カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

散歩しながらニュースに愚痴

2014-09-11 | 散歩

 一仕事終えたんで気分転換に昼休み散歩する。最初はなんとなく曇りだったので快調だったけれど、日が差すとさすがにたまらなく暑い。失敗したなと思うが、戻るのも癪だ。ゆっくり目に歩み、ハンカチで汗を拭き拭き暑さをごまかしながら歩いた。
 朝のニュースで錦織選手というのは少しは理解できるが、まあ、やりすぎだろうな。新聞もこればっかり。一面トップに、もちろんスポーツ面、さらに社会面まで、もうお腹いっぱい。もちろんあんまり読まないが、ユニクロ会長が自分のポケットマネーから5000万円(会社からと計一億らしいが)こづかいを出すんだそうだ。スポンサーとはいえ、他に寄付した方がいいと思うけどな。
 さらにNHKで思うのはアップルの新製品の紹介を堂々とやっていること。内容には興味ないので飛ばしたけど、これが日本のメーカーだったら絶対こんな宣伝はやらないだろう。不公平というより、どういう基準なんだろう。まあ、海外話題だからいいという基準があるのかもしれないが、日本企業だってほとんど海外で売っているわけで、さらにアップルは日本市場の成功も大きいわけで、バランス感覚はどうにもおかしいと思うんだが。しかしながらNHKというのは、企業からスポンサーを受けているわけでないは無いのだから、ヨイショ・ニュースでなければ、経済ニュースとして辛口のものをやれるんではなかろうか。ブラック企業のような勝手な思い込みで足の引っ張り合いはやっているけど(放送業界は下請けのブラック化にはあえて眼を伏せている)、製品の批評なんかはじゃんじゃんやってもいいんじゃなかろうか。民放には足かせがあるから無理だし、面白くなるだろうけどね。
 今度はネットでニュースを見ると、しあわせの国ブータンの電気自動車の話題など。これも日産ゴーンさんの戦略だし、事実上の宣伝だ。ブータンの国民がしあわせであるのはかまわないが、この「幸せの国」というのは限りなく怪しいけどね。調査の仕方が恣意的だし、経済的に豊かでなくてしあわせであるというのは単なるからくりだろう。貧困の残酷さというのは、まさに人間の歴史そのものだし、国による格差で国民生活に差がある現実の前に、本当にブータンが考えるべきことはたくさんあるだろう。よその国のことだからあえて目をつぶってうわべだけの幸せさを謳うのは、単なる怠慢という気もしないではない。
 さてさて散歩から帰ってくると、さすがに汗びっしょりでどうにもならん。エアコンに当たっても気持ち悪さは絶頂である。服を脱いで椅子で干して、パンツ一丁で事務仕事する。一応部屋には鍵をかけて、客が来ないことを祈りながら…。いったいなにをやってるんだろうという疑問は無いではないが、散歩するというのはこれくらいのリスクを背負うということなのであった。
コメント
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