こんにちは江崎遊子です。

ちょっと言ってもいいですか。

今だから言える。

2020年02月28日 | 日記
旦那には「俺のことは書くな」と言われている。
妻としてはどうしても意地悪な視点に立ってしまうので
時として、作家のメンツを潰しかねない。
でも、リアリスト(?)としては、ホントのこと、と言っても
私の目を通したホントのことには違いないので
ホントの事はあちこちに沢山あると思う。念の為。

私には慢性心不全という明確な病名がある。
恐らく、同じ様な年代を見渡せば、慢性心不全なんて
山程いそうな気がする。担当医に言わせれば、
ガソリンの様に薬を飲んで、
ボロい車を少しでも長く動かせる様にするんだとか。
なので、旦那より私の方が先にこの世にオサラバするだろうと思い込んでいた。

旦那は今まで、顎関節脱臼、アトピー、水虫ではあるものの、
ほぼ病院にお世話になった事がない。
おばあちゃんも胸厚で地声が大きい、典型的な頑健な体の持ち主だった。
その息子であるし、パワーエリートと思ってたので
私が他界した後も、再婚などして、長生きすると思い込んでいた。
ところが、今年の初め、元気がなかった。
金沢から来た上の息子にインフルエンザでも移されたか、と言っていた。

異変は2月に入ってからだった。
常日頃からタバコをやめる気はない、と豪語していた。
若い頃はハイライトだったけれど、度重なる値上げに閉口して
ゲバラという巻きタバコに変え、ネットでいつも注文していた。
吸う度に巻かなければならないので自分でも吸う量が減るだろうと言っていた。

「風邪薬をくれ」というのでパブロンを渡した。
どうやら、風邪を引いたと思ってたみたいだ。
パブロンはおばあちゃんの常備薬だったけど、ある時から、ボケが進む様な気がして
おばあちゃんからパブロンを取り上げた事があった。
おばあちゃんの飲んでいたのはパブロンでも一番ゆるいものだったけど、
眠気が頭痛やどこかの痛みを和らげるので愛用していたと思う。
でも、飲み過ぎは問題だ。

旦那は薬を飲んだ後は良くなった、と言っていた。
しかし、今回、自分の身体の事について、今までになく
神経質だと、後になって気が付いた。
痰が出る事、咳が出る事、胸が苦しい事。
私は旦那は気管支炎にかかったのでは、と思った。
去年私が気管支炎をやったばかりだったけど
私の主治医は薬をやたらにくれない真っ当な医師で、その時の薬は無い。
気管支炎の時も3錠の抗生物質で1週間してまだ治らない時は
また来なさいと言われた。
以前だと、抗生物質は少なくとも1週間分くらいはくれたのである。
3錠で治るんか、と訝った。しかし、すっかり治ったからビックリだった。

その経験があったし、病院に行って薬を貰えばすぐ治るよ
と言った所、予想どーり、旦那は「病院には行かない」と言いきった。
そのうち、タバコを余り吸わなくなった。
うーん?もはや肺炎にでもなったか。

5年くらい前だったか、寝ていて痰に少し血が混じっていて
慌てて、穴水の総合病院の耳鼻科へ出向いた。
花粉症なので、耳鼻科の医師しか知らなかった。
その時、レントゲンに影が映り、ガンの疑いがあるかもしれない
と金沢医科大学で検査をする事になった。
結局、緑膿菌が肺の毛細血管に悪さをして、その時出たゴミが
痰になって出るんだと言われた。
医科大で遠くて通えないのでと、沢山薬をもらって能登に帰ってきた。
その時貰った薬が沢山残っている。
バナンという抗生物質は、猫のばい菌退治や何かと役に立った。
その中にノイチームという薬もあって
確か、痰の排出を促進する様な薬だったと思い
探し出した。気管支炎に使うとも書いてあったし
もう一度、ネットで確認した。
あらら、製造中止になっている。
卵白でアナフィラキシーショックが出たとかで製造が中止と書いてあった。
旦那はその薬に飛びついた。
私責任取れないよ、といったけど、胸の不快さがこちらの想像より遥かに
悪かったのだろう。
10錠残っていたのを、毎日1錠づつ飲んだ。
そしたら、胸が少し良くなった、というのだ。

