ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都の体験ツアー。京料理・寿司の「陶が茶屋 沖よし」で習う「だし巻き卵」の作り方。

2016-03-19 | 体験

1泊2日のプチ修行ツアーで、思いっきり京都を体験しているミモロ。坐禅、ろくろ体験に続き、1日目の最後は、京料理・寿司「陶が茶屋 沖よし」で京料理のお話や、だし巻き卵の作り方を教わり、そして最後は、もちろんお料理をいただきます。
店内には生け簀が「おいしそう」 
ミモロの目がじっと魚を見つめます。

「いらっしゃいませ」と笑顔で出迎えてくださったのは、料理人の池田純一さん。
ここ京料理 寿司の「陶が茶屋 沖よし」は、東山七条辺りのお寺などとも深いお付き合いがあるお店。
「あれ、前に会ったことありますね~。三十三間堂の春桃会の時、ちらしずしの売り場で…」と。「あ、あの時の…」と思わぬ再会を…。さすがミモロ、一度会ったら忘れられないインパクトの強さ…。

さて、ここが陶が茶屋というのは、店の2階に、陶器の町らしく安藤広重の東海道五十三次の陶器の絵皿が展示されていることから…。
 
ツアー参加者は、全員で2階の絵皿の拝見に…

「さぁ、そろそろ始めますよ~」との声でミモロたちは、1階のカウンターの前に戻りました。
 京料理の基本のだしの味を学びます。「え~とこっちが、かつおだし、こっちが昆布だし…それぞれ風味と味わいがあって美味しい…これを合わせて、より深みのあるだしにするんだよね」と。

次は、だし巻き卵づくりを体験します。
まずは先生がお手本を…。だし巻き卵は、lサイズの卵4個をといたものに、だし145CCを加えます。だしには、あらかじめ、しょうゆ10㏄ほど、塩少々、好みで砂糖少々で味付けし、さらにくず粉を少し加えます。
熱した卵焼き器にだし巻き卵の元をおたまですくって入れて、手前に集め、そこからクルリと返してゆきます。
 
先生がするのは、とても簡単そう…でも、実際は…。

「あれ?だし巻き卵って手前から向こう側に焼くの?前に見たことあるのは、向こう側から手前に返すやり方だったはず…」とミモロ。「あ、それは関東風の焼き方で、京都では、関西風に手前から返すんですよ…」と池田さん。
「え~だし巻き卵の焼き方って、関東と関西で違うんだ~」とビックリ。

さて、ツアーの参加者は、順番にだし巻き卵焼きに挑戦です。
「頑張って~上手上手…」とそばで応援するミモロたち。

「ではミモロさんもやってみましょう…」といよいよミモロの番に…。「え~どうしよう…だし巻き卵って食べるのはお得意だけど、焼いたことない…」とかなり不安そうなミモロです。

池田さんに卵を焼き器に入れてもらいます。

「う~重い…ここで返さなくちゃ…焦げちゃう…ヨイショ…」助けてもらいながら、懸命に卵を焼くミモロです。

「わ~おいしそう…」ふっくらしただし巻き卵ができました。

それぞれ自分で焼いただし巻き卵を試食することに…
「これミモロの…」
「焼きたてで美味しいね~。なんか全部食べられちゃう…焼き方で味違うのかな~」と、それぞれが焼いたものを、ちょっとずつ分けてもらい試食…「もとが同じだからそんなに違わないけど、油の引き方で味が違うかもね~」と、批評しながらいただきます。

「ミモロちゃん、だし巻き卵作るの初めてだったんだ~」と。「そう、初めて…やっぱり難しいね~。でも、作りたてのすごく美味しいから家でも作りたいなぁ~。フライパンでやったら、プレーンオムレツになっちゃう…どうしよう…」と、だし巻き卵焼き器がないミモロ…「まぁ、それでもいいか~」となんともアバウトな発言。

さて京料理には、必ずといっていいほど、だし巻き卵がどこかに入っています。「京都の人ってだし巻き卵好きなんだ~」と思うミモロです。錦市場にも、だし巻き卵の専門店があります。東京にいる頃は、それほど頻繁に食べることはなかったミモロ。お寿司屋さんで食べるくらいなものでした。「でも、そういえば、駅弁にもよく入ってる」と、ミモロが大好きな横浜の崎陽軒のシュウマイ弁当にも入っていました。でも、特別美味しいとは思わないもの。
「お弁当に入っているだし巻き卵と、料理屋さんでいただくのとは味が全然違う…」そう硬さも違います。料理屋さんでいただく焼きたてのだし巻き卵はジューシーで、それを大根おろしで味わうのは、本当に美味しい…。「お酒進むよね~」とミモロ。今日は、お酒はなし…。

「では、お弁当をどうぞ…今日のは特別製ですよ~」と。大きな重箱がミモロの前に…。「なにが入ってるかな~」と開ける瞬間の楽しさに胸が膨らみます。

「わ~いろいろいっぱい入ってる~」焼き魚、てんぷら、お造り、和え物など種類豊富な料理です。

ここはお寿司も人気で、ちらし寿司や茶碗蒸しも…

そして汁のお椀…蓋を開けるとだしのいい香りがミモロの鼻をくすぐりました。
「わ~お腹いっぱい…」とポッコリ膨れたお腹をさするミモロ。
最後は、デザート。「あ、これは別腹だもんね~」と、ペロリ。


「ごちそうさまでした~」。

「ミモロちゃん、今日は楽しめた…?」とこのプチ修行ツアーを企画した「のぞみ」のスタッフの方。
「はい、すごくいろんな体験させてもらいました。楽しかった~」

ここでツアーの第1日目は終了。東京からの参加者は、ホテルへ。ミモロは、自宅に戻ります。

「明日は、朝の6時15分に智積院に来てください。朝のおつとめに参列しますから…」「え?朝6時15分…どうしよう起きられるかぁ~」と自信なさげな様子。でも、それが修行なんだから、眠くても起きないと…。
「そうだよね~修行なんだもんね~がんばらないと~早く帰って寝よう…」と、まだ8時になったばかりですが、明日に備えるため、「では、またね~」とみんなとお別れして家路を急ぐミモロでした。

*「おすすめ京都体験」ツアーの詳しい情報はホームページで


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