終わりのない顔 〜たま

終わりのない顔　〜たま


終わりを意識するようになると
もう若かっただけのころがぼやけてくる
青春はなかったのだけど
夏の今頃になると雨のあとのアスファルトの匂いとか
海沿いの塩の匂い
とにかく匂いに敏感だった気がする
年齢とともに何もかも薄れていくものなんだと思いながら
あの鬱陶しい青い考えも薄れていくのでそれはそれでいい

The Alan Parsons Project Somebody Out There

感覚がなにやら怪しい
これまでが続く気配を感じない
つなげていくものが解けていく感じだ
そんなときが訪れつつあるのかな？
常識が常識でなくなるときは訪れる
何だか奇妙に浮かんでいる感じだ

Van der Graaf Generator "House With No Door"

今日１日は記憶が虚ろ
すぐ忘れるなにしているのか忘れる
ちょっと若年性アルツハイマ―かもなと思いながら
自宅でVan der Graaf Generator を聴いている