アフリカマイマイ

今日のお散歩で、大きな貝がいました。
石川川の土手を整備して、遊歩道にしてあるのですが、
そのに遊歩道にいたのです。
近くには、木立や草があるのですが、石畳の上に、丸見え状態でいたのです。

カタツムリ…？

wikipediaによりますと、「カタツムリは、陸に棲む巻貝の通称。
特にその中でも有肺類のうちの殻が細長くないものを言う場合が多い。」と書かれていました。

ということは、あの貝は、カタツムリではない…？

そこで、こちらも、wikipediaで調べてみたのですが、どうやら、アフリカマイマイに似ています。
成貝の殻径が７～８ｃｍ、殻高が２０ｃｍ近くに達する世界最大級の陸産巻貝の一種ということで、
沖縄には生息しているようです。

更に驚くことに、このアフリカマイマイには、寄生虫（広東住血線虫）がいるのですって。
人間に寄生した場合、好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至ることも…。
日本では、植物防疫法により有害動物指定を受けていて、
分布地からの生体の持ち込みは原則禁止されています。
世界各国でも本種の生体の持ち込みは禁止されているらしく、
一方で外来生物法においても生態系被害防止外来種に指定されていて、
世界の侵略的外来種ワースト100 選定種にもなっているとのこと。

そんな危険な貝だったなんて、うっかり触っていたりすると、たいへんでした。
触ったり、這った跡に触れたりしても、この寄生虫に寄生される危険があるそうです。

本州では、見かけたことがないほど大きな貝でしたので写真を撮ったのですが、
そのおかげで、こうして調べることができました。

また一つ、知ることができて、よかったです。


　主人の手と比べても、その大きさがわかります。