季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「柚子(ゆず)」

2014-12-31 04:27:19 | 暮らし
一日一言

するからして


そう言う訳で、という意味から、前の事柄が

原因となって後の事柄が続いて起こることを

表す場合に用いる。

★どうも今年は自然災害の多い年であった。気象

が変化している状態で経緯からするからして、

新年も油断が出来ない。

類語:するところかして


歳時記

大晦日>


昔は、前日の30日までに、全ての正月準備を終え、大晦日には心身を清めて神社に

こもって新年を迎えたり、夕方から祝い膳を囲んで「お年とり」をしたところもあります。

これは、昔は日暮れが1日の境目と考えられていたため、大晦日の夜は、

もう新しい年が始まっているという考えかたから生まれた風習です。


年越しそば

大晦日にそばを食べるのは、そばが細く長いことにちなんで、

延命や幸せが長く続くことを祈る縁起物とされているからです。

また、そばには五臓の毒をとる効果があるから、という説もあります。


【除夜の鐘】

中国の宋の時代に始まった仏教行事に由来していて、江戸時代以降、

盛んに行われるようになりました。

除夜の鐘は、百八つつくのがならわしですが、これは人間の煩悩

(悟りを妨げる心のけがれ)をはらって、すがすがしく新年を迎える

という意味と、一年間の季節分類を総合した表現だという説もあります。

鐘は旧年中に百七回つき、新年を迎えてから百八つ目をつくのが正式といわれています。



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12月に実のなっている果樹「柚子(ゆず)」

中国原産。
・柑橘類の中で最も耐寒性がある。
・5月頃に花が咲き、
 6~7月頃に実ができる。
 実の表面はゴツゴツ。
 秋頃に黄色くなる。
・「柚酸」とも書く。

・実の中をくりぬいて、そこに
 餅粉、砂糖などを入れたお菓子が
 「柚餅子(ゆべし)」。

(季節の花300より



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季節の花「蜜柑(みかん)」

2014-12-30 04:33:00 | 暮らし

一日一言

するうち


あれこれしている間に、という意味で、前の事柄に

少し間を入れて後の事柄が行われることを表す場合

に用いる。

★今年もいろいろ事件・災害があり騒々しく過ぎて

凡々とするうちに年の暮れを迎えた。

類語:するほどに


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12月に実が成っている果樹「蜜柑(みかん)」

もっともポピュラーな
 「みかん」♪
・中国から渡来した柑橘類をもとに
 日本で作られた品種。
・鹿児島県原産で、
 全国で栽培されている。

・ふつう、種子(タネ)はない。
・初夏に白い5弁花が咲く。
・葉は光沢あり。
・みかんの皮を干したものを
 「陳皮(ちんぴ)」と呼ぶ。


・別名
 「温州蜜柑
  (うんしゅうみかん)」
   誕生地は鹿児島県だが、
   市場に出回る名前として、
   中国江南地方の、
   柑橘類名産地の
   「温州(うんしゅう)」
   の名がつけられ、
   そこから「温州みかん」
   の名で呼ばれる。

・愛媛県の県花(蜜柑)
   → えひめみかん


・「橘(たちばな=みかん)は
  実さへ花さへ
  その葉さへ
  枝(え)に霜降れど
  いや常葉(とこは)の樹」
   万葉集
   聖武(しょうむ)天皇


(季節の花300より)


