☆これは悪いほうのリュック・ベッソンが作った作品かと思いきや、
予告編のアクション大作としての宣伝の仕方からはあまり想像できなかったのだが、
実はコメディ作品なんだと認識できたら、途端に、いいリュック・ベッソン作品だと理解できた。
何よりも、主演のルイーズ・ブルゴワンが可愛い^^
あの生まれながらの気品ある大人顔で、マイウェイでもあるハスッパささえも見せられると、物語もグレードアップされるってものだ。
◇
その前に、関係ない話を・・・。
公開間近のアンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』だが、あれって、私的には、ケビン・コスナー主演の『追い詰められて』的な結末だと予想している・・・。
◇
『アデル』は、フランスのコミックが原作だとのことで、おそらく、絵的に、それをかなり忠実に再現しているような気がする。
だから、序盤、その語り口に、文学的な要素(あちらでは文学書籍の延長としてのマンガ扱いだろうから)を感じ、違和感が起こる人もいたと思う。
でも、私は、そこに「粋」を感じた。
作中、言葉や小道具を用いて、連鎖反応のように場面転換されるが、こういうのも、私は好きです。
登場人物はいずれもデフォルメされているが、作品世界から浮くこともなく(マンガを実写にすると、浮くことも多いのだが)、安っぽさは全くなかった。
途中、仮死状態の妹を唯一助けることの出来る教授を、拘置所から脱走させようと、アデルは色んなコスプレをして潜入する。
だが、それ毎に失敗し、アデルは何度もチャレンジを繰り返す。
なんか、韓国や香港映画でも見ているかのような、しつこくて無理矢理なドタバタ展開なのだが、演じているのが美しくもとぼけた味のルイーズ・ブルゴワンなので、見ているだけで楽しい。
妹とのテニスシーンや、仮死状態の妹の、なんか不気味な描き方など、面白いけど、著しく作品のバランスを崩すシーンも多々ある。
だが、バランス崩れのシーンの多さは、却って、それがこの作品の常態だと分かると、ゲラゲラ笑えて楽しくもあるのだ。
で、どんな奇想天外な絵面でも、常に、アデルだけはマジ演技なので、私もつられて、その世界にどっぷり使ってみようかなと思うのだ^^;
そもそもが、キム・ベイシンガーやミシェル・ファイファーのような「いい女」顔なのに、猪突猛進で演技にまい進している姿が、この上なく魅力的だ。
◇
昨日は、この作品と『ロストクライム』を見たのだが、どちらも、セクシーシーンで、女の胸があらわにならない。
『ロストクライム』ではセックスを醸すのだが、いちおアイドルの川村ゆきえを使っていたので、バストトップは画面に映らない。
アデルも、仮死状態の妹を助ける鍵となるミイラが役に立たないと分かると、風呂に入る前に裸でそのミイラの前に立つシーンなどがある。
もちろん、乳首は見せない。
カメラは、執拗に角度を変えて、アデルの胸を強調するのだが、乳首は見えない。
私は、「見てぇ~!!!」と思った。
すると、驚いた。
その後の、お風呂に入っているシーンで、屈託なく胸全体が画面に映っていた。
ピンクの可憐な乳首であった。
ぶったまげたよ。
先ほどの、隠す演出はなんだったんだ・・・!
リュック・ベッソン、やっぱ、あんたは最高だ!
