柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

作病

2012-07-27 08:22:17 | Weblog
うつ病の安易な投薬防止という新聞見出しです。うつ病学会が発表したんだそうです。新型うつ病なんてのが最近また出現していることご存知の方も多いでしょう、病気の閾値がどんどん下がっていきます。うつ病患者が10年前の3倍になってるという事実を挙げてます。病人が増えた原因は何だと思いますか?自殺者があれだけ(年間3万人超)いるんだから、世の中のストレスは相当なんだし、今まで見つからなかった人が多かったんだろうな、と?そういう行為的な捉え方に乗っかって、というかそういう風に大喧伝してきましたからね製薬会社が、彼らの思惑通りに皆さんが思ってくれれば大成功なのですが、実は全くの逆です。うつ病は心の風邪です、というコピーを覚えておられましょう?うつ病に対する新薬ができたんです、それを売らんかなの大宣伝だったのです。で、御用学者がいます必ず。学界の権威といわれてる者達が、たっぷり袖の下(資金援助とも言いますが)もらって押す推す。精神科が専門で、うつ病なんてのは町の開業医が診る病気じゃなかったんですよ、それが敷居が一気に下がって、本物のうつ病を見たこともない町医者が、元気がありません、食欲がありません、なんてい言う人に、軽いうつですねなんて言いながらその新薬を処方する。そういう図式です。製薬会社は大儲けです。医者は治した気分になってる。それ以上の責任はないんですからね医者には。で、間違った処方されて(うつ病なんかじゃないんですから)治らない治らないでズルズル過ぎてしまう。この人もうつ病患者でカウントされます。こういうカラクリです。学会は初めから知ってたことなんですよ。製薬会社からの資金援助が(しがらみが)どれだけ大きいかということです。うつ病ってのはちゃんと精神科で診てもらわなければなりません。その辺の内科でうつ病なんて言われてるあなた、きっと間違いですよ。あなたがうつ病でいたいのなら、それはそれで話は別ですが。
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