤ちゃんは車に乗ったらすぐ眠るし、小刻みな揺れが寝かす時のポイントだ。
カンちゃんの目がトロトロしてきた。
寒冷前線が北に去ったか。

カンちゃんはそうは言っても、人間で言ったら46歳位のおっさんなのよ。
人間のおっさんを想像したくないね。
何せ、おっさんでもカンちゃんは可愛いのだ。
11時前に寒冷前線の気配は消えていた。
良かったあ。
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