若者A君の考え方

2006年05月14日 07時41分37秒 | つれづれなるままに
A君 30歳 1.9児のパパ 東京でサラリーマン。
奥さん 実家はとある田舎 近々2児目の出産を控えて、実家に帰省中。

A君は最近、奥さんの様子見で実家を訪ねたらしい。そこで奥さんの友人夫婦を訪ねる機会があったらしい。その御夫婦はさらに田舎の地に家を持ち、自然豊かな中でゆっくりと暮らしているようだ。
そのA君が次のようなことをもらした。
「いずれはあんな土地で暮らしたいな」「今まじめに考えてるんだ」

・自然志向なのかな。
 僕自身が自然志向派で今こんな生活をしてるんだけど、A君にも早くも自然回帰のような感覚が目覚めてるんだろうか。僕の場合より10歳は若くて始まってる。それだけ都会が「なじめない、魅力のない」場所になってるということか。
・A君もいい大人になってきたということ
 A君の奥さんはお兄さんと2人兄弟。両親は健在でいらっしゃる。奥さんとしては将来御両親の面倒をみたいと考え、夫婦でそんな話もしてるのかも。
 そういえば私事ですが、私の母(病と格闘中)は私の姉に面倒看てもらってる。物理的な面倒は姉、精神的支えは僕と分担してる。私の妻の母も体調が悪く、妻と妻の妹が交代で面倒看てる。実の娘に看てもらうのが一番楽というのも真理。そういえば私に長女が生まれた時、妻の父に「男がよかったです」と言ったら、「面倒看てくれるのは娘だぞ」と言われた。
 A君も30歳の若さでそんな真理を視野にいれてるのか。
 もうひとつ、子供をどこで育てるのがいいかも考えてるんだろう。
 自分達夫婦の将来を、世帯主の責任を考慮しつつ模索するいい大人になったんだな。

僕はA君を応援したい。 都会が住みにくい、自然の中と思うなら、その今の気持ちに素直でいてほしい。まだ30歳、ここから人生を作り直すのはそんな難しくない。いや「作り直す」のではなく、「変化する人生を楽しむ」こと。子供が小学校に通うようになると、そういう生活の変化はちょっと耐えられない。今ならやれる。
A君がんばれ。田舎にひっこむと君になかなか会えなくなるのはさみしいが。
コメント
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