健康だと何も感じないけど、現在、部分入れ歯を作ってもらっている。
いつだって歯医者さんに行くのは緊張するけど、新たな歯医者さんに果たして慣れるかどーか。
まだなんとも言えない。
しかし、ともかくこの辺りの歯医者となれば、贅沢は言えない。
昨日は、義歯を作るための調整で、15分で終わった。
その間、日本語と思えないような言葉を発している医師。
多分もうそこそこのお年だと思う。
奥さんも白髪が増えているし、長く歯医者さんを続けてきたと言うだけで
尊敬に値する。
心の中で、完全な総入れ歯になるまで元気でいてくださいと願う。
よく発達障害という人がいるけれど、日本人の多くが発達障害という話を聞いたことがある。
旦那など、小学生の頃、今では分裂病とは言わなくなったけれど、担任の先生にそう思われていたと言う。発達障害どころではない。
妻が言うのも変だけど、見事に成長したし、版画家、陶芸家として、
ちゃんとご飯も食べて行けている。少し変でも大丈夫だ。
それと同じではないけれど、長年人の口の中を見て治療をしてくれている
歯医者さんがまともでいられるって、凄いことかも知れない。
今かかっている歯医者さんもかなり変わっている。
でも旦那は、仲間意識でもあるのか、技術は信用出来るから
そこで作ってもらえ、と力説する。
なるほどね、硬い煎餅も近頃パリパリ食べている。
若い頃は、犬が歯を磨くか、と豪語していたけど、
歯槽膿漏になって、歯を大事にしなかったのは人生最大の後悔、とも言っていた。
でも今は歯の問題が解決してご機嫌らしい。
以前かかっていた輪島の歯医者さんがいた。ハンサムで仕事が丁寧で、子供に人気と聞いて通っていた。
しかし、治療しながら溜息をつくし、鼻水を啜っていた。
その医師は、母親が経営する老人ホーム専属になってしまい、
医院は閉められてしまった。
わたしは子供の頃、家がお菓子屋さんをやっていて、
こっそりお菓子たべてた事もあって、歯医者通いは長い。
歯医者さんのことを書けば、小説一冊書けそうなくらいの体験がある。
自慢することではないね。
総入れ歯まであと何年あるんだろう。
頑張ろう。