リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

思想小説の組み上げ方、その2

2024-03-30 16:23:13 | その他
 こんにちは。東京地方、昨日の午後から文句なしの春。当然桜なんか咲いちゃって。まだ白い花がちらほら見えるだけですが、空は青空だから問題なし。とはいえ、まだ照葉樹が日差しを跳ね返してる白さの方が、断然強い。目が悪いとキラキラきれい。
 
 さて、もう4月ですね、お仕事・学業は相変わらず? わたしゃ異動は多かったけど、待遇が変わるわけじゃないからそこそこ楽しみではありました。自分は変わらなくても同僚が変ったりするしね。楽しい同僚が待ってるといいね。
 もっとも、もっとシリアスな方もいるかも。
 「4月1日から居場所を失ってしまう方へ」(工藤啓認定特定非営利活動法人育て上げネット 理事長)という記事もあります。
 おっしゃるには、とりあえず
 「・少しでもいいので収入を確保する
  ・自分の状況を周囲に伝える
  ・気分転換になるものを見つける
  ・支援機関を探してアクセスしてみる」
 のが大事とのこと。
 何度か書きましたが、袖すりあうも、です。なにかありましたら隈までメール等でお伝えください。
 
 ではネットニュースちょっと。
 
「「使い方を間違えた結果です」 ジョージア大使の親戚の少女を襲った悲劇に「一度は通る道ですね」(Hint-Pot)
 なにかと思えば、親日派のジョージア大使に起こった、銭湯でのビン牛乳の蓋の取りそこない。蓋抜きで抜くタイプ。
 ああ、、あったね、そんなの、と思って。
 今月末で銭湯のビン牛乳はなくなるんだってさ。銭湯自体がないんだけどね。
 蓋抜きって知ってる? 柄はあるけどただの釘。
 小学生の頃、牛乳の蓋の取りっこして(机に並べた蓋を手のひらでたくさんまとめて引っくり返すと勝ち)、穴の開いた蓋は美しくないからめったに使ったことはないけど、駄菓子屋でコーヒー牛乳買うと、お店の人が蓋開けてくれるの、なんて知らないね、

 次、「結局は大企業会社員で「月850円」負担増 子ども・子育て支援金 それでも「実質的な負担は生じない」?」(東京新聞)
 まだまだ、うそばっか。
 いまだに具体的試算を出さない。そんなもん出すの簡単なのに。
 それやると裕福商店主と貧乏老人が発狂するからね。
 
 さて、今日は変わったところで、2通りの小説書きについて。
 (「その2」を書く日が来るとは思わなかった。その1は 2018.2.10)
 
 朝日新聞でそろそろ終わる連載小説が2件あって、「今村翔吾」の楠正行(まさつら)の話と、「沢木耕太郎」の江戸時代の講談家の話。
 両方時代劇なのだけれど、えらい違い。今村のはストーリー重視で、登場人物はただのキャラクター。沢木のはストーリーなどどうでも、一一(いちいち)の場面で登場人物がどう生きるか(考え、動くか)という作り。
 いや、この2パターンを取り間違えて模範にすると、小説家志望人はひっちゃかめっちゃかになるだろうな、と思って。
 どちらも芥川賞志向者には関係はありませんが、
 素人が真似るには今村のほうが良い。つまり、本の中に思想を盛り込もうなんて思う人々ね。早い話が、簡単だから。あるキャラクターが設定の中でどう動くかを書けばよろしい。
 でも小説で人生を映し出したい、なんて思う人、あるいは本で哲学を表現しようという人は、沢木ね。沢木とか、本物の玄人だから難しいぞ。ある行為主体と別の行為主体が、それぞれの主体をかけて内面的に、なぜ、そしてどう、行為するかを書かないといけない、というか、その行為主体(たち)を、読者自身として、描くのが趣旨だから。
 
