今日は雨だし、気温も低い。
畑の片付けもあるけれど、映画でしょ。
自分が何を面白いと感じるか、自分にとって謎だ。
たまたま昨日も雨模様で、昼ごはんの後に BSで放映されていた
「家族ゲーム」を観てしまった。以前見たものの
森田芳光のこの映画は面白い。
映画のリズム、タッチ。すごく好きな気がする。
何が面白いの?と言われても面白いんだもの、としか言えない。
今日見た「パラサイト」も初め警戒してたけど、
何せアメリカのアカデミー作品賞なのだから、
先入観に支配されそうだ。しかし、面白かった。
娘の勧めもあって、近頃韓国映画をよく見る。
韓国語が放つイントネーションなのか、リズムなのか
どこかコミカルで明るい。お互いに言いたいことを言い合う
明るさがどこかアメリカ人に似ている。
楽しく調子よく観ていると、その内、最後はどうするんだろう
と気になってきて、お尻がムズムズしてきて、
逃げ出したい気分になる。
わたし的には思いもよらなかった展開におーと思った。
物語の最後が肝心だ。
日本映画だったら、最後はああいう展開にはならなさそう。
バイオレンス映画は北野武にお任せだ。
最も、大きいことは言えない。最近は世界の映画を俯瞰して観ていないし、
たまたま観た映画が面白ければ、ラッキーて気分なのだ。
ソン・ガンホの映画はよく観ている。
「タクシー」「殺人者の記憶」もそうでしょ。
WOWOWで「パラサイト」を放映する事で、ボン・ジュノ監督特集があった。
若い頃は気に入った監督がいると、作品の全部を見るという勢いがあったけど
近頃はかなりその場次第で、次にアメリカのラブコメ映画なんて観たくなる。
ウィルスミスの「最後の恋の始め方」も面白かった。
肩がこらない。
でも、ボン・ジュノの映画は一応録画してある。
面白い、と思えることは自分にとっては重要で、だからってどってこともない。
「パラサイト」は面白かった。
かなり個人的意見だけど(今更?)説明が少ない映画が好きである。
映像だけで十分なのだ。
その分、なんかよく分からないけど、観ていて自由な気分になる。
「家族ゲーム」の松田優作のキャラクターは面白かったけど
どんな人物か謎とも言える。
お茶漬けの国とキムチの国では何か違うんだろうね。
娘はどうやら韓国語を勉強し始めたらしい。
わたしもやろうかな?