季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「アザミ」

2017-10-31 04:37:40 | 暮らし
名言名句(50)

「ひとり燈のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするこそ、
こよなうなぐさむわざなれ」『吉田兼好』


読書離れが目立つこの頃です。テレビとパソコン遊びとか、

またオートバイとか、若者にとっての直接的ともいえる興味

の対象に事欠きません。しかし、若者が実のある人間として

成長するには、読書が最も効果があります。

本の中身が精神を豊かにし、人生を、そして自分という存在

を考えさせてくれるのです。考えた結果、自分の生きる道を

つかむことが出来るのです。

「徒然草」は兼好法師の筆になる随筆集です。

たったひとり、ともしびの下で書物を開き、見知らぬ遠い昔

の人を友人とするのが、このうえもなく心が慰められること

である、というのです。

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10月に咲いている花「アザミ」

花の特徴 茎の先に頭花をつけ、筒状花をたくさん
咲かせる。

葉の特徴 葉は羽状に裂け、縁に棘がある。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで
        全体が種子のように見えるもの)

この花について ―その他 アザミは、キク科アザミ属

        の多年草の総称である。

日本だけでも100種類以上あり、見分けるのがむずかしい。

俳句の季語は春である。

ただし、夏薊、秋薊などの季語もある。

(みんなの花図鑑より)


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季節の花「朝顔」

2017-10-30 04:18:34 | 暮らし
名言名句(49)

「読書百遍義自から見(あらわ)る」『三国志』


砂に水がしみ込むように、活字の中身が頭の中に入って

来るのは、少年時代、青年時代です。大人になってから

は、仕事上の多忙を理由に、読書は敬遠気味になります。

そんな時、この言葉を思い出して、読書の重要性を振り

返って見たいものです。何度も繰り返して本を読むこと

で、本の内容も自然と理解できるようになる、という

この言葉の裏には、乱読よりも熟読をすすめる意味が

あります。ところが、今の世の中、あまりにも沢山の本

が出過ぎるせいか、完全に読みこなしてから次の本に向

かうというよりも、大ざっぱに何冊も手に取り、それで

本を読んだつもりになっている場合が珍しくありません。

繰り返しくりかえし読むことで、分からないところも自然

と理解できるという読み方が、読書の基本態度と言えま

しょう。

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10月に咲いている花「朝顔」

花の特徴 早朝に漏斗形の花を開き、昼前にしぼんでしまう。

ただし、日陰にある場合は夕方まで咲き続けることもある。

花柄には小さな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。

雄しべは5本、雌しべは1本である。

葉の特徴 葉はほこ形で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

この花について 江戸時代に入ってから観賞用として急速に広まり、

様々な改良品種がつくられた。

種子を生薬で牽牛子(けんごし)といい、利尿剤、下剤とする。

俳句の季語は秋である。

(みんなの花図鑑より))



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季節の花「秋のキリンソウ」

2017-10-29 04:30:13 | 暮らし
名言名句(48)

「本を読むということは、大抵の場合には冒険である。
 だから又冒険の魅力がある」『柳田国男』


本を読むことが何故冒険なのか、それは、未知の知識世界に

踏み込むからです。

冒険と言う言葉には、失敗もあれば成功もあります。

いい内容に巡り合えばいいが、必ずしも、そうとばかりは限り

ません。がっかりさせられることも間々あります。

だから、「冒険」なのです。しかし、とにかく、本を読んで

みないことには、その本がいい本であるかどうかの判定が

つきません。悪い本にぶっかればがっかりするけれども、

いい本にぶっかれば、ものすごく得をした気分になる、その

感激の魅力について触れた言葉です。


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10月に咲いている花「秋のキリンソウ」

花の特徴 茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を

出し、たくさんの黄色い花(頭花)をつける。

1つ1つの花は舌状花4枚から6枚が一列に並び、真ん中に筒状

花がある。

総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は狭い鐘形で、総苞片は4列に並ぶ。

葉の特徴 葉は互い違いに生え(互生)、下部の葉は卵形、

上部の葉は披針形である。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が

種子のように見えるもの)

この花について 茎は細くて硬く、下部は黒紫色をしている。

その他 和名の由来は、秋に咲き、また黄色い花の美しさを

ベンケイソウ科のキリンソウにたとえたものである。

別名をアワダチソウという。

これは、花が泡立つように咲くというところからきている。

(みんなの花図鑑より))



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季節の花「アキギリ」

2017-10-28 03:42:44 | 暮らし
名言名句(47)

「読書の方法は、適宜とばして読むことである」『ハマートン』

イギリスの評論家フィリップ・ギルバード・ハマートン

(1834-94)の言葉ですが、19世紀に言われた言葉にも

関わらず、現代読書技術にもぴったりあてはまります。

各種の印刷技術の発展で、現代は本の洪水時代と言って

もよいでしょう。目的を決めている場合は、目的に沿っ

た本を選んで読むわけだからまだしも救われますが、

何でもいいから本を読もうということで本屋の棚に向か

うと、まず口をついて出てくるのは溜息です。いろんな

本が多いからです。

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10月に咲いている花「アキギリ」

花の特徴 茎先の短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)

を出し、青紫色の花をつける。

花の先は上下に分かれた唇形で、つけ根のほうは細い筒形となる。

上唇は帽子のようになり、下唇は3つに裂ける。

花柱(雌しべ)は細長い糸状で、先が2つに裂ける。

長い雄しべが2つある。

葉の特徴 葉は三角状の鉾形で長い柄があり、向かい合って生える

(対生)。

実の特徴 分果(複数の子房からできた果実)

この花について 全体に毛がある。

その他 和名の由来は、秋に桐に似た花を咲かせるという

ところからきている


(みんなの花図鑑より)



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季節の花「アカカタバミ」

2017-10-27 04:18:39 | 暮らし
名言名句(46)

「柿食ふや遠くかなしき母の顔」『石田波郷』

秋の季節の全般を通じて、柿は代表的ともいえる果実です。

その柿を食べていると、遠く離れ住む母の顔を悲しく思い

浮かべる、と言うのですが、この俳句の作られた背景を知る

ことによって、秋の季節の歌として、いっそう味わい深く

とらえることが出来ることでしょう。

石田波郷(1913-69)は、昭和19年に中国の戦地で左湿性

胸膜炎を発病、それ以来、小康を得たり、療養を繰り返し

たりする生活を送りますが、昭和23年、東京の清瀬村の

東京療養所に入所、三回の成形手術を行い、足掛け4年の

療養生活に入りました。

そのころの病床吟の句集「惜命」は、代表的療養俳句として、

俳人波郷の名前を一挙に高めました。

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10月に咲いている花アカカタバミ」

花の特徴 花径5~8ミリくらいの黄色い5弁花で、花弁のつけ根のほうに赤い斑が入る。

花の特徴 葉は3出複葉で、小葉はハート形である。

花の色は暗い赤紫色で、基本種よりも小さい。

実の特徴 円柱状で先が尖ったさく果で、真っ直ぐ上を向いてつく。

この花について 茎は地面を這って広がる。

その他 分類上は、カタバミ の品種の1つとされている。

属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を

含み酸っぱいものが多いことからきている。

種小名の corniculata は「角のある」という意味である。

変種名の rubrifolia は「赤い葉の」という意味であ。



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