 こんだけ。
 短い? ちょっと気持ちがいっぱいでね。
 来週早々、いよいよ眼を変えるの。
 白内障手術。
 ふつうは簡単なんだけどね、眼医者に「お前のは難しい」と言われてて。
 でも失敗しても今とさして状況は変わらないから。もうぎりぎりで読めてるだけだし。この目じゃ次回作は作れない。「手術はもう遅いくらいだ」ともいわれてるし。白内障症状なんて自覚ゼロなんだけどね。
 で、2週間、本も満足に読めないんで図書館本も借りられず、その点暇なわけ。
 暇でどうするって、ボーッとできるわけだ。そこがまあ高齢者さ。

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「痛みの沈潜と風化」の実態

2024-03-23 17:13:27 | その他
 こんにちは。東京地方どうしちゃったのか、ずーっと寒い。ちょっと前には桜の開花は東京がいつも一番早い、なんていってたのに、蕾はかちんかちん。
 なんだけど、寒くても夜風は3月の匂い。雪が解けた関東山地の匂いなのだろうか。
 なお、今日は高知で一番咲きだって。 
 花より団子、今年はなんとかスーパーで牡丹餅を探して二日目に見つけて食べました。どうせニセモノの団子と思ったらちゃんと半殺しの中身が入ってました。おはぎはスーパー特売くらいの可愛いのでいいや。

 今日はちょっとだけニュース。
 新宿アルタ、来年2月で閉店て。「東京・新宿の待ち合わせスポットが営業を終了します。」(テレビ朝日)
 40年間待ち合わせスポット、って時代が違う。私らん時は待ち合わせは断然紀伊国屋前。昔はなんかしら店頭出店が出てたから暇つぶしできるし。アルタはわたしゃ2回くらい。場所じたい狭いから分かりやすいんだけどね。知らないうちに時代が飛び越えて過ぎ去ってしまったか、という感じ。でも、アルタは「新時代」の象徴。アルタに新宿騒乱は似合わない。

 「“飛ばないバット”狂騒曲のウラ側で…青森山田の2選手が異例の「木製バット」を選んだワケは?」( Number Web)
 これが感心。ちょっと長い。
「、、、吉川が報道陣から「新基準のバットに変わり、初めて木製バットを使った選手ということについてどう思うか?」と尋ねられた時、、、。
 吉川が反射的に答える。
「珍しいとは思いますけど、自分としては今までと変わらず、勝利に繋がるバッティングをすることが一番だと思っているんで」」
 ほう、こうした言語化が以後も生きるんだよね。野球なんてどうでもいいけど、(中身に寄らずとにかく)自分のイデオロギーの下で自分を生きられた、という経験が大切。
 それは自分にとって嘘じゃないから。SNSでなんか言われて泣くような生活は、けしてやってこない。
 口の先で周囲をごまかして生きてるっていう奴は、心の底まで憐れだけどね。
 
 というわけで、本日のお題は、良心的な高校生への倫理の授業。
 いや、現実には高校生にはこんなこといわないけどね、現実をいえば、こんなブログ、引っくり返っても高校生来ないし。だから安心して本当のことを言ってしまおう。
 
 世の中には良心的な人はいらっしゃいます。「彼らも私も同じ人間」という志向を持つ方たちのことです。とくに、アフリカやその他の後進諸国についての本を眺めていると何人も出ていらっしゃって、内発的開発論とかね、そういう研究者たちが集まって作る本もある。あるいは、公務員の外交官の手記なんかも、モラハラでも安心して読める。誰らがどうとは言いませんが。
 さてところで、そうした「平等主義的な」良心が正しいかといえば、人間の世ではそうではないから不思議。
 別に不思議じゃないか。つまり、「彼らも私と一緒だ、私たちと一緒だ」、という地点からは、「実は彼らに特有の状況」を変化させるべき努力は生まれない。確かに同情に満ち満ちてはいるが、研究者は「現地の一般人を支持することに腐心」し「外交官は自分の出世コースを歩む」。
 ああ、イライラする優柔不断。
 
