季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「杜鵑草 (ほととぎす)」

2013-09-30 05:11:04 | インポート

一日一言

舌鼓(したつづみ)を打つ

「舌鼓」とは、舌を鳴らす音の事で、

一般に、うまい物を飲食したときなど

に舌鳴らすことを指して言うのに用い

る。

★久しぶりに家族でレストランに行き

肉料理に舌鼓を打った。

類語:舌鼓を鳴らす


8月から咲いている花「杜鵑草 (ほととぎす)」

開花時期は、 8/25 ~ 11/15頃。
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、
 鳥のホトトギスの胸にある模様と
 似ていることからこの名に。
 葉にある斑点は
 花が咲く頃には消えるらしい。

・「杜鵑」とも書く。
・鳥のホトトギスの方は
 「不如帰」と書く。


・いろいろな種類がある。
 ふつうに見かける
 「台湾(たいわん)杜鵑」や、
 花の黄色い、
 「玉川(たまがわ)杜鵑草」
 「黄花(きばな)の杜鵑草」
 「黄花(きばな)の
  突抜(つきぬき)杜鵑草」
 「高隈(たかくま)杜鵑草」や、
 その他、
 「山杜鵑草」
 「山路の杜鵑草」など。

・9月12日の誕生花(杜鵑草)
・花言葉は
 「秘めた意志」(杜鵑草)
(季節の花300より)




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季節の花「韮(にら)」

2013-09-29 04:14:52 | インポート

一日一言

舌足らず

舌の動きが悪く、何を言っているのか

よく分からない様子を言うのに用いる。

また転じて、言葉や文章の表現が十分

でなく、伝えようとする事を言い尽くして

いないと言う場合にも用いる。

★どうもこの間の釈明では、理由が曖昧

で舌足らずの感が否めなかった。


8月から咲いている花「韮(にら)」

開花時期は、 8/20 ~ 10/25頃。
・東南アジア地方原産。
 かなり昔に渡来。
・てっぺんのところに
 白い花がたくさん咲く。

・根元のところから生えてる
 葉っぱが食べられる。
 ちぎるとニラ独特の匂い♪
 ねぎの一種で、
 ビタミンAとカロチンを多く含み、
 消化を助け、
 風邪の予防効果もある。
 漢方では種子を乾燥させたものを
 「韮子(きゅうし)」といい、
 胃腸薬などの用いる。

・独特の臭気があることから
 「においきらう」(香嫌)、
 これが「にら」に変化したとも、
 また、美味であることから
 「みら」(美辣)、  
 これが「にら」に変化した
 ともいわれる。    


・「きはつくの
  岡のくくみら 我摘(つ)めど
  籠(こ)にも満たなふ
  背なと摘まさね」
  (くくみら=韮)
   万葉集
(季節の花300より)



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季節の花「大弁慶草(おおべんけいそう)」

2013-09-28 03:48:10 | インポート

一日一言

仕出し女

「仕出し」は、新しくする事、趣向を凝らす事を

意味し、流行の装いで着飾った女性や、お洒

落な女性を指して言うのに用いる。

★秋になると街も秋の装いをした仕出し女が、

大勢彩りを与えてくれる。

類語:仕出し女房


8月より咲いている花「大弁慶草(おおべんけいそう)」

開花時期は、 8/15 ~ 11/20頃。
・葉は楕円形で肉質。
・切り取って数日おいても枯れないほど
 強いことを、弁慶にたとえた。
 「弁慶」→ 鎌倉時代初期の法師。
     源義経の忠臣として活躍。
     平泉の衣川で”立往生”。

・ふつうの弁慶草と似ているが、
 大弁慶草の方が花の色がやや濃く、
 こちらの方がよく知られている。

・別名
 「活草」(いきぐさ)。
(季節の花300より)



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季節の花「孔雀草(くじゃくそう)」

2013-09-27 05:01:01 | インポート

一日一言

舌が回る

舌が機敏によく動くと言う意味から、

言葉がつかえず、よどみなく喋る状態

をたとえて言う場合に用いる。

★評判の饒舌なセールスマンのトlーク

はよくあれほど舌が回るものだと感心す

る。


8月より咲いている花「孔雀草(くじゃくそう)」

開花時期は、 8/15 ~ 11/ 5頃。
・北アメリカ原産。
・ピンクと白がある。白い花は
 「白孔雀(しろくじゃく)」
 と呼ぶ。
・長い茎がたくさん枝分かれして
 多数の花を咲かせるところから、
 孔雀の尾っぽの羽根に見立てた。

・別名 「孔雀アスター」

・9月5日、11月23日の
 誕生花(孔雀草)
・花言葉は
  「いつも愉快、ひとめぼれ」
    (孔雀草)
(季節の花300より)



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季節の花「葛(くず)」

2013-09-26 05:23:16 | インポート

一日一言

舌が長

舌をよく使うので舌が長いと言う事から

よくしゃべることをたとえて言うのに用い

る。

★彼女は幼いころから活発で舌が長い

性格であった。


8月に咲いていた花「葛(くず)」

開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃。
・秋の七草の一つ。
・まわりの木々を
 つるでおおってしまう程の生命力。
 ひと夏で10mぐらい生長する。
・花は下の方から咲いていく。

・大和の国(奈良県)の
 国栖(くず)というところが
 葛粉の産地であったところ
 からの命名。
 漢字の「葛」は漢名から。

・つるの繊維部分は
 「葛布(くずふ)」の原料。
   (静岡県掛川市特産)

・根には
 多量のでんぷんを含んでいて、
 「葛根(かっこん、
     解熱の漢方薬)」
 になる。
 葛粉(くずこ)もとれる。
    → 葛餅(くずもち)


・別名
 「裏見草(うらみぐさ)」。

  葉が風にひるがえると
  裏の白さが
  目立つことから。
  平安時代には「裏見」を
  「恨み」に掛けた和歌も
  多く詠まれた。  


・「ま葛原
  なびく秋風 吹くごとに
  阿太(あた)の大野の
  萩が花散る」   
   万葉集 作者不詳 

 「梨棗(なつめ)
  黍(きび)に
  粟(あは)つぎ
  延(は)ふ葛の
  後も逢はむと 葵花咲く」
   万葉集 作者不詳 

 「葛の風
  吹き返したる 裏葉かな」
   高浜虚子 

(季節の花300より)


 


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