紅葉の秋を満喫したミモロ。「秋って、おしゃれもしたくなる季節だよね~。なんか素敵なアクセサリーが欲しいなぁ…」ということで、向かったのは、八坂神社のすぐそばにある「ぎおん 石」というお店です。
ここは、天然石の専門店。店内には、まばゆい石たちが輝いています。「うわ~大きな水晶…」
アメジストのドームなども置かれています。
今は、パワーストーンブームで、金運、恋愛運などを期待して、天然石を身に着ける人が増えています。京都にも、パワーストーンを扱う店が、近年急増。でも、こちらは、そんなブームの前から、ここ祇園で店を構え、京都の職人さんの技術で、さまざまな美しい天然石から、指輪、ネックレス、ブレスレッドなど宝飾品などを作っています。京都は、昔から念珠や仏具に使う宝石をたくさん扱ってきたのです。
地球の奥深くで生まれた石は、まさに地球の贈り物。「あんな真っ暗な地下で生まれるのに、どうしてこんなに光、輝くんだろ?」とミモロは、いつも不思議に思います。「きっと地下にいるから、光が憧れてるのかな?」というミモロ流の解釈。
古代から、世界中で、天然石は、禍を払い、幸せを招くものと信じられ、常に人類の文化と共にありました。かつては、地下から掘り出す技術や研磨の技術のむずかしさから、王族や貴族たちなどだけのもの。でも、今は、技術の進歩で、採掘量も増え、また今まで目にしたことがないような種類の天然石も手にすることができるようになったのです。
神秘的な石…そこに人間は、神秘のパワーを期待するのも、ごく当たり前のことかも…。
生産量の増加により、価格も手ごろになり、パワーストーンブームが起きたとも考えられます。「でも、うちは、石のパワーというより、石そのものの美しさに多くの方に知っていただきたくて、この店を始めたんですよ」とお店の方。
「なんてきれいなんだろ?」と、次々に店内の品を見てゆくミモロです。
石の専門店だけあって、原石などもいろいろと…。「これを研磨すると、キレイに色が現れるんだって…」と興味津々。
熱心に店の中を見て回れるミモロ。「あ、ブレスレットもいろいろある…素敵~」と、思わず足が止まります。
ブレスレットは、女性だけでなく、男性の愛用者も多いのは、それが念珠のようだから…。念珠をしている感覚です。
「なにかお出ししましょうか?」とお店の方。「はい、あの~カワイイ色の品見せてください…」
赤いサンゴとインカローズなどの赤い品々がミモロの前へ。
「これは、高知産のサンゴです。赤い濃い色が特徴ですね」とお店の方。サンゴは、古くから仏具などに使われているもの。
「あの~小笠原のサンゴってどんなんですか?」とミモロ。最近、中国の乱獲が問題になっているサンゴです。
「さぁ、わかりませんね~。小笠原産のものは、見たことがないので…」と。そう、日本人は、小笠原の海を大切にしてきたのです。だからサンゴを取るなどありえないこと。
天然石の宝飾品の人気は、天然石の価格を引き上げているそう。以前は、安かったものも、その価格は上昇。
ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアなど、すでに高価な宝石の価格は、高いままですが、ターコイズ、トルコ石、インカローズなど半貴石と呼ばれ、比較的生産量の多いものの価格が上がっています。
なかでも、薄いブルーが美しいラリマーは、癒しのパワーストーンと言われ、有名人が身につけたことから大人気。
「このブルー温かい色味でいいなぁ~」と、ミモロも憧れる石です。「でも、値段が高いから、ミモロのお小遣いじゃ無理…」と、見るだけに…。
ローズクォーツのブレスレットやインカローズの品々
女の子のミモロの心がときめく品…。「ピンクの色の石って、見てるだけで、ウキウキしちゃう…。なんか美味しそうな色だよね~」と、ストロベリーキャンディーを思わせる色が、どうもミモロのお気に入りのよう。
「でも、いいなぁ~って思う品は、高い~」とミモロ。
パワーストーンと呼ばれるブレスレットの価格は、ピンからキリまで。「やはり良質のものは、それなりの値段がするのが当たり前です」とお店の方。
水晶でも価格に大きな差があります。
「やはり信用できるお店での購入をおすすめします。」と。実は、ここには、大勢の中国人観光客が訪れます。「中国で買うより、安心できるから…本物は日本で…」と。
ミモロが訪れたときも、熱心に品選びをしている中国人観光客の方がいらっしゃいました。
「あの~それなんですか?」不思議な色の石のブレスレットです。「これも天然石なの?」「はい、もちろん…スーパーセブンという石なんですよ」
水晶、アメジスト、ルチル、スモーキークオーツ、ゲーサイト、カコクセナイト、レピドクロサイトという石が、混ざり合ってできた珍しいものだそう。「これも地球の神秘…」とミモロ。
天然石のパワーは、よくわかりませんが、ただ地球の神秘ともいえる宝石は、見ているだけで、心和むものがあります。「それだけで十分…」とミモロ。
「ぎおん 石」には、そんな珍しい、貴重な石もいろいろ見ることができます。
天然石は、ひとつとして同じものがありません。だから出会いが大切。
「ぜひ、実際に手にして、選んでいただきたいですね」とお店の方。
八坂神社への参拝の折り、ちょっと立ち寄ってみては…。
2階には、ギャラリーやお茶が飲めるサロンもあります。
*「ぎおん 石」の詳しい情報はホームページから
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