季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の果樹「柚子(ゆず)」

2020-12-31 04:53:04 | 暮らし
人生日訓(560)

「其道を以てせざればこれを得るも処(お)らず」

いわば、孔子の経済倫理を説いた一句というべきで、今日の社会にもそのまま

当てはまると思う。自分だけが儲かりさえすればいい、世間や社会や人民がど

うなろうと、どんあ迷惑をかけようとかまわぬというような、反社会的な経済

行動は許されないのである。今日、最も進んだアメリカあたりの経営理念を聞

いてみると、「利益の社会的還元」ということを言っている。昔流の術語で言

って見れば、「仁」であり、道である。こうであってこそ、その富貴も長続き

もし、自他を傷つけることがない。とかく今日は万事が商業主義に走り、ただ

ただ利潤追求に焦っているようだが、こんなことではその文化性、倫理性をぶ

ち壊してしまうであろう。

今年の大晦日に当たり、この一年ご厚誼を頂いたことに心よりお礼を申し上げます。皆さま良いお年をお迎えください。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

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12月に実をつけている果樹「柚子(ゆず)」

中国原産。 ・柑橘類の中で最も耐寒性がある。 ・5月頃に花が咲き、  6~7月頃に実ができる。  実の表面はゴツゴツ。  秋頃に黄色くなる。 ・「柚酸」とも書く。 ・餅粉、砂糖などを使ったお菓子に  「柚餅子(ゆべし)」がある。  「ゆずゆべし」のほか、  「くるみゆべし」などもある。 ・薬効   肩こり、冷え性、腰痛 ・薬用部位 実(入浴剤、ゆず湯) ■冬至いろいろ  冬至(12月22日頃。     一年で昼間が最も短い日) 1.ゆず湯   冬至の日には   柚子の実をお風呂に入れます     (柚子湯(ゆずゆ))。   <参考> 菖蒲湯(しょうぶゆ)        菖蒲(5月)   「冬至に柚子湯」の由来は、    冬至(とうじ)     →「湯治(とうじ)」      (お湯に入る)    柚子(ゆず)     →「融通(ゆうづう)」    ”お湯に入って健康になって     融通よく暮らそう”、    とのこと。   また、   柚子自体にも効能があって、   柚子湯に入ると   風邪をひきにくくなり、   皮膚も強くなるらしい。 2.かぼちゃ   冬至の日には、   かぼちゃを食べると   厄除けになるとの   言い伝えもある。 3.「ん」のつく食べ物   冬至の日には、   「ん」が2つつく食べ物を   食べると     病気にかかりにくくなる   ともいわれている。

(季節の花300より)


        

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季節の果樹「蜜柑(みかん)」

2020-12-30 04:57:27 | 暮らし
人生日訓(559)

「愚痴なる人はその詮なきことを思ひ云ふなり」

これは人ごとではない。自分の心中にも、そうした「詮なきこと」を思い出し

たり、口に出したりしかねないのである。道元の叱咤はここにある。前を向

け、過ぎ去ったことの繰り言を止めよ、そんな後ろ向きの愚痴を言ったり思い

出したりする暇があったら、仏法に向かって一歩踏み出せというのであろう。

何と、この地上には「詮なきこと」を思ったり、言ったりするひとの多いこと

よ。恥ずかしいことである。


ウォーキングの思い出

幸手権現堂・幸手宿へ.wmv 






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12月に実の成っている果樹「蜜柑(みかん)」

もっともポピュラーな  「みかん」♪ ・中国から渡来した柑橘類をもとに  日本で作られた品種。 ・鹿児島県原産で、  全国で栽培されている。 ・ふつう、種子(タネ)はない。 ・初夏に白い5弁花が咲く。 ・葉は光沢あり。 ・「オレンジ色」■  「蜜柑(みかん)色」■   (ほとんど同じような色♪)   → 色 いろいろ へ ・みかんの皮を干したものを  「陳皮(ちんぴ)」と呼ぶ。 ・薬効   食べ過ぎ、胃もたれ ・薬用部位 果皮 ・生薬名 「陳皮(ちんぴ)、       枳実(きじつ)、       枳殻(きこく)」 ・別名  「温州蜜柑   (うんしゅうみかん)」    誕生地は鹿児島県だが、    市場に出回る名前として、    中国江南地方の、    柑橘類名産地の    「温州(うんしゅう)」    の名がつけられ、    そこから「温州みかん」    の名で呼ばれる。 ・愛媛県の県花(蜜柑)    → えひめみかん 

(季節の花300より)

         

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季節の樹木「万両」

2020-12-29 04:30:32 | 暮らし
人生日訓(558)