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季節の花「万両」

2014-12-29 04:09:03 | 暮らし
一日一言


素矢(すや)を食う

矢が的から外れてしまうという意味から、

当てにしていた事が駄目になる、徒労に

終わるという場合のたとえに用いる。

★年末の年越し資金に知人い借金を申し

混んでいたが、彼の海外旅行で素矢を食う

事になった。


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12月に実が成っている木「万両」

万両の花は7~8月頃に咲き、
 12月頃から冬にかけて
 実が赤くなる。
 万両のなかには
 実が白い種類もある。
・正月の縁起物に使われる。


・万両と千両の名前の違い。 
       
 千両は葉の上の方に
 実をつけるので 
 鳥に食べられやすく、
 万両は葉の下に実をつけるので
 食べられにくく、
 その分、
 実がしっかり残るから・・。

 (でも、万両の実も、
  覆いをしておかないと
  翌年の2月頃までには
  ほとんど食べられて 
  しまうようだ)。

 また、万両の実は垂れ下がり、
 千両は上向きに
 つくので、
 万両の実は重く千両の実は軽い、
 との発想からこの名になった、
 ともいわれる。

 百両や十両は、
 それらに比べ背が低く、
 実の数も少ないからことから
 こう名づけられたらしい。


・千両は、江戸時代後期までは
 「仙蓼」の字で表現された。


・百両
  葉っぱは細長く
  ギザギザがない。
  千両、万両より背が低い。
 十両
  百両よりも背が低い。
  葉っぱはギザギザ。


・百両の別名
 「唐橘(からたちばな)」。

 十両の別名
 「薮柑子(やぶこうじ)」。
   薮柑子の名は、
   薮の中に自生していて、
   葉の形などが
   柑子(こうじ)みかんに
   似ていることから。


・12月29日の誕生花
      (千両の実)
・花言葉は「富、財産」
      (千両の実)


・「吾が屋前(には)の
  花橘の いつしかも
  珠(たま)に貫(ぬ)くべく
  その実成りなむ」
   万葉集 大伴家持

 「この雪の
  消残る(けのこる)時に
  いざ行かな
  山橘の 実の照るも見む」
  (山橘=十両:薮柑子)
   万葉集 大伴家持

(季節の花300より)


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季節の花「柾(まさき)

2014-12-28 04:33:36 | 暮らし
一日一言


相撲も立つ方


自分の見物している側から出した相撲取りを

勝たせたいと思うという意味から、多少とも

時分と関係ある方に力を入れるという場合の

たとえとして用いる。

★選挙には相撲に立つ方に応援するのが当たり

前の話である。

類語:①すまいも立つ方    ②相撲は我が方


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12月に実が成っている木「柾(まさき)

海岸近くの林などに自生する。
・葉は革質でブ厚い。
・秋から冬にかけて
 オレンジ色の実をつける。
・庭木や生け垣によく使われる。
・「正木」とも書く。


・”斑(ふ)”入りの葉のものは
 「黄覆輪柾」
 (きふくりんまさき)という。

 葉っぱのふちや中央部に
 斑が入るものや、
 葉っぱが金色に輝くところから
 「黄金柾(おうごんまさき)」と
 呼ばれる品種もある。

(季節の花300より)



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季節の花「冬珊瑚(ふゆさんご)」

2014-12-27 04:22:25 | 暮らし
一日一言


相撲にならない


力が違いすぎて相撲が取れないという

意味から、力量に違いがあり過ぎて

勝負にならないという場合のたとえに

用いる。

★わが社のような町工場では、相手が

大きすぎて相撲にならないよ。


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12月に実のなっている木「冬珊瑚(ふゆさんご)」


ブラジル原産。明治中期に渡来。

・夏から冬にかけて
 鮮やかな色の丸い実を
 いっぱいつけるので、
 その姿を珊瑚に見立て、
 時期と合わせて
 「冬珊瑚」という名前に
 なったとのこと。

 実の色の遷移がおもしろく、
 花を咲かせたあとで
 緑色の実になり、
 それが「緑 → 黄 → 橙」の順で
 色づく。
 いろんな段階の色の実が同居して
 緑色の実、黄色の実、橙色の実が
 ほぼ同時に楽しめる。

・実はきれいだが毒があるらしく、
 食用にはならない。
・寒さに強い。


・別名
 「ビッグボーイ」
 「クリスマスチェリー」
 「玉珊瑚(たまさんご)」
   いずれも、実の形からの
   命名のようだ。

(季節の花300より)


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