 なんて指摘をするほうがいやな奴だね。
 しかし、世界は、かえって、不平等主義者とそれに歯向かう手段を選ばない反逆者の2者によって、結果のみ「平等主義的に」変更される。
 良心的な人にとっては哀しいことです。
 
 が、しかし、現実は哀しくなんかない。そんな感情の余裕があるはずもない。だってその変化の過程は痛みの連続だもの。「そんな過程に耐えろ」という偉そうな発言が許される人間などいやしない。
 第三者の言にかかわらず、世界の行く末は差別する人間と、差別を許さない人間との間で闘われる。
 
 でははじめに「痛み」を感じた良心的な者はどこへ行く?
 人間はその気持ちを自分の行為過程に繰り入れない限りは、「昔そうだったな、俺は知ってるよ」という認知のまま、第三者のレールをゆくしかない。繰り入れない人間が歩む過程は、どんな人間でも歩む、その同じ過程に過ぎない。
 嘘だ? ほんとに嘘か?
 冗談じゃない。長生きした人間をバカにするな。
 隈はそう答えるしかない。
 ただ1点、違うといえば、痛みを感じた良心は、その時点で凍結され、いつでも自分の中で戻っていける、という「美しい誤解」をもちうる。
 
 と、これは、ただの事実。
 ここで話は研究主体Aに移ります。
 
 ここで仮に、自分の家族や親族が、困難な目にあったとしよう。ここでは研究主体Aは、慌てふためいて、彼らを何とかしようとする以外に取る手立てはない。
 そりゃ理屈じゃないし。自分のはらからだから。だけどそのときの研究主体Aは「研究主体」などではない。 
 対象が自分や自分の家族の時の日常行為であれば各一瞬一瞬が選択の嵐。仲間だって裏切り者ばかりじゃない、かけがえのない仲間はいるさ。
 
 問題は次だ。 
 ところが自分の次の動作をつかさどるホルモンにかかわらない観念作業はそうではない。
 つまり、ウクライナやガザと、それに直面している私たちの関係です。
 これは、どうきれいごとをいおうが、2つの道のどちらかを選択するしかない。
 仲間のような人々を助けるか。
 仲間のような人々を無視して研究に専念するか。
 きれいごとを除いて2つしかない。
 この現実について、そこに直面してない人間がコメントをしうることはない。昨今の観念世界で生きている人間が何を言おうと、「脱構築」というやつさ、世界というのは2項対立なのだよ。なぜか。自分が次にとる行為はひとつしかないから。だから「この世界」の構成者も2つに分かれるのだよ。自分が選んだ人々と選ばなかった人々と。
 きれいごとをいったところで、きれいごとを遂行できるのは他の気持ちがなかっただけのこと。
 ああ、イライラする優柔不断。

 さてそこで、現状、アフリカその他の現状を具体的に読まされては、そりゃあ「敢えて(あえて)」無視しようと努力するしかない。研究主体Aに彼らを助けることなどできやしない。もちろんこの事態を、研究主体Aが研究主体として彼らと生活をすることはできない、と言ってもいい。
 庶民の良心を無視する私をスターリニストと言えば言え。 
 社会科学で研究主体を待つものは、不平等主義者とそれに歯向かう手段を選ばない反逆者の2者によって構成される平等のみ。
 
 、、、ほんと、高校生から変わらない隈。

 そうそう、朝日新聞の投書だったと思うけれど、「私は子供の時に人は孤独と言い聞かされていたので、他人にどんなことを言われても平気だった(趣旨)」というのがあって。
 ああ、私もそうかも、と思いました。ほんと、子どものときに(中也挫折や安保挫折を社会で待ってる通例と思ってて、)挫折なんかするのが当然と思ってたからね。おかげさまで挫折が100倍になって自分の富になった人生でしたよ、カネにはならんけど。
 
