柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

矛盾

2012-12-24 09:10:19 | Weblog
民主党代表選、マッチョ馬淵さんが対抗で出るとか。この人も先の先の代表選で負けて干されていた人です。前のこと思い出しても特にこれといった特徴のある発言はなかった人ですが、対抗が出ることはいいことでしょうか。新聞には、影響力の強まった(今後強化しようとしている)輿石さんが海江田さんを推している、言うことを聞かず無理やりに解散した野田一派の岡田にはやらせぬ、細野さんを今傷つけるわけにはいかない、参院選の顔にせねばならぬという読みです。なるほど。時の幹事長が衆院選大敗の責任を負わぬどころか勢力を伸ばそうとしているという、まさに絵に描いた如き権力争いです。当の本人が衆院議員ではないことのメリットですか。参院のドンであって、衆院よりも参院議員の方が数多くなったという現実が後押しします。250が57ですからね。その責任をとらずに済んでいる不思議です。新代表が決まれば幹事長も代わるんでしょうが、野田さんのように引責で辞めないところ、です。海江田さんの後ろには赤松がつき(このオッサンもどこまでも社会党気質で箸にも棒にもの感ですが)馬淵さんは蓮舫と共闘するとか。コップの中のなんとか。このセリフも何度聞いたことでしょうかね。
 高校駅伝、男は豊川高校が初出場初優勝だそうです。豊川高校の名は女子で前から聞いてますから、男子が初出場と言われても、ああそうなの、なのでしたが、強い監督連れて来たか何年計画かで鍛えてきたのかと想像したことでしたが、仙台育英の特待生達をごっそり引き抜いて、メンバー7人中5人を走らせた結果だそうです。仙台育英と言えば名だたるスポーツ校、駅伝でも常連校です。震災の影響未だ癒えずで十分な練習ができぬ状態だそうで、そこでこの高校が窮状を救ったという話のようです。が、引き抜きは明らかで、いかがなものかという意見は出ますわね。5/7ってどうよ、です。でも、ここは言いよう考えようで、それだけの優れモノたちをみすみす埋もれさせる事もないわけです、環境変えて力を発揮させることに異議申し立ては難しいことでしょう。純粋無垢な子供達に罪はないという、高校野球の神聖侵すべからざるテーゼをそのまま持ってきます。もっとも高校野球ではすでに化けの皮が剥がれてます、罪はないにせよ連中に邪心はあります。強いチームで甲子園に行ってTVに写って高く売りたい。子本人ではなくて実は親の邪心ですが。四番やエースを掻き集める巨人のイメージです、そこまでして勝ちたい?という非難なのですが、仕方ないことです。強いチームはそうやって選手を集めますから。特待生として優遇します、学業などどっちでもよろしい。当地のような田舎の私立高校でも公然と集めますよ。都会の有名校となれば言わずもがなでしょう。そうやらないと強さを保てないのですが、集まっても来るわけです、需要と供給はうまく均衡しているのです。いちいち目くじら立てることではありません。そういう時代です。時に名もない公立校が偶々選手が揃って出てきて世間を楽しませる。それもこれも常連チームが期待通り強くあればこそのうたかたの華ですからね。絶対矛盾の自己同一。そこまで言わずともいいですか。
コメント
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