10月の初めまで、白菜は上手くいっていた。
今年こそ白菜三昧できるじゃん。と思っていたのである。
ところがである。11月の初め、あら?と思った。
葉っぱが小さくかなり黄色になってきた。黄芯の白菜植えたからか?
と思ったけど、成長してない感じだ。今になって結球してないものもあるし
可笑しい。結球しない理由については、肥料不足、あるいは過肥、日照不足
などと書かれている。確かに去年は日照不足の場所なので、思いつきで
黒マルチにしたら、そこそこ出来たのである。
今年はやはり日陰が多い場所である。今更遅いかと思うものの、
しばらくパオパオをかけてみた。
現状、村の仲間の白菜である。それぞれの事情がある。
今年大根羽虫にやられたM家は今も虫がいっぱい付いていた。
私も一昨年同じだった。美味しくないし、虫が憎かった。
N家はバイトしながら忙しそうだけど、今年は私と同じで結球がゆるい。
上手くいってるのは、毎年のことながらA子女史。
彼女が言うには土壌改良もしているらしいし、沢山作らないので虫対策もまめだし、苗を定食する時、パオパオをひとつづつにかけていて、虫が入りにくくなっている。沢山作る場合、中々、真似できない。
F家は毎年上手に作るので、真似したいとチェックするけれど、
何かが違うのだろう。いつかF家のようにと思うけれど、これがねえ、F家は
夫婦合作の見事さだ。
私が白菜畑で、ちまちまやっているのを見て、
28日の夕方、F家のS女史が白菜ひとつプレゼントしてくれ、嬉しくて玄関で卒倒しそうだった。早速冷凍庫にあった豚肉と「豚白菜鍋」をした。これまた美味しくて卒倒しそうだった。ごちそうさま。
この村いいでしょ。
今年の白菜の失敗は恐らく、土の問題だと思う。
白菜の畝の周囲に草が生えていないのだ。追肥したけど、
土が固くて、追肥が効かなかったのでは、と思っている。
はっきりした答えは来年わかるでしょう。
でも、去年定食が遅くて結球しなかった白菜を塩漬けにし
春頃、樽から出してごま油で炒めたら、九州の高菜漬けみたいだと
みんなに絶賛を博したので、また何かにするでしょう。
ガッツ石松みたいな菊千代の横顔が気に入ってます。