MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

令和元年の10月

2019-10-31 22:08:05 | komako

台風にも負けずに咲いていたプランターの赤い千日紅を、片付けることにしました。

根が抜けやすいよう水をやらずにいたのですが、枯れるところまではいかないので、

掘りあげた根っこのふわふわ状態は見事!

花壇に植えた方は深く根を張るので、根を掘りあげることは出来ずに根元で折れてしまいます。

まだきれいな花を切って空きビンに飾っておきました。

4月に亡くなった叔父さんの家から引っ越してきたカランコエとゼラニウムも元気で、

ゼラニウムは今も花を咲かせています。

たまに水をやるだけにして、ほぼ置きっぱなしの多肉植物の生命力には、ほんとに脱帽!

小さな白い花を咲かせているのを見て、これは危機感を感じたからなのかなとちょっと心配。

コンクリートに落ちたままでも大丈夫、その上紅葉にも見える色の変化。

寒くなったら叔父さん手作りの温室に入れますが、増えすぎるのも困ります。

温室に入るだけという制限があるのは、あきらめが出来ていいのかもしれません。

令和元年の10月は、忘れられない一カ月になると思います。

経験したことのない台風、土砂崩れ、助けてくれた人の有難さ。

緒方貞子さん、八千草薫さん、両親とほぼ同じ年齢のお二人の訃報。

10月最後の朝見た沖縄首里城の大火災、11時間で全てが無くなるということ。

それでもきっと生き続ける植物はある、そう思います。

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崩れないようにしたい

2019-10-30 21:42:30 | MAMMA情報

土手が崩れないようにと、草刈りの時に気を付けて残して置いた山つつじ、

台風19号の土砂崩れで台所の前は何株か落ちてしまいました。

長屋の横の土手の方には、もっと大きい株がいくつかあります。

大きくなると花がたくさん咲いてきれいなので、何も剪定せずに放任していました。

今回の土砂崩れの経験から、この状態は良くないとやっと気づきました。

無理な体勢で生えているから、一層根がしっかり張るだろうくらいに考えていたのですが、

大雨が降り続けば耐えきれなくなる可能性は高いです。

株元を整理して2本位にし、細かい枝も切って頭を軽くしようと思います。

ガマズミの木も残してありますが、こちらは先日1本にしました。

これ以上大きくしなければ、土手を守ってくれると思います。

昔はクヌギ林だった母屋の裏山は、開拓を始めた頃に全部伐ってもらいました。

それは、大きな木は風をもろに受けて地面をゆすると言われたからです。

それまでは、木があれば根を張っているから崩れを防ぐと思い込んでいたのが、

事実は正反対だったということに衝撃を受けました。

大雨で大木がズズッと滑り落ちる映像を見た時、やっぱりこういうことかと思いました。

母屋の裏の土砂崩れを少しでも小さくするには、上にある大きな桜の木を伐る必要がある、

専門家にそう言われたので、桜の木を小さくしてくれるように話してきました。

20数年で大木になってしまった桜の木も端に植えてあるので、ひょっとすると、

そこから崩れてしまう可能性も考えて置くべきだと思っています。

想定外という言葉は使わない、それが今回の災害から得た教訓です。

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ブルーシートと富士山

2019-10-29 20:37:03 | 富士山

冷たい雨の一日でしたが、雨量はそう多くなかったのでほっとしました。

いつもより丁寧に家の中の掃除をし、ゆっくり新聞を読み、

ばあちゃんのリハビリ柿をつるしてから、傘をさして軽トラの掃除開始。

気になっていた泥汚れをきれいに落として、すっきりしました。

友人の旦那様の病状が進んでいるという話を聞いて、せつない気持ちになり、

集中治療室に入院中の若い叔母のことも気がかりです。

夕方雨もほとんど上がったので、傘をさして家の周辺を歩きに出かけました。

農免道路から眺めると、富士山の上半分が雲の中で下だけ見えました。

きれいだったので家にカメラを取りに行き、道路から写真を撮ったのですが、

そのまま見ていると雲が上がっていくのです。

見始めて10分、16時45分になると霧が湧いてくるのが見えて、何とも言えぬ美しさ。

長屋の屋根の上方に見える富士山は、雪景色も見えました。

ブルーシートで良かったな。他の色だったらどんな感じだろう?