 さて、最後っ屁のように書けば、
 朝日新聞の鷲田清一のコラムが選んだ今日の言葉

「命の重さはみんな同じはずなのに、この世界はフェアにはできていない。世界中が自分たちを攻撃している。」
 (ガザの病院スタッフ)

 そうだよ、忘れてほしくないのは、世界、つまり自分の自称「仲間」なる者たちも自分たちを攻撃している、ということだ。ハマス? イスラム勢力? 誰一人攻撃しない者はいない。
 これは病院スタッフに言ってるのではないよ。病院スタッフに同情した方々に言っている。
 まあ普通ならこういう同情もない書き方はしないんだけどね、いくら言っても分からない方の多さといったら。てゆうか、このところいらいら。

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諸国噺

2024-03-16 17:23:40 | 断片
 こんにちは。東京地方、また暖かくなって昨日はタンポポを一つ発見。恒例の花粉症も。
 といっても昼に外に出ない限りあったかい気はしません。着てるものも変わらないし、手だって血行不良でしびれるし。朝や夜だと冬と変わんない。
 ご来臨のお勤めの方は内勤でしょ? 昼休みとかなら春だよね。 
 
 「車庫をねぐらに「ピチュピチュ」 越冬ツバメの大家族、薩摩川内の民家に70羽住み着く」(南日本新聞)
 日本で冬越しだって。いいなあ、けど70羽はちょっとねえ。マンションの管理人さんによると、ツバメのフンは水で洗えば落ちるって。ハトのフンより始末がよいようで。
 
 ニュースです。
 「ライドシェア、4月から東京・京都など4都府県で開始…タクシー不足などの一部地域に限定」(読売新聞オンライン)
 えええ。なにそれ。東京になんかいらねえよ。電車あんじゃん。
 すっかりだまされちゃった、わたしも庶民だねえ。非常勤導入、ただのタクシー会社の人件費抑制じゃねえか。観光青森に導入しろよ。そもそもからタクシーないとこ。
 みなさまもお気をつけください。「人手不足で」というお題目は、人件費抑制のかけごえ。
 
 「北陸新幹線の金沢―敦賀間が延伸開業」(読売新聞 )
 福井県、今を除いて宣伝のチャンスないですよ。
 福井県の県庁所在地ってどこだ? とさんざん考えてしまった。思い出さないのでyahooマップまでみてしまった。福井なんて町がありました。知らない。東尋坊は行ったことあります。友人が福井のどこかの民宿に泊まったら夕食にカニが一匹ついてきた、と感激してました。くらいしか知らない。福井っていやあ化学者だよ。謙一。いやあ、香川県より地味。香川しってます。讃岐うどん。県庁所在地は讃岐市。
 いや、軽い冗談。
 
 「「日産は強盗。ジャイアンどころじゃない」 下請け取引で島根知事」(朝日新聞)
 日産が下請けへの支払い、さんざん脅して値切ってきたんだってさ。
 えらいじゃないか島根県。知ってるよ、松江市。
 いくら春闘で満額回答したって、大企業の子飼いの社員だけ儲かるんじゃなんの意味もありゃしねえ。どうしてくれるんだ、連合ばあさん。
 おっとエイジハラ。
 で、あっちもこっちも労組要求以上で回答があったって。
 なにやってんだよ、連合ばあさん。嘆かわしい。

 アカデミー賞が「君たちはどう生きるか」と「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」で受賞だって。
 そりゃあめでたい。
 ところ、家人がこういうのって、昔だったら退廃文化ではないかと。
 おう、そりゃあそうだ。昔からどの国でも政府支配権力が嫌う、自由と個人主義、と在野のエリート、の文化。
 最近は在野のエリートも平民化しているところが民主日本、って、このセンテンス、前もなんかの話題で書いたな。エリートが消えて日本はほんと良くなったよ。

 で、「ジブリパークが全面開業=「魔女の谷」5エリアそろう―愛知」(時事通信)だってさ。そりゃあめでたい。で、入場料は・・・平日大人7300円。
 ば~~か。何回もいくものか。半年ももちゃしねえぞ。

 「秋田市最後の銭湯、ビール醸造所として再生 「星の湯」の看板そのまま、設備活用」(共同通信)
 て、じゃあ秋田に風呂屋ゼロ? どうやって暮らせというんじゃ。ビールのほうが風呂より大事か?? 分からない世界。車で公衆温泉にでもいけるのか??