旦那は恐らく、肺癌ではないかと、そのことが気になってたと思う。
タバコをしばらくやめるとまで言ったのには本当に驚いた。

私は根拠もないのに、自分は旦那より早く死ぬと思い込んでいた。
もしかして、逆になるかも知れない、と考えたら
旦那の死後の自分の生活が気になりだした。
わずかな貯金を突き崩す様な暮らしはしたくない。
年金だけでは暮らせない。
思わず、気になっていた家庭用のミシンを買った。
ナンとか作務衣でも縫って売ればいい。
「お前は俺のことより、自分のことだけが心配なんだな」
そう言われれば、そのとーりだけど、
旦那が癌と闘う事になれば、出来るだけのことはするよ。
でも、生がある内は生き延びることも大事だ。
守りの暮らしより、攻撃的に生きよう。

でも、本気で旦那の癌を疑ってはいなかった。
ブログに書くからね、と言ったら、「やめとけ」と言った。
「冗談でなくなったらどうすんだよ」と。
どっかで癌を疑うほど、胸が苦しかったんだ、と思った。
そのうち、旦那は治った、とか言いだした。
私は横浜の友人のお母さんのお葬式に出かける前に
自分の主治医に予約を入れておいた。
ともかく、この騒動のホントのことは知っておきたい。
お葬式から帰ったのは月曜日。予約は水曜日である。

もう治ったから行かない、と言っていた旦那が
行ってみるわ、と言いだした。
ホッとした。どうやら薬でも貰ってこようと思っていたらしい。
しかし、医師は薬もくれない、 CT検査もしたのに何も出なかったのだ。
ただ、糖尿予備軍なので塩分に気をつけ、タバコもやめる様に言われただけだったらしい。

あのノイチームが効いたのか、自力で肺炎を治してしまったのか。
真実は分からない。
ともかく、今の所、どーもないらしい。

ミシンを買った手前、縫い物に精を出さなくてはね。

頑健頑健と言われてきた旦那である。
ほんの少し、病気になりたかったのかも。
いやー何でもなくて本当に良かった。

今年もアオゲラがやってきた。
時々、家の板壁をコンコンやっている。
ともあれ元気が一番。



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ここに来て、さて。

2020年02月28日 | NBA雑感
ここに来て、勢いを増すチーム、足踏みしてしまうチーム
と、プレーオフに向けて熾烈な戦いが始まっている。

八村が成長してる姿を見られる幸せがある。
ウィザーズがしっかり育ててくれてる感じで有難い。
昨日、ネッツに勝ってよかった。
ここからだね。プレーオフに出られたら、滅茶苦茶嬉しい。
あのザイオンだって、プレーオフに出られたら
新人賞は要らない、と言っていた。
このところ、ちょっと足踏みのジャモラントのグリズリーズだけど、
西はペリカンズやトレイルブレーザーズがのしてきたら
際どいかも知れない。

少し前、お葬式の帰りに娘の家に寄った。
冷蔵庫に貼ってある写真を見て、八村に似ていると思った。

早世した天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスだ。
似てると思わない?

