季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「珊瑚樹 (さんごじゅ)」

2020-06-30 04:37:31 | 暮らし
人生日訓(387)

「世に道を求むる者あるは幸なり」

法句経にでる言葉。よに父母あるの幸福を述べたに続いての

一句である。恐らく釈迦が、静かに、この広い世間を眺められ

たとき、世知辛いこの世を過ごすために、誰も彼も、その日の

死活のためにがつがつ、営々として騒ぎまわっている者の多

いこの世の中にも、何人かは名利を忘れ衣食のことに貧着

なく、ひたすらに人間としての修行にに励んでいるような風

変りの人々の尊い姿が目に入ったのであろう。そうした人間

が、この地上に、自分の仲間に、何人かいることの実証に心

強く感じられたときの言葉であろう。今日でいって、文化人

のこと、学者、芸術家のことであろう。人気も出ず、人気のこ

となどに心を奪われずにひたすら、人類文化の口上の為に

、精神的な仕事、あるいは、世間の人々の救援のために、不

幸な人々を慰めるために、一身一生を捧げている人の存在

するということは、全くありがたいことであり、自信の持て

ることであったろう。

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6月から咲く花「珊瑚樹 (さんごじゅ)」

開花時期は、 6/15 ~ 6/末頃。 ・真夏の7月から8月頃に  赤い実をつける。 ・丸く多数密生した赤い実を  「サンゴ」に見立てて  名づけられた。 ・葉っぱは虫に食われて  穴があいていることが多い。  虫にはおいしい葉なのかな?

(季節の花300より)


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季節の花「アベリア」

2020-06-29 04:49:07 | 暮らし
人生日訓(386)

「その道の専門家になる」

一つの仕事に従事してもなかなか一人前にはなれない。仕事

にもよるが、見習工員が一人前の職工さんになるのにも五年、

十年はかかる。わけて学者、芸術家、さてはひとかその玄人、

達人になるのには並大抵のことではない。しかし、長年の辛

抱と努力によってやがてその道の玄人になりさえすれば、

世間は黙ってはいない。

ウォーキングの思い出「SWA主催第24回武蔵野十里 」


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6月から咲く花「アベリア」

開花時期は、 6/10 ~ 11/末頃。  夏から秋まで長い間咲き続ける。 ・車道の脇によく植えられている。 ・甘い香り。 ・別名  「花園衝羽根空木」   (はなぞのつくばねうつぎ) 

(季節の花300より)



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季節の花「夾竹桃きょうちくとう」

2020-06-27 04:53:02 | 暮らし
人生日訓(385)

「不義にしてえたる富は浮雲の如し」

孔子の言葉。その前文にこう出ている。「麦飯を口にし、水

を飲み、膝枕で寝ているような貧乏暮らしでも、道を求め

る人には結局それで楽しいものだ」その次の言葉である。

不正なことをし、インチキなbことをやって、しこたま儲けた

ような財産や身分は、自分(孔子)にとっては丸で夏の空に

浮かんでいる雲のようなもので、少しも頼りにはならない。

そんなものを自分は欲しいとは思わないというほどの意味

である。これはただ孔子の個人的見解、好き、不好きの問題

ではなく、冷静に、かつ、客観的に見ても、不義、不正、インチ

キやはったりで儲けた富貴が道理として長続きするわけが

ない。多くの被害者もいるであろう。奪われた人、騙された

人、裏切られた人こうした恨みを持った人がその富貴の

げには沢山いるに違いない。

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6月から咲く花「夾竹桃きょうちくとう」

開花時期は、 6/10 ~ 10/15頃。  夏に咲くが、  早咲き品種と遅咲き品種が  あるようだ。 ・葉が竹の葉のように  細く(狭く(夾))、  花が桃の花に似ているところから。  ピンク色が鮮やか。白もある。  もっとも多いのは  ピンク色で八重のもの。 ・インド原産。  インド北部の河原に生え、  乾燥、洪水、猛暑、寒風に  鍛えられた。    江戸時代に中国経由で渡来。 ・大気汚染に強いので、  道路沿いの並木や    公園樹としてよく植えられる。 ・百日紅(さるすべり)と  同じような時期に咲く。 ・「病人に   夾竹桃の 赤きこと」    高浜虚子

(季節の花300より)



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季節の花「桔梗(ききよう)」

2020-06-27 04:39:39 | 暮らし
人生日訓(384)

