予想よりも雨がひどくならないので、ばあちゃんの病院に行って来ました。
毎月詳しい血液検査をしているので、特定健診は受けないということを、
ばあちゃんと相談して決めていました。
ところが特定健診とがん検診を受けるように言われ、やらなければいけないのですかと聞くと、
健診でやらなければ保険で心電図検査をすると言われました。
ばあちゃんは初めて具合が悪くなった平成27年に、初めての健診を受け、
あちこちの病院にかかって、今の病院で多発性リューマチ性筋痛症と診断されました。
その翌年の28年と29年にも健診を受けるように言われたので、受けましたが、
胃のレントゲン撮影で腰と背中を痛めて整形外科に通うことになったり、
心電図でちょっと気になるからと精密検査を受けるように言われ、
検査した病院で結局心配はいらないと言われましたが、主治医の説明はありませんでした。
それで去年から健診はやめることにし、去年はやらないということで通ったのに、
なぜか今年はやらなければいけない状況になりました。
あと一週間で満89歳になるばあちゃん、体のさまざまな部分も臓器も経年劣化しているのは当然!
それは2人とも理解し納得しているので、もしも他の病気やがんが見つかったとしても、
それなりに付き合っていくということを確認してあります。
正直仕方なく、午後にもう一度病院に行って、特定健診と肺がん検診をやることにしました。
他のがん検診も進められましたが、それはやりませんということを通しました。
結果、心電図で心臓の衰えを知らされましたが、治療法はありません。
4カ月ごとに心電図だけはとりましょうと言われ、内心何のため?と思いました。
患者や家族の話を寄り添って聞く医師ではないと思っているので、質問はしません。
高齢者の健診はどこまで必要なのか、分かっている現実を医師から念を押して言われる、
その言い方も大きい影響力があって、一日に2度の病院通いは疲れました。
玄関を開けると、ブルーシートの水色がすりガラスをライトアップして見えます。
すりガラスの良さをこういう形で知るとは・・・面白いものです。