ウィザーズのユニフォームのデザインが良くなって、買おうかなんて思っていたら
日本ではレブロンを抜いて、八村のユニフォームが一番売れているらしい。
かってのアルゼンチンのジノビリみたいなものかなあ。比べちゃいけない?
カッコ良くなったウィザーズのユニフォーム。
買おうかなあ。いつかアメリカへ応援に行く時、着るべきか。
若い頃なら、まあ何を着ても様になっていたけど、今は何を着ても???の状態。
レブロンとエンビードのユニフォームは持っている。
エンビードのは、渋谷のお店に行った時、買いたいのが無くて仕方なくエンビードを買った。
嫌いではないけど、レブロンとは比べ物にならない。
レブロンは何たって、大好きなキングコングの再来ですから。
若い頃は可愛かったけど、近頃凄い。顔が。
優勝できるかなあレーカーズ。出来なかったら、アンソニーデイビスが出て行く可能性あるよね。
一流の選手にとって、レブロンは邪魔でしょう。
それにしても、カルーソー良いねえ。
さて、今日はジャズ戦だっけ?
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楽天リーグパス有難う。

2020年02月19日 | NBA雑感
さて、オールスターだと楽しみにしていたけど、
突然、友人のお母さんが亡くなって、急遽、上京することになった。
戻ったのは17日、オールスターは終わっていた。
今まで知らなかったけど、かなり前の試合もどうやら見ることが出来るみたいだった。
やったやった。
ライジングスターズチャレンジも、見る事が出来た。
ルカドンチッチのタッチダウンパスから八村がダンクした映像は
ブルッと来た。
八村に悪いけど、ドンチッチと一緒に語ることはできない。
それ程、ルカは凄い選手。
怪我をしなければ、スーパースターになる事間違いない。
何か八村の運の強さは有難いと思うものの
これからどれだけ頑張れるかがキーだと思うし、期待して見ていたい。
しかし、日本人独特の呑気さが気になる。長い期間活躍してほしい。
ロールプレーヤーでもいいからね。
ミドルが決まる時の気持ちの良さったら、我ら日本人にとっては格別だ。
本当に楽しませてもらっている。

さてさて、本番のヤニス対レブロンも観られた。
塚本さん曰く、ヤニスは本気出すだろう。
しかし、今回からフォーマットが変わって、4クォーターの各選手の本気度が
滅茶苦茶面白かった。
レブロン、カワイ、ハーデン、デイビス、クリスポール、ヤニス、エンビード、テイタム、ケンバ、ウエストブルック
が本気でディフェンスするんだよ。ヤニスとエンビードが並ぶとこれはもうヒマラヤが立ちはだかるって感じ。
ヤニスにディフェンスが3人。こんな凄い面白さ観た事ない。
これがマンバメンタリティか。コービーの力は凄いなあ。
レブロンも頑張ったけど、クラッチシューターとしては今ひとつ。
決めなくてはいけないんだろうけど、パスして欲しかった。
選手自身も面白かったみたいだ。
最近、ハーデンが割合大人しい。
コートでは、今、最も危険な選手だけどね。
ロケッツがジェフグリーンとデマーレキャロルを招聘した。
いよいよプレーオフに向けて熾烈な戦いが始まる。

ミーハーとしてはスターが見られるだけで嬉しいけど、
今回のオールスターは今まで観た中で、最高だった。
それにしても、スーパースターはディフェンスもスーパーだと実感した。
いつまでも観ていたかった。
私の中では、今回のMVPはカイルローリーだね。
ローリー好きだな、と思いました。小さいのにフィジカル強いし、あの頑張りが見事。
ライジングスターズ戦は初めて観た。
楽天さん有難う。
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告別式。

2020年02月19日 | 日記
急な事だったけど、14日の午前中に F家の車に便乗させてもらって
横浜に向かった。
友達の御母堂が亡くなられたのだ。

まだ我らが横浜の中区柏葉に住んでた頃
何かとお世話になった。
行きの車中から日本アルプスの山々が見えてきた。


東京を前にして、夕方の渋滞を回避するために遠回りして
結局10時間かかった。
私は後部座席から F家のご夫婦を観察したり
風景を眺めたりと、楽をさせてもらった。

1年ぶりの大都会。
友人の家の周囲は住宅街で、とても静かだった。
しかし、坂ばかり。若い頃は何とも思わなかったけれど
冬ごもりで体重も増えており、坂道の上り下りの激しさに
死にそうだった。
すみません、生きてるだけでありがたい、と思わなくちゃね。
お母さんが生前住んでいた竹之丸の家での葬儀だとか。
セレモニー会館でないのは嬉しい。
会館の中で、通夜が済むとそこに置かれてるだけで気の毒。
以前は線香の火を絶やさず、夜どーし棺桶の前で思い出話に花を咲かせたりしたものである。
泣いたり笑ったり。
基本お葬式は楽しく盛り上がりたい。
まだ生きている我らの為のセレモニーだと思っている。
友人の旦那さんが葬儀屋さんなので、シンプルでいい祭壇ができた。

