☆『ヱヴァ:破』公開初日である一昨日のレイトショーの<MOVIX昭島>は超満員であった。
私は、本来は、この日、一人でも見る筈だったのだが、急遽、翌日に二人で観る予定(チケット予約済み)だった姪っ子(14歳)も一緒に行くことになったのだが、席が離れ離れだった。
かくして、私と姪は、二日連続で、二人で『ヱヴァ:破』を観ることになったのだが、一日目、見終えて、席が離れていて落ち合った後の姪は、
『これが明日も観れる幸せ^^』
と呟いた。
嬉しいことを言ってくれる^^
名前が似ていて、巨乳で、メガネっ子の姪は、サードヒロインのマリに非常に親近感を感じているようだ。
・・・マリはいまだ、謎の多いキャラだが、その性格はあからさまだ^^;
新キャラなのに、昔馴染みのような感じで、ガンガン戦って、ガンガンやられてくれた。
二観目の時に、最初に見たとき、マリが冒頭に「365歩のマーチ」を歌いつつ、5号機のハンドルを前後させながら突き進んでいく様で魅きつけられた事を思い出した。
その黙々とした動作に、私は、妙な「エロス」を感じた^^;
後になっての、「身を捨ててこそぉ~ 浮かぶ瀬もあれぇ~」の火事場のバカ力にも萌える!
後で語るが、私は、極限状況の「根性・熱血」が大好きなのである。
また、第六使徒だが、地下で、天井からの巨大な柱を押し返すシーンが良かった。
これも、力技である。
竹細工のような長い首が、「コリコリコリ」と鳴るのも、そのセンスに感動しちゃうのだ。
◇
・・・私は、一度観てから、感想のエントリーをし、とにかく、他の方のレビューを読みまくった。
この感動を、他の人は、どう表現できているのか?
みんな、うまく書けていない。
私も書けない。
面白くて面白くて、はなはだ呆れた。
映画単体でも完成しているのだが、旧シリーズとの絡み、新しい展開の衝撃、
そして、前シリーズとの間に流れた、1ディケイドに及ぶ、観る人個々の人生を、…その成長を、圧倒的に肯定してくれるかのような高みに、物語は舞い上がっていたと思う。
私は、つくづく、この<大エンターテイメント>を提供できる側に属す人間でないことが悔しかった。
◇
姪は「腐女子」なので(容姿は美少女だけどね^^)、やはり渚カヲルが気になるようだが、今回は、カジ×シンの絡みがスマッシュヒットのようで、
自動販売機前でのエピソードを、何度も楽しそうに語りやがるので、私は「面倒くせ」と思った^^;
私は、シンジ君には興味がなかったのだが、今回のクライマックスの戦いで好きになった。
正確には、碇司令に怒りをぶちまけるシーン、「関係ないって言ってるでしょ!」と繰り返す、熱のこもった声にグッときて、それからの、しばしの静かなシーンを挟んでからの怒涛の展開に燃えた。
私は、熱い男が好きなのである。
マリやレイの、第10使徒との戦いでの、これ以上ない盛り上がりの中で、
次のシンジ君と初号機が、「盛り上がりの坂を、オーバーハングさせる」ほどの力技を見せてくれることに、私は本当に感動した。
私は、極限状況下での、更なるパワーの発現に心底共感する男なのである。
・・・『アポカリプト』の感想で似たようなことを書いているので読んでみて!
[十年に一度の傑作映画『アポカリプト』を観た]
思えば、『ヱヴァ:序』(クリック!)でも、シンジ君も、碇司令も、レイの安否を気遣いプラグのドアを力ずくでこじ開けていたものだ・・・。
◇
そう、第8使徒との戦いも「力技」であった。
シンジは力で、落ちてくる使徒を支え、・・・ギュギュギュッ!!
レイは、クルクル回って的を絞らせない「コア(核)」を力ずくで抑え、・・・グググッ!!
そして、アスカが、硬いコアをナイフで刺す、グサッグサッ! 「もういっちょー!」 ・・・グサッ!
◇
私は、仕事中も、ときおり、『ヱヴァ:破』を思い出して、鳥肌を立てて一日を過ごした。
・・・こりゃまた、明日、観に行かなくてはならないので、更に感想を書く^^;
([『ヱヴァ:破』を観た(三観目:三角関係)]に続く 2007/06/29)
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