 というわけで、ここのところ具体的な現実の知識を増やしつつ、反国家の道を悪戦苦闘しております。どうすればウクライナを支持する人間を作らないことができるか、ということです。(ロシアやイスラエルやハマスや、なんちゅうのは論外)。最良の左翼、K派分派のように口で議論してたって無駄。主流派ごとき国家を担ぐ奴らよりは1万倍ましだけれど。
 たとえば最近のヒット知識。高根務「ガーナ」。
 ガーナの国会議員には、田舎の伝統首長は憲法でなれないのだって。政党活動もしちゃいけないのだと。伝統首長が議員になれないように、そもそも政党は、すべての地域に政党支部を持ってないといけないのだって。
 なんていきなり言われてもというわけですが、つまりアフガニスタンのように封建思想の田舎地主が国政に口を出せないというわけだ。これは最重要。
 ガーナは昔からの植民地国家=半国民国家だからできるんだろうけど、憲法規定、という手があるのだね。
 なんて知識を抽象的に繰り込むわけ、今回は未来世界社会学だから。ま、悪戦苦闘、です。
 
 最近は眼のグチが少ないでしょ。もう最後の酷使だから。
 
 さて、5時。
  
 テレビの建築エンタテイメント「ビフォーアンドアフター」を見てたら、100歳の一人暮らしの家を作り替えたのはいいが、思った通り、台所ガスをIHヒーターに勝手に変えられてしまった。
 アパートやマンションはなんか起きた時影響が大きいからしょうがないかもしれないけど、年寄りの一軒家の場合は絶対だめ。年寄りには使えないって。せっかく一人暮らしできてたのに、余計なお世話を。
 御実家のおうちのことなどはよくよくご考慮ください。

(p.s. さっきまでNHKの衛星放送、「はるかなる古代文明 マヤ」なるものを見てて。
 でてきた司会の女とどっかの教授らしき男の会話がなんとも不愉快。男がロスジェネなんだろうね、このブログの2,3回前不愉快を表明したおしゃべり志向のように、マヤの人民は物見遊山で王のピラミッドを作ってやったって。で、女もNHK脚本家のゆう通り、ほんと民主的ですねえ、なんてゆうわけだ、それぞれ語彙は違うけど。
 よいですか、その1、あなたは今日は大石100個運ぶよと言われてうれしいですか?
 その2、おなたはせっかく日々耕作して何とか食ってるのにその土地を荒らされるとしたらどうしますか?
 お考えの通り、日本の歴史は運びます。その1、いやだけど、その2、しょうがねえ、武器を持ったあの支配者どもににお願いに行かなきゃなんめえ。その代わりに石垣だって作ってやるさ。
 そんなもん、日本中世史の基本。
 どうにかしろよ、幸せ暮らしのロスジェネ。
 もちろんロスジェネが悪いんじゃない。自分だけの安楽暮らしをみんなそうだと思ったやつら、とりわけ史学の右翼教師の弟子たちが悪い。誤解なきよう。)



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雑談

2024-03-09 17:27:32 | 断片
 こんにちは。今回も東京地方、寒さ見舞い。わたしが一番寒がってるだろうけど。
 きのうは雪なんか降っちゃって、うち田舎だから朝起きたら雪景色。嫌いなんだよね、単に寒いから。
 でもすぐに太陽がでて、草の上で溶けてきらきら(ギラギラ)輝いてました。ふと高校のクラス合宿で見た菅平(根子岳)の融雪を思い出して、しんみり。
 いい思い出なのだけど、そのいい思い出の感情が思い出されなくて淋しい。おまえいくつだよ、って、そんな歳だしね。