土砂の片づけ費用を払いに行ったら、災害のボランティアなんだからお金はいらない、

そう社長が言っているとのこと、心の大きな人です。

社長の考えと気持ちは、有難くしっかり受け止めさせて頂きました。

今度は、私の感謝の気持ちも受け取ってもらおうと思っています。

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イノシシとサツマイモ

2019-10-28 22:13:33 | MAMMA情報

草刈りをしようか、迷っています。

大斜面の道や斜面をイノシシが掘る状態は、また激しくなっています。

草が伸びてきている下の段の方が被害は少ないので、ばあちゃんに言うと、

カヤが生えている所には虫がいないんだよと言うのですが、真実は?

刈った草が溜まっている所は、特に掘り方がすさまじいです。

先日イノシシの罠を仕掛けに来た人が大斜面を見て一言、「これはイノシシも歩きやすい。」

餌のミミズや幼虫もたっぷりあって、確かに掘りまくるのは当然でしょう。

これを見ると、ばあちゃんの畑や夢の畑の草刈りは控えた方がいいかも・・・。

草が溜まった畑をボコボコに掘られた経験があるので、草は刈りたいのですが、

そちらの畑にイノシシをおびき寄せるようなことは、やるべきではない。

一生懸命草刈りをして、イノシシの天国を作る、うーん・・・。

今日は箱根山御山組合へ行って来ました。

家の周りはほとんど御山組合の借地で、崩れた裏山もその一部です。

借地について知っておいた方が良いことを聞いておこうと思って行ったら、

思わぬ情報も得て、行って良かったです。

夕方農園に行って、はがれていた広い防草用のシートをしっかりピンで留めました。

バターナッツとミニトマトを収穫した後、サツマイモがちょっと土から出ていたので、

まだ小さいだろうと思いつつ掘ったら! 

サツマイモ一株でこんなのは初めてです。

右はばあちゃんが掘った二株のサトイモ、今年はとても少ないと言っています。

草止めのつもりで作ったサツマイモなので、期待はしていなかったのですが、

この出来を見るとイノシシの食糧にはしたくないと思いました。

何事にも期待しないというのが身についているので、予想外のサツマイモに嬉しくなりました。

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柿でリハビリ

2019-10-27 20:53:26 | スーパーばあちゃん

去年はあまりならなかった渋柿が、今年は豊作です。

2本は昔からある木を小さくしたもので、1本は頂いた苗木を植えたもの、

日当たりのよい斜面にある2本が、枝が垂れるほど実がついています。

抜き柿にして食べていましたが、先週の途中から干し柿作りを始めました。

私が柿をとって来て、それをばあちゃんが皮むきして紐に括り付け、

数年前からは長屋の物干しざおに吊るしています。

そんなにたくさんやるつもりは無かったのですが、ばあちゃんはやる気満々で、

連日の干し柿作りに没頭しています。

ばあちゃん曰く、「リハビリになるよ。」

確かに包丁で薄く皮をむき、紐に輪を作って柿を一つずつつける作業は、

脳にも体にも刺激になっていいと思います。

夕方までに物干しざおは一杯になり、数えてみたら360個以上はありそう。

濃い色は最初に吊るした柿でかなり小さくなり、もんでおきました。

もう十分だと思うのですが、ばあちゃんはもっと作るから採って来てと言うので、

ばあちゃんの意向を尊重し、採りに行きました。

ばあちゃんに、昔はこんなにたくさんの柿をどうした?と聞いたら、

少しだったから抜き柿にして食べるだけだったとのこと。

あ、そうだった。昔は竹やぶに囲まれた家だったので、柿の木も竹林の中。

背だけ伸びて柿の実は高い所に少しだけ、貴重だったのかもしれません。

日当たりが良くなると、柿もこうなるんだ。

鈴なりの柿の木はあちこちで見ますが、あまり採っているようには見えません。

自然のままの干し柿は、食べるまでに手間も時間もかかって、作る人は少ない気がします。

以前は熱湯にくぐらせてから干しましたが、友人のアドバイスで今はそのまま干して、

かびることも虫が寄ってくることもなく、美味しい干し柿になります。

柿でリハビリ、まだ続きそうです。

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