季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「雪の下」

2013-06-30 04:51:28 | インポート

一日一言

算を乱(みだ)す

和算の計算器である算木(さんぎ)を乱す

という意味から、列を乱す、産卵すると言

う場合の形容として用いる。

★デモ隊は警察機動隊の排除行動で、算

を乱して混乱に陥った。

類語:①算を散らす   ②蜘蛛の子を散らす


5月から咲いている花「雪の下」

開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。
・花びらのうち、
 下向きの2枚が長い。
・葉の表には
 葉脈に沿って白い斑がある。

・名前は、雪のような
 白い花をかぶって
 その下に緑の葉を広げるから。
 白い舌状の花の形から
 「雪の舌」、
 それが変じて「雪の下」、
 との説もある。

・漢名は「虎耳草」。
 まだらで毛のある
 丸い葉っぱにちなむ。


・葉はいろいろ使える。
 けがをしたらこの葉を
 火にあぶって患部に貼ると
 効き目がある。
 (昔からやけどなどの
  貼り薬(もんだ葉っぱ)、
  中耳炎やひきつけの薬
  (しぼり汁)として
  重宝された。)
 また、天ぷらにしてもおいしい。
   (花は食べない)
(季節の花300より)




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季節の花「箱根空木(はこねうつぎ)」

2013-06-28 05:00:23 | インポート

一日一言

産を成す

財産を作る。資産家になると言う場合に用いる。

★彼は刻苦勉励にて一代で、今の産を成した。


5月に咲いていた花「箱根空木(はこねうつぎ)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/15頃。
・海岸近くに生える。
・箱根近辺でも自生する。

・花の色は、つぼみのときは白。
 しだいに赤に変わっていく。
二色空木(にしきうつぎ)  に似ているが、 すごく似ていて、 看板などがない限り ほとんど区別がつかない。 ちなみに、 箱根空木は海岸に多く、 二色空木は山地に多い。
(季節の花300より)

 


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季節の花「吸いカ蔓」

2013-06-27 05:21:35 | インポート

一日一言

産を傾く

財産を傾けると言う意味で、財産を投入する、

または、財産を失うと言う場合に用いる。

★昔の政治家は、政治に産を傾くと言われ、

残るのは井戸・塀ともいわれた。


5月に咲いていた花「吸い蔓」

開花時期は、 5/15 ~ 6/15頃。
・「水を吸う葛」の意から
 「吸葛」となった。 
 また、昔は、花の奥の方にある
 蜜(みつ)を 
 子どもが吸って遊んだことから
 「吸葛」となった、
 との説もある。

・花の色は、
 白から黄に変化していく。
 このことから
 中国では「金銀花」と呼ばれる。

・「忍冬」とも書く。
 また、「忍冬」の字のごとく、
 「にんどう」と
 呼ばれることもある。

(季節の花300より)


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季節の花「ブラシの木」

2013-06-26 05:06:42 | インポート

一日一言

三面六臂(さんめんろっぴ)

三つの顔と六本の臂(ひじ)を体に備えて

いると言う意味から、一人で数人分もの

目覚ましい働きをするさまをたとえて言う

のに用いる。

★戦国時代の織田信長は、まさに三面六臂

の働きで天下を統一した。

類語:八面六臂


5月に咲いていた花「ブラシの木」

開花時期は、 5/15 ~ 6/10頃。
・オーストラリア原産。
・明治中期に渡来。
 暖地に栽培される。

・花の形が、
 ビン洗いのブラシにそっくり♪


・実は、枝にずらっとついて並ぶ。
 翌年の花はその上部に咲き、
 実は次々と何年も残っていく。
 その後もずっと大きく
 なりつづけ、
 7~8年は枝についていて
 発芽能力も持ち続ける。

 この木は、乾燥地が原産地のため、
 極端な乾燥や山火事のときに
 パァーンと実が開いて
 中の細かい種子が
 風に飛んで散布される、
 という仕組みになっている。
 山火事でまっさらな土地に
 なったところに
 すばやく芽を出して、
 その土地一帯の
 優占種になるのが目的らしい。
  (ユーカリの木も同じ)


・別名
 「花槇(はなまき)」
   葉がの葉に
   似ているところから。

 「カリステモン」(学名から)

(季節の花300より)


 


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季節の花「水蝋の木 (いぼたのき)」

2013-06-25 05:02:10 | インポート

一日一言

三拍子そろう

三つの条件がそろうという意味から、

顔がよくて頭がよくて家柄も良いと言

うように、なかなか揃い難い全ての好

条件が完全に備わっていることを表す

のに用いる。また、飲む、打つ、買うの

三つの悪癖が備わっているという具合

に、悪い意味で用いることもある。

★平安時代の紫式部という作家は、

三拍子そろう才女であったろう。


5月に咲いていた花「水蝋の木 (いぼたのき)」

開花時期は、 5/15 ~ 6/ 5頃。
・白い花でほとんど目立たないが
 ちょっとだけ香る。
・秋に黒く小さい実をつける。

鼠黐によく似ているが、
 鼠黐より花序が小さく、
 花期は鼠黐より少し早い。
・「疣取の木」とも書く。


・幹に「イボタロウムシ」という虫が
 寄生することも 
 「イボタの木」の名前の
 由来らしい。

・「水蝋の木」より、
 葉っぱが幅広い、
 「大葉水蝋(おおばいぼた)」
 という木もある。
(季節の花300より)


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