 鳥山明氏がなくなった、とのこと。朝日新聞コラムは「Dr.スランプ」アラレちゃんが好きだったと。いつもの女の論説委員と思われる。アラレちゃん、知ってる? わたしは時代が違うので、ってそれにしては「ドラゴンボール」は単行本でずいぶん長くまで読んだけど。ピッコロがやられるくらいまで。その辺すぎるともう感性が違う。めちゃくちゃじゃん、という気が。それにしてもマンガ描くのは大変。すべてを擦り減らすね。 
 
 「「一人暮らしに必要&不要な家具・家電」ランキング」(まいどなニュース)
 ダントツの1位が「テレビ」だって。次いで、2位「掃除機」、3位「ソファ」はいいとして、4位は「炊飯器」だと。
 炊飯器いらないの。ひょえ。前、家に薬缶ないという同僚がいたけどね、鍋で沸かすから。いや、どっちもどっち。
 たくさん炊いて冷凍しときゃいいのに。レトルト米なんか買う気しないなあ。毎日外食なのかな、若いうちは野菜いらないからそれでもいいけどね。

「日鉄呉の跡地に防衛拠点整備の提案 かつては戦艦大和建造の海軍工廠」「 防衛省から「多機能な複合防衛拠点」として活用する提案」(朝日新聞デジタル)
 だってさ。やりたい放題だね。呉軍港は休憩所じゃない。日本海軍の基地なのだ、と。まあ驚きません。

 さて、本日の題材は、昭和の写真。写真美術館編「昭和の風景」という写真本。中平卓馬載ってないかな、と思って。
 そしたら中には百花繚乱の写真家たちが。おう、わたしは写真機械だけじゃなくて、写真が趣味だったんだ、と自己認識。ふつうの人は写真家なんて知らないもんね。
 で、ところで、居並ぶ写真家たちの写真が1980年を境にぴったり無内容になるから不思議。この本の人で言うと石内都、須田一政まで。おお、誰が撮っても同じじゃないんだ、写真にはやはりそれぞれの意味があったのか、と解釈。時代を写してたんだね。
 もっとも単にそれ以後はなじみのない写真家のせい、ともいえる。他方、でもときどきはアサヒカメラとか(借りて)読んでたから、やはり時代の感性が違うともいえる。

 話題というには軽かった、もう5時過ぎ。
 あいかわらずなにかとあって、って、幸いささいな話ばかりだけど、結局頭が悪くなったようで処理時間が長い。
 ささいさのレベルといえばこのレベル。 
 1か月前の足の突き指、まだ痛いよ。変な方向に力を加えると、飛び上がる。靭帯損傷だな。
 といった、わたしの出来事はこんな程度のささいなことばかり。年寄りってくだらないことをしゃべるから年寄りなんだね。
 
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昔のこと

2024-03-02 16:35:11 | 断片
 こんにちは、寒いなか、お元気? 今日のネット情報だと、SNSのおばさん文というのがあって、他人の体の心配をするそうな。まあね、それは年齢ってもんだよ。
 ともかく、昨日は暖か。今日は寒い。時候の挨拶が書けません。
 花粉だけは止まらず飛んでいるもよう。目がかゆいったら。窓越しに階下住人のくしゃみが聞こえます。
 相変わらずなにかと忙しくて、本当は行きたい近代美術館も(中平卓馬展)行けませんでした。体力の問題かね。同時に岸田劉生「麗子像」特集もしてるというのに。
 沈丁花は、予想通り近場40年前の新開地にはありました。匂いはいいし、色もきっぱりとしてきれい。 こんな田舎でも最近は庭のない家ばかりで。庭もなく何がよくて一戸建てなんかに住むんだろうね、そこそこ高いのに。
   