「自分をよりどころとする」

あまり頑固でも困るが、と言って、何でも他人に頼るのも考

えものである。しかし、人間というものは、結局のところでは

自分に頼るより外に道がないのである。親戚に、友人に、家

族にと、お互いに頼り合っている世の中ではあるが、これに

は失望するひがある。当てにできないと言うことを身に染み

て悟るときがある。そうして、ついには、自分以外には、この

地上に頼りになるものはないと言うことに気づく日がある

のである。

ウォーキングの思い出「平日ウォーク・越谷 」


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6月から咲く花「桔梗(ききよう)」

開花時期は、 6/10 ~ 8/10頃。 ・夏の花だが、  「秋の七草」のひとつに数えられる。 ・漢名の「桔梗」を  音読みしたら「ききょう」。 ・色は紫または白。 ・「桔梗(ききょう)・開花直前の  丸くふくらんだ状態がおもしろい。  これは、開花前には花びらが  互いのふちで    くっついたまま膨れていくために、  つぼみのときは  風船のようにふっくらして見える、  ということらしい。  プチュッとつまむと  水がはじけ出る。  (花がかわいそうなので   やめましょう♪) ・薬効   せきどめ、去痰 ・薬用部位 根 ・生薬名 「桔梗根(ききょうこん)」  また、この薬用成分の  サポニンというものは  昆虫にとっては有毒なため、  昆虫からの食害から  自らを守っている。  (キキョウサポニンと呼ばれる) ・昔から武士に好まれたようで、  家紋に取り入れられたり、  江戸城には「ききょうの間」や  「桔梗門」の名前がある。 ・万葉集に出てくる「あさがお」は、  この桔梗の  ことだろうといわれている。 ・平安時代の辞書には  「阿利乃比布岐(ありのひふき)」  として載る  → 「蟻(アリ)の火吹き」   蟻が桔梗の花びらをかむと、   蟻の口から   蟻酸(ぎさん)というのが出て、   桔梗の花の色素アントシアン   というのを変色させるために、   紫の花の色が赤く変わる。   (蟻が火を吹いたように見える) ・「桔梗」は「きちこう」とも読む。 ・8月12日、9月2日の  誕生花(桔梗) ・花言葉は「清楚、気品」(桔梗) ・「桔梗の花   咲く時ぽんと 言ひそうな」    加賀千代女   「朝顔は   朝露負(お)ひて   咲くといへど   夕影にこそ 咲きまさりけれ」    (朝顔=桔梗)    万葉集 作者不詳

(季節の花300より)



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季節の花「擬宝珠 (ぎぼうし」

2020-06-26 04:41:28 | 暮らし
人生日訓(383)

「足るを知るこれ第一富(だい)いっぷ」

法句経に、「無病は最上の利、足るを知るは最上の富(たか

ら)」とある。「生命あっての物種子(ものだね)」と言う通り、

身体が弱く、病気がちでは何を見ても面白くもないし、何を

食べてもうまくない。「足ることを知る」ものが最上の富とい

うのは、ちょっと聞くと昔風の儒教的道徳で、消極主義に響

くけれども、よく、更に深く掘り下げて見ると、そこには、現代

社会に通じる積極性は見受けられると思う。「足るを知る」と

いうことは、何も欲望が薄いことではない。今日世間から受

けている所得、賞与について文句不平を言わないで、、「せ

めて、これだけでも貰っていれば有難いと思わねばならぬ

」と受け取って難癖をつけないのである。こうした貰い上手

というか、物のたっとさ、有難さのわかる人なら、自然と、世

間の人がその人を尊敬し、やがてもっといい待遇をしてくれ

くれる。明日に伸びてゆける。

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6月から咲く花「擬宝珠 (ぎぼうし」

・開花時期は、 6/10 ~ 7/20頃。  夏、涼しげな色で咲く。 ・葉っぱは幅広で大きい。 ・橋の欄干の上にある、  玉ねぎをさかさまにしたような  装飾物が「擬宝珠」。  この花のつぼみが  「擬宝珠」に似ていることから  この名になった。         (装飾物の擬宝珠)      2005. 5. 1      京都 清水寺          (つぼみ)      2009. 6.20      江戸川区 行船公園 ・強い日光と猛暑が苦手。  日焼けしてしまうらしい。  イギリスや北欧では  夏は日本より涼しいので、  ガーデニングとしてよく使われる。 ・春、若葉をゆでて  あえものにするとおいしいらしい。 ・「大葉擬宝珠   (おおばぎぼうし)」は   主に山野に生え、葉っぱがでかい。  「小葉擬宝珠   (こばぎぼうし)」は   濃い紫色の花。   葉っぱは   それなりの大きさだが、   擬宝珠の品種の中では   小さいのかもしれない。 ・「きぼうし」とも  「ぎぼし」とも呼ぶ。

(季節の花300より)


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