「緩急宜しきを得ざれば好音響かず」

これは私共にもわかる教訓で、だらだらしていてもいけないが、あんまり張り

切り過ぎてもいけない。ほどほどというところが大切である。釈迦の教説を

「中道」の言葉で代表しているが、それは「中庸」というのでもない。生ぬる

いことではない。何事も極端に走らずに、極めて常識的であり、実践的であ

り、合理的な者であり、且つ、批判的なものでさえある。「」動く」中道

である。固定しない中道である。形式的に一辺に落在しないで、常に物の本質

を求めて突き進んでゆく生活態度である。一番いい音の出る弦のひきかたに通

ずるのである。完全燃焼といってもいい。

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12月に実の成る樹木「万両」

万両の花は7~8月頃に咲き、  12月頃から冬にかけて  実が赤くなる。  万両のなかには  実が白い種類もある。 ・正月の縁起物に使われる。 ・万両と千両の名前の違い。  千両は葉の上の方に  実をつけるので   鳥に食べられやすく、  万両は葉の下に実をつけるので  食べられにくく、  その分、  実がしっかり残るから・・。  (でも、万両の実も、   覆いをしておかないと   翌年の2月頃までには   ほとんど食べられて    しまうようだ)。  また、万両の実は垂れ下がり、  千両は上向きに  つくので、  万両の実は重く千両の実は軽い、  との発想からこの名になった、  ともいわれる。  百両や十両は、  それらに比べ背が低く、  実の数も少ないからことから  こう名づけられたらしい。 ・千両は、江戸時代後期までは  「仙蓼」の字で表現された。 ・百両   葉っぱは細長く   ギザギザがない。   千両、万両より背が低い。  十両   百両よりも背が低い。   葉っぱはギザギザ。 ・百両の別名  「唐橘(からたちばな)」。 ・十両の別名  「薮柑子(やぶこうじ)」。    薮柑子の名は、    薮の中に自生していて、    葉の形などが    柑子(こうじ)みかんに    似ていることから。 ・薮柑子の薬効      せきどめ、湿疹 ・薮柑子の薬用部位 根茎 ・薮柑子の生薬名    「紫金牛(しきんぎゅう)」 ・12月29日の誕生花       (千両の実) ・花言葉は「富、財産」       (千両の実) ・「吾が屋前(には)の   花橘の いつしかも   珠(たま)に貫(ぬ)くべく   その実成りなむ」    万葉集 大伴家持  「この雪の   消残る(けのこる)時に   いざ行かな   山橘の 実の照るも見む」   (山橘=十両:薮柑子)    万葉集 大伴家持

(季節の花300より)
         


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季節の樹木「柾(まさき)」

2020-12-28 04:55:18 | 暮らし
人生日訓(557)

「店の特色」

自分としては、どしどし、たえず、次から次への工夫独創をして、

全く世間がついてこれぬいようになるものである。筆者は自分の

寺の遣り方についても、常に、「我が道を行く」つもりで今日ま

でやってきた。それも思い上がらず、広く世間に開いて、何でも

いいことは自分位取り入れるようにしてやってきたが、お陰で今

日では筆者の寺は、八万五千の全国寺院の一つのモデルケースに

さえなっている。

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12月に実の成っている樹木「柾(まさき)」

海岸近くの林などに自生する。 ・葉は革質でブ厚い。 ・秋から冬にかけて  オレンジ色の実をつける。 ・庭木や生け垣によく使われる。 ・「正木」とも書く。 ・薬効   月経不順 ・薬用部位 樹皮 ・薬効   利尿 ・薬用部位 根 ・生薬名    「調教草(ちょうきょうそう)」 ・”斑(ふ)”入りの葉のものは  「黄覆輪柾」  (きふくりんまさき)という。  葉っぱのふちや中央部に  斑が入るものや、  葉っぱが金色に輝くところから  「黄金柾(おうごんまさき)」と  呼ばれる品種もある。

(季節の花300より)

 
         

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季節の樹木「冬珊瑚(ふゆさんご)」

2020-12-27 04:36:32 | 暮らし
人生日訓(556)

「家を建つるに地を深く掘るべし」

釈迦にもこれに似た言葉がある。「ひかかえほどの岩石、風に揺らぐことな

い。格の如く、心ある者はそしりとほまれの中に心動くことなし」と言ってい

るのといい対応である。自分というものをよく掘り下げて、自分の正体をつき

とめ、人生日訓にいかなる動揺があっても微動だにしないような信仰の盤石の

上に心の基礎を作り上げて、そこに自分という家を建ててこそ、大風がきよう

が、大水が押し寄せようと、こrふぇを持ちこたえることが出来るのである。

イエスが信者に期待したものはそうした不動の信念を持った人であったに違い

ない。過ぎ去ったクリスマスに当たってイエスの言葉をもう一度深く噛みしめ

たものである。

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12月に実の成る樹木「冬珊瑚(ふゆさんご)」

ブラジル原産。明治中期に渡来。 ・夏から冬にかけて  鮮やかな色の丸い実を  いっぱいつけるので、  その姿を珊瑚に見立て、  時期と合わせて  「冬珊瑚」という名前に  なったとのこと。  実の色の遷移がおもしろく、  花を咲かせたあとで  緑色の実になり、  それが「緑 → 黄 → 橙」の順で  色づく。  いろんな段階の色の実が同居して  緑色の実、黄色の実、橙色の実が  ほぼ同時に楽しめる。 ・実はきれいだが毒があるらしく、  食用にはならない。 ・寒さに強い。 ・別名  「ビッグボーイ」  「クリスマスチェリー」  「玉珊瑚(たまさんご)」    いずれも、実の形からの    命名のようだ。

   (季節の花300より)
        


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