 で今日の朝日新聞、
 学校給食特集で、みると1952年の給食で分厚く大きなクジラ肉の竜田揚げが2つも。
 ありえない。こんなの新聞に載せたら未来の実証資料にされちゃうじゃないか。
 これはフェイク記事。
 52年なんて東京以外の給食は味噌汁のみ(ご飯は持ってくる)でもあればいいほう、という時代ですよ、富岡町の給食問題というのが地方的にありました。わたしゃ生まれてないけど。そのましな東京、実際の目黒区の昭和30年代のクジラの竜田揚げ給食は、1センチ角のサイコロクジラ肉5個。運が良ければ6個。塩の浅漬けキャベツ、臭い食パン2枚とマーガリン小包み、臭い脱脂粉乳。これでおしまい。
 それでもわたしなんか喜んで食べました。
 実証資料は、ネットで武蔵野市給食・食育振興財団ー「献立カレンダー」ー「思い出の武蔵野学校給食」ー「昭和30年代後半の給食」画像がとても近い。武蔵野市は東京都。若い人は次代にそう伝えてください。ま、ネット情報は図書資料と違って消えてしまうし。
 
 と、昔のことでは
「「第五福竜丸」被曝70年、元乗組員の言葉「原水爆の被害者はわたしを最後に…」風化させない」(読売新聞)
 これは昔、わたしが高校1年の時、民青と一緒に大井町駅頭で船の保存署名活動をしたっていう昔話。新聞部だったしね。
 ところで、そうじゃなくて、世界から、日本にさえ、無視されている核実験地元のマーシャル諸島の人の話がのっていました。そうだよ、なんども上塗りされた被害者の歴史。
「アメリカは一九四六年からマーシャルで核実験を実施。一九五四年三月一日の実験は過去最大で、死の灰がロンゲラップ・ビキニ・ウトリック・エニアエトッ クの四環礁に降り積もり、島民は吐き気・脱毛・火傷などの急性放射線障害に苦しみました。実験後、アメリカは島民をクワジェリン環礁に退去させましたが、 事前に実験は知らされていませんでした。」(全日本民医連理事)ホームページより。
 「第五福竜丸」はそれとして、こちらも記憶にとめてくださいませ。
 
 昔のことの3
「「あの場所で生き延びた者として」町長が決断…南三陸町の旧防災対策庁舎、震災遺構に」(読売新聞オンライン)
 壊さないって。よかった。
 公けというのは本来そういうもんだよ。大槌町の旧役場庁舎はまったいらにされたまんま虚しく雑草が生えてらあ。いわしてもらえば、ド田舎さ。私は冷たい。
 
 昔のことの4
 1週間ばかしシャワーばかり使ってて、さて今日は風呂に入ろうとしたら、風呂の入り方(洗う順とか)忘れてしまってた。まあ高齢者ってことにしよう。
 ただ、考えないと体が勝手に動く。長生きしてると体が覚えてんだねえ、、自分で感心。
 
 何日か前、ニュースを見てたら中国戦で伊藤美誠が高揚して試合に参加してました。「伊藤監督」って流行ったやつです。
 おう、元気でよかったじゃん、と思いました。プレイは落ち着いてないとまずいんだろうけど(知らない。一般論)、とりあえず元気で一安心。
 と思ったら、その前SNSで応援の仕方でぶうぶう言われてたから? としたらなんとも不器用な対応。
 生きるのが下手なんだね。下手でいいんだけどね。
 しかし、ほんとにSNSなんて20代の女が見たり書いたりするもんじゃない。
 このブログもSNS? うそだろ。わたしツイッターなんて見る気にもならないもの。全然違う種類。
 というのは前段。でさ、卓球選手って、もう人間の域を超えてるね。体が反応すんだよね、知らないけど。剣道なんかそうだよ、年寄りは相手が構えたら次どう動くか、自分の体が知ってるんだね。という域に20やそこらで達してしまうのがすごい。
 
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