MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

裏の土砂崩れ

2019-10-12 21:22:42 | MAMMA情報

午後7時ごろでしょうか、台風19号が伊豆半島に上陸したというニュースを聞いたら、

雨も風もかなり弱まりました。

しかし、すごい一日でした。

一日中、強風と大雨が途切れることなく続き、確かに経験したことのない台風でした。

61年前の昭和33年、1200人以上の死者が出た狩野川台風に匹敵する台風が来ると言うので、

それなりに覚悟はしていましたが、予想以上でした。

今年になって大雨のたびに土手が崩れたので、今回も来るなと朝から何度も裏を見ました。

10時過ぎにばあちゃんが「今崩れたよ。」と言うので見ると、う~ん、ここから来たか。

同時にもう1か所も崩れたので、水の通り道を確保しました。

ところがこれだけでは終わらず、次はもっと大量に崩れました。

コナラの切り株があった場所で、長屋の裏までごっそり落ち、

浄化槽が埋まってしまって、ポンプが壊れてしまいました。

このままでは裏の水がはけないので、床下浸水になります。

自分たちだけでは無理だと考え、市役所に電話をしましたが、

協力要請は無理そうだと感じたので、ばあちゃんと二人で大雨の中始めました。

片側が終わり、大きい山の方を掘っていると、消防の人が来てくれたので、

残りの部分を手伝ってもらいました。

まだ次々に崩れる可能性があるので、避難を勧められましたが、

ばあちゃんと相談し、土手の近くの部屋にいないことにして避難はやめました。

崩れた関係で水道管が壊れたらしく、私の部屋の水は出なくなりました。

雨が止んだら、大量の土砂をなんとかせねば・・・。

知り合いの土木会社に電話をしたら、暴風雨の中、社長が見に来てくれました。

色々話を聞き、これからどうしたものかと悩みは深まりましたが、

問題点ははっきりしたので、よく考えて行動に移そうと思います。

予想通りの停電も4~5時間で復旧し、一息ついてから、水道の元栓を閉めに出たら、

今度は先日アップした山つつじの土手が、ごっそり落ちていました。

裏へ行く道が封鎖されてしまい、台所のドアも開きません。

静岡県も大雨特別警報が出されています。

もっと大きな被害もたくさん出ていることと思います。

水と土の怖さを、本当に経験したのは初めてかもしれません。

外は随分静かになりましたが、裏の崩れは当分警戒が必要です。

生きているから、いろんなことを経験できるのですね。

コメント
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