拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

換気扇のこと

2024-04-18 10:57:50 | 日記

ガス会社に、契約前の器具の点検のため奥地の家に来てもらった(ガス会社から言えば、お客さんに東京からわざわざ来てもらった)。まずはお風呂。浴槽に溜めた水が減るので浴槽と給湯器の間のパイプの漏水を疑ったのだが、サービスマンさん(以下「マンさん」)がパカッ、ぐいっとやると水が減らなくなった。浴槽とパイプの接合部分がゆるんでいた、もう大丈夫とのこと。給湯器の取替はナシになった(このマンさん、できる!)。続いてキッチンのコンロ。点検用のミニボンベを接続して試すと二回に一度は点く。二回に一度じゃね。こちらは交換ということで。こうして懸案事項が片付いた。「ウチはなんでもやりますから」とマンさんが胸を張る。え?じゃあ、もしかしてだけど、キッチンの換気扇もやってる?「やってます」。キッチンの換気扇はウンともスンとも言わない、さすがにガス屋さんでは扱ってないだろう、業者を探そうと思っていたところ。で、マンさんに見てもらうと「プロペラですね」。え?プロペラが回るんでない換気扇ってあるの?そう、今どきの換気扇にはプロペラはついてないそうだ(ジェットエンジンか?)。というわけで、ジェットエンジンに交換してもらうことに。

この換気扇騒動記に関する小話を二題。その1。プロペラ機の寸法を測ってるマンさんを遠景で見ていたら、ん?プロペラ機の上にコードが、あと天井に何も挿さっってないコンセントがある。もしかしてコンセントにつながってない?なかった。で、つないで見ると、やはりウンともスンとも言わない(なぜか安堵)。「待ってればそのうち動くかもしれませんよ」とマンさんが言うが、換気扇にはしっかり働いてほしいので、そんなあてにならないヤツにはやはりご退去願おう。

その2。そんな風に換気扇にこだわるのは現住所での失敗経験があるから。ここに住みだしてから数十年経ったある日、キッチンのCDや本がベトベトになっていることに気がついた。油料理をするときに部屋を充満する煙の油分がついたせい。それを防ぐための換気扇を私は回してなかった。取り返しがつかないとはこのこと。だから換気扇にはしっかり動いてほしいのだ。因みに、私は、緑黄色野菜は油で炒めると栄養価が増すと信じている。だから、ほうれん草のおひたしは私のレパートリーにはない。

もしやのもしや、エアコンや温水便座は?「あります」。要はリフォーム関係は全部あるそうだ。「拝島さんちは、将来、ウチのリフォームのやり甲斐があります」とはマンさんの弁。こちらからお願いしますよ。とりあえず、ダイニングのエアコンと1階の温水便座も今回付けてもらうことに。実は、この打合せの後、1時間歩いて量販店に行ってそれらを物色しようと思ってた。でも、なるべくなら同じところにやってもらいたいからね(工事がバラバラだとそのたびに来るのが大変)。ダイニングのエアコンは、夏に、楽器や歌の練習をするときに必要。私ではないですよ。横野君が、です。

温水便座と言えば、役所広司さんがトイレの清掃員を演じた「パーフェクトデイズ」のことを書いた前回の記事で、公衆トイレに温水便座がついててびっくりした、と言ったでしょ?それがね、奥地に行く途中の乗換駅(ここも十分奥地)のトイレの個室をこわごわ覗いてみたら、なんと全部温水便座付きだった。駅のトイレがですよ!そういう世の中になったんですね。つうか、日本って結構捨てたもんじゃないんですね。

その乗換駅の構内の本屋さんで、ここら辺の山々の地図を買いました。やっぱりご当地だけのことはある。こんなところの地図、足立区では売ってないからね。

あと、奥地の家の庭の白い蕾が咲き始めた。

ここまでくればグーグル画像検索の回答もほぼ一つに絞られて、それはモッコウバラ。なるほど、バラって感じの花だ。