夜中の2時ごろまで、カップラーメンを食べながら、ワイワイと盛り上がった。

私たちは結婚生活を横浜で初め、第一子の出産時に胎盤早期剥離という事故にあい
長男は重度の障害を持ってしまった。
私がおばちゃんと言っていた友人のお母さんもその場に居たのである。
山元町の商店街が近く、元町、中華街も近かった。
能登の田舎に引っ越したのはその長男の存在が大きかった。
その当時、おばちゃんはたくさんの猫とともに暮らしていて、
一緒にワイワイやっていた友人達と共にサヨナラと言って我ら一家は能登に旅立った。

おばちゃんにもらったロングカーディガンがある。
柄がとても可愛くて、着られずに今まで行李の中にしまっていた。
ここに来て、可愛い柄が似合う年齢になってきたらしく(?)
最近よく着るようになった。
断然温かい。今になっておばちゃんに感謝している。
おばちゃんサヨウナラ。お別れの挨拶ができてよかった。

渋谷は去年来た時に比べると、人の数が少なかった。去年はウゲーと思うほど凄い人の数だった。
今年の少なさは新型コロナウィルスの所為だろうね。

帰りは北陸新幹線にした。
風景は車の方が断然いい。

高い山々も雪が少ない。
新幹線は3時間で金沢に着いた。金沢から2時間バスに乗るんだけどね。
次回の上京は能登空港から飛行機にしよう。羽田まで45分だから。
おばちゃんのお陰で古い友人にも会えた。ありがとう。

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一日1試合くらいはしっかり観たい。

2020年02月13日 | NBA雑感
今は農閑期でもあるし、時間はたっぷりあるようだけど
1試合しっかり観るのは、中々難しかったりする。
でも、ウォリアーズの10日間契約の選手とか、
突然呼ばれたジャーニーマンとか、あまり観たことがない選手が
出てくると、頑張れーと言いたくなる。
それも、レギュラーシーズンの面白いところ。
彼等は必死だろうな。
今回ウィザーズに呼ばれたシャバズネイピアだって、
もっとやれるポイントガードが入ってきたら、出場時間は減ってしまう。
そう思うと、八村は本当にラッキーだ。
八村のNBAはまだ始まったばかりだけど、成長して欲しい。
昨日の試合ではブルズに勝ったけど、
20得点、4リバウンド、3アシスト、2ブロック、2スティールの八村は凄い。
もう少し得点が伸びれば、カワイレナードみたいじゃん。
解説の石田さんは1on1の選手じゃない、と言ったけど
1on1が強くなって欲しい。

昨日はラトビアンレーザー(ベルターンス)のスリーが今ひとつだったものの
勝って良かった。ビール凄いんだけどね。オールスター呼んでよ。

ブルズの試合を観たのは今シーズン2回目。
198センチのラビーンはやっぱりカッコいいなあ。
今シーズン、と言ってもステフィンカリーが出てきてからだと思うけど
ディープスリーがトレンドになってきたみたい。
リラード然り、昨日もラビーンが打ってたし、近頃よく見る。
ディフェンスが厳しいと、遠くから打つしかないのか。

ウィザーズのトロイブラウンJr.の昨日のノールックパスは見事だった。

顔差別が強くてごめんなさいだけど、ブルズのコーチの顔がイヤ。
でもいい人かもよ。自分に言ってます。
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