風ガ吹クトキ / 岸祐二

某きっしーファンの友人がＣＤを貸してくれました。

友の感想では、少しイマイチっぽいような事を言ってたんですよ（笑）
で、私も早速聴いてみました（ワクワク）。
いやいや、なかなかいいじゃないですか～

最初聴いた時はちょっとだけ笑ってしまったんです。ゴメンナサイ
それは、１曲目があまりにも80年代に流行ったであろうコード進行の曲だったので・・・（きっしーのせいではない）
でも２曲目以降、とても惹きつけられました　

岸さんのまっすぐさとか、熱さとかがガンガン伝わってくるんですよ。
直球で歌っていらっしゃるの岸さんの歌が魅力的です。


何度も聴くと、１曲１曲のメロディーの美しさが印象に残ります。
『空の色』、『コンパスと地図ととなりに君』　なんかはドラマの主題歌にぴったりじゃないでしょうか？
ドラマのエンディングにも、挿入歌としても良さそう！って思いました。

『ヒースの丘』は、なんとなく内野聖陽さんが歌うと似合いそう（笑）

そして、『Wonderful　Life』　は美しいメロディーの繰り返し。
同じメロディーが繰り返されると、歌詞がとてもクローズアップされますよね。この曲の歌詞、かなり好きです。終盤の走馬燈のように流れる風景描写にこめられた切なさに泣けます

全体のイメージは、私的には初夏の風の匂いに包まれて自然の中にいるような感じ。メロディーがどれも少し懐かし気味で、セーラー服を着ていた頃の自分の泣いたり笑ったりした色んな気持ちをちょっぴり思い出してしまいました・・・

心を包み隠さずオープンにしてこちらに歌いかけてくる岸さんの歌声を聴いているうちにいつの間にかこちらの心も開いてくる、そんな心地良さを感じたのでした