季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「ストック」

2017-12-23 04:58:04 | 暮らし
名言名句(103)

「この一日は惜しむべき重宝なり」『正法眼蔵』


鎌倉初期の禅僧で、日本曹洞宗の開祖である道元(1200-53)

の言葉ですが、道元の宗教観の滲み出た言葉であると同時に、

の日常生活に心しまければならぬ言葉でもあります。

今日この一日は、何ものにも代えがたい貴重な宝とも言うべき

一日である、ということですが、一日という日時の大切なこと

を意識の片隅で考えていながらも、つい安易に過ごしてしまう

のが大方の人の一日の送り方、過ごし方です。一日を宝物の

ように大事に扱うということは、自分自身の人生の集積を大事

にするとになります。しかし、一日は、あっという間に過ぎ去

ってしまいます。一日を大事に思うということを自覚するには、

朝の目覚めを大切にすることです。

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12月に咲いている花「ストック」

花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に

つく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。

八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが

好まれている。

花には強い香りがある。

葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。

葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。

実の特徴 花の後にできる実は角果(雌しべの中にある

仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのもの

には生殖能力はない。

ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること

もできる。

この花について 和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。

妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布

(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていること

から転訛したという。

種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花と

されている。

ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べる

こともできる。

属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん

(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。

種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という

意味である。

その他 PHOTO1撮影者:zepkitさん/PHOTO2撮影者:アリスさん

(みんなの花図鑑より))


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