~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

20年前の青梅

2016年01月23日 | 写真・カメラ
先日C城さんと青梅を歩いた時に青梅市立美術館の前を通りました。開催中の「版画の底力Ⅲ リトグラフとシルクスクリーン+新収蔵品展」が気になったけど、C城さんは興味なさそうだったので、入ろうって言えずに昨日行ってみました。
私は版画が好きみたいです。


途中、久し振りにカフェ「コンブリオ」にてカレーランチ。


ギター曲がかかっていました。私はギターの音色が特別好きです。
ああリラックス~気持ちがいい~♪




お庭には雪が残り、クリスマスローズが咲いていました。

美術展を見た後はゆっくりと時間をかけて青梅散策。











以前青梅にはまっていたことがあります。その頃お気に入りだった景色を探したけれど、もうありませんでした。
あれはまだ再婚する前でしたから、数えてみたら20年位前の事です。
私は40代。フィルムカメラの時代で、リバーサルフィルム(ポジフィルム)を買うのも現像するのも高くて、1か月にフィルム(36枚撮り)2・3本使うのがやっとでした。休みもなかなか取れなかった。
20年経って私も変わったのだから、街が変わって当然ですね。
帰宅して、天袋をガサゴソとパネル貼りした昔の写真を探しました。


写っているのは母です。
降ったら青梅へ行こうと思って雪用タイヤを履いて雪を待っていました。ちょうど長野から母が来ていて、母を乗せて青梅へ。この道を何度も行ったり来たり歩いてもらって沢山シャッターを切りました。
この時母は60代後半かな。


今はもう、こんな大きな看板はないんじゃないのかな。
青梅の町の映画の看板は、板観さんという方が描いていらっしゃいます。ほら、隅っこにサイン。
板観さんも年をとられたということなのかなぁ。


ここもお気に入りだった場所。何回通ったやら。お店の方に、もうちょっと手前に出てくださいなんて、いろいろ注文つけて撮らせていただいたのでした。
この工場、今回は見つける事ができませんでした。

あぁ、あの頃が一番乗ってた時代だったのかと心に沁みました。
青梅大好き!と思っていたけれど、もう私の好きな青梅は幻想なのかも。
時の流れを感じます。
40代で撮った写真は勢いがある!
今、老年なんだなと痛感します。
やっと得た自由な時間をどう使おうかと改めて考え込んでしまいます。

年を経て良かったこと。
それはカメラが進歩したこと。
昔、いつもカメラを持っていていつでもどこでもササッと撮るというスタイルを目指していました。でもなかなかできなかった。カメラ重いし。
今はiPhoneでもコンパクトカメラでも手軽にきれいな写真が撮れるようになって、撮った写真をすぐに確認できて、自分でプリントも、ネットで発信も出来るって素晴らしい!