◇
終盤は、ミイラのSFXに頼り過ぎの嫌いがあるが、ミイラたちが妙に人間くさく可愛いので許す。
シリーズ化しようとする気持ちも満々のエンディングであったが、私は、シリーズ化されれば見に行くし、これっきりでも、なんか楽しいのでいいやと思うのだった・・・。
(2010/07/05)
予告編のアクション大作としての宣伝の仕方からはあまり想像できなかったのだが、
実はコメディ作品なんだと認識できたら、途端に、いいリュック・ベッソン作品だと理解できた。
何よりも、主演のルイーズ・ブルゴワンが可愛い^^
あの生まれながらの気品ある大人顔で、マイウェイでもあるハスッパささえも見せられると、物語もグレードアップされるってものだ。
◇
その前に、関係ない話を・・・。
公開間近のアンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』だが、あれって、私的には、ケビン・コスナー主演の『追い詰められて』的な結末だと予想している・・・。
◇
『アデル』は、フランスのコミックが原作だとのことで、おそらく、絵的に、それをかなり忠実に再現しているような気がする。
だから、序盤、その語り口に、文学的な要素(あちらでは文学書籍の延長としてのマンガ扱いだろうから)を感じ、違和感が起こる人もいたと思う。
でも、私は、そこに「粋」を感じた。
作中、言葉や小道具を用いて、連鎖反応のように場面転換されるが、こういうのも、私は好きです。
登場人物はいずれもデフォルメされているが、作品世界から浮くこともなく(マンガを実写にすると、浮くことも多いのだが)、安っぽさは全くなかった。
途中、仮死状態の妹を唯一助けることの出来る教授を、拘置所から脱走させようと、アデルは色んなコスプレをして潜入する。
だが、それ毎に失敗し、アデルは何度もチャレンジを繰り返す。
なんか、韓国や香港映画でも見ているかのような、しつこくて無理矢理なドタバタ展開なのだが、演じているのが美しくもとぼけた味のルイーズ・ブルゴワンなので、見ているだけで楽しい。
妹とのテニスシーンや、仮死状態の妹の、なんか不気味な描き方など、面白いけど、著しく作品のバランスを崩すシーンも多々ある。
だが、バランス崩れのシーンの多さは、却って、それがこの作品の常態だと分かると、ゲラゲラ笑えて楽しくもあるのだ。
で、どんな奇想天外な絵面でも、常に、アデルだけはマジ演技なので、私もつられて、その世界にどっぷり使ってみようかなと思うのだ^^;
そもそもが、キム・ベイシンガーやミシェル・ファイファーのような「いい女」顔なのに、猪突猛進で演技にまい進している姿が、この上なく魅力的だ。
◇
昨日は、この作品と『ロストクライム』を見たのだが、どちらも、セクシーシーンで、女の胸があらわにならない。
『ロストクライム』ではセックスを醸すのだが、いちおアイドルの川村ゆきえを使っていたので、バストトップは画面に映らない。
アデルも、仮死状態の妹を助ける鍵となるミイラが役に立たないと分かると、風呂に入る前に裸でそのミイラの前に立つシーンなどがある。
もちろん、乳首は見せない。
カメラは、執拗に角度を変えて、アデルの胸を強調するのだが、乳首は見えない。
私は、「見てぇ~!!!」と思った。
すると、驚いた。
その後の、お風呂に入っているシーンで、屈託なく胸全体が画面に映っていた。
ピンクの可憐な乳首であった。
ぶったまげたよ。
先ほどの、隠す演出はなんだったんだ・・・!
リュック・ベッソン、やっぱ、あんたは最高だ!
◇
終盤は、ミイラのSFXに頼り過ぎの嫌いがあるが、ミイラたちが妙に人間くさく可愛いので許す。
シリーズ化しようとする気持ちも満々のエンディングであったが、私は、シリーズ化されれば見に行くし、これっきりでも、なんか楽しいのでいいやと思うのだった・・・。
(2010/07/05)
私は2作目出来たら見に行くかどうかは微妙です。
香港映画のコメディみたいなくどさ!
そんな感じでしたね。
そういう映画だとは全く思わずに行ったので、かなり付いていけませんでした...
私も、何か、その映画の語り口にノレない作品がよくあります。
この作品にも、その傾向が見られまして、だから、私はうまく、この作品の楽しみ方みたいな書き方をしてみました^^
多分、二作目は楽しめますよ。
この作品の傾向が分かってるじゃないすか^^
でも、二作目は出来るかなあ^^;
で、やっぱり…入浴シーンです♪
『リミッツ・オブ・コントロール』に出てきた女優の乳